クリスマスクッキーに込められた思い

クリスマスツリーを飾りつけしたり、リースを作ったり、家の中も少しずつクリスマスモードに変えていくのも楽しみの一つです。
いくつになってもわくわくするこの季節。浮き足立ってる私の行動をわかめも感じとっている気がします。
イングリッシュコッカースパニエルのわかめは7歳

とにかく食べ物に目がなく盗み食いは日常茶飯事。
でもそんなやんちゃっぷりが可愛くて仕方がないのです。
机の上のパンを咥えて走り去ったり、私が食べているりんごを横から奪い取っても「こら〜!」と怒りながらもつい、顔は緩んでしまう。
そんなわかめに今年のクリスマスは手作りクッキーを作りました。
大好きなお芋のクッキー。
お砂糖を入れずに蒸して潰したサツマイモに牛乳を少し入れて伸ばし全粒粉を混ぜて捏ねているとクンクン鼻を動かしながら気がつけば足下に・・・。
自分のクッキーを作っているというのが解っているのか期待満々の顔で見上げて、私が作業している間じっと足下で待っているわかめ。
「焼けるまで待っててね〜」
「これは全部わかめのだよ」
「でもリンディにもお供えしようね」
リンディは三年前に虹の橋を渡ってしまった先代犬のゴールデンレトリバー

この時期は、クリスマスツリーの前でサンタクロースの衣装を着て二匹で毎年写真を撮っていました。これは犬を飼っている家では必ず恒例行事になっているのでしょうね。
多分衣装を着せられるのは好きではありませんでした。
でも、これが終わらないとおやつがもらえないと解っているらしく我慢してポーズをとってくれるけど顔は強張ったままヨダレが滝のように流れていたのが可笑しかった・・・。
そんなことを思い出しながら

オーブンからクッキーを取り出し、クッキーでツリーを作りサンタの衣装をわかめに着せてまずは記念撮影!
食い意地が張ってるわかめはじっと待ってはくれないので写真撮影は一瞬で終了!!
リンディも焼きあがったクッキーの匂いにつられて美味しそうに食べてるわかめの隣にいるような気がします。
来年もクッキー焼いて待ってるね・・・

Author 磯 いずみ
夫の転勤でアメリカ滞在中に学んだクラフトの教室を20年間運営している。首都圏と軽井沢を主なフィールドとし、美しいもの、美味しいものに対する感性を大切にした生活を心がけている。アウトドア好きの夫とわかめ(イングリッシュコッカースパニエル)と埼玉で暮らす。
ブログ: http://bit.ly/isowakame
インスタグラム: @lindyiso
著作:http://amzn.to/2bnjc77