犬って何歳?人間に換算したときの年齢の数え方

ALPHAICONではドッグウウェアはもちろんのこと、愛犬にぜひ使っていただきたいドッググッズも厳選してご紹介していますのでぜひご活用してください。
1、犬の歳の取り方
2、犬の年齢早見表
3、体の大きさで変わる犬の平均寿命
4、犬の年齢とライフステージ
犬の歳の取り方

犬達の一年は、小型犬で人間の約4年、大型犬は人間の約7年といわれています。
体の大きさによって、歳をとるスピードも異なるといわれ、大体3歳くらいから少しずつ差が出てきます。
☆歳の取り方の特徴☆
【小型犬・中型犬】
幼い頃に歳を取るスピードが早く、成犬になった後は成長のスピードが穏やかになると言われています。
【大型犬】
小型犬と比べて幼い頃の歳を取るスピードが遅く、成長するにつれて歳を取るスピードが早くなると言われています。
犬の年齢早見表
※諸説あります。あくまでもご参考までに・・・!!
体の大きさで変わる犬の平均寿命

一般的に、小型犬の方が平均寿命が長いと言われています。
☆小型犬の平均寿命☆
トイ・プードルやチワワなど、「小型犬」と呼ばれる子達は12〜15歳と言われています。
☆中型犬の平均寿命☆
ビーグルやシェットランドシープドッグなど「中型犬」と呼ばれる子達は11〜15歳
☆大型犬の平均寿命☆
ゴールデンレトリバーやバーニーズマウンテンドッグなどの「大型犬」と呼ばれる子達は10〜13歳
一般的には上記のように言われていますが、犬種によっても違うようですし、実際にアメリカでギネスに認定された子は、大型犬のラブラドールレトリバーで29歳の記録を持っています。
☆大きさや年齢によって生活環境を見直してみる
生活環境は、愛犬の寿命にも関係してきます。愛犬にあった運動量や食事、環境は最も大切です。もちろん、愛犬のことを第一に考えている飼い主さんがほとんどだと思います。飼い主さんも愛犬もお互い無理なく、年齢によっても工夫しながら暮らしていけると良いですね。
☆老化のサイン
特にシニア期に入ってくると、外見や行動に変化が見られるようになります。若いときには見られなかった白い毛(白髪)が出てきたり、毛艶が少し無くなってしまったり、皮膚が弱くなってきたり。
寒さや暑さにも対応が難しくなっていくこともありますので注意深く見ておくことが大切になっていきます。
運動量も減り、だんだん筋肉も衰えてしまいますが、運動不足は人間同様良くないので、無理のない程度に運動もし、食事もいつもと違うものをトッピングしてみるなど色々工夫してあげましょう。
犬の年齢とライフステージ

犬が子供の時期はかなり短く、あっという間に大人になってしまいます。
子犬を迎えて落ち着いたら、早めにしつけを始めましょう。
子犬の時期は、わんちゃんにとって大事な「社会化期」でもあります。この頃の経験が最も大事で、色々慣れさせるチャンスでもあります。
無理のない程度に、たくさんの人や犬、音や場所などに慣れさせましょう。そういった意味では、パピー教室や幼稚園に通うと、様々な経験ができるのと、飼い主さんの勉強にもなるので良いかと思います。
ただし、子犬の頃に嫌な思いをしてしまうと一生引きずる事もあるのが子犬期の難しいところ。しつけは一生懸命やりすぎないように、楽しく行いましょう!
参考:【お役立ち情報】しつけは犬を守るため!子犬のしつけ時期と覚えさせたい基本の3つ

人間でいう大人。
この頃になると女の子はだんだん妊娠や出産が可能な体に成長します。
必要であれば避妊や去勢手術を行いましょう。
※手術の適正年齢は獣医さんに相談してみましょう。
1年を過ぎると少しずつ体格も性格も大人になっていきます。子犬の頃に経験したことが段々と慣れていき、旅行やおでかけに行きやすくなります。子犬の頃とはまた違った経験をさせてあげるのも良いですね。
お散歩のコースを伸ばしたり、たまには遠出したり・・・。
また、その子にもよりますが、だいたい2歳〜3歳位でちょっとした反抗期が訪れるかもしれません。お散歩やドッグランでも、わんちゃんによって合う、合わないがはっきり出てきたりすることもあるので、少し注意が必要です。

一般的には、小型犬・中型犬で10才前後、大型犬は7〜8歳頃から「シニア期」に入ります。
「若い頃にはこれくらいじゃ疲れなかったのに」「何でも食べていたのに、好き嫌いが出てきた」など、シニアになると今まで見られなかった事が起こる事もあります。
個体差や生活習慣によっても差が出ますし、それが病気の兆候だったりする事もあるので、「普段と様子が違うな」と思ったら、早めに獣医さんへ行きましょう。
また、シニアだからとあまり過保護にしてしまうのは良くないですが、年齢に合わせて食事内容や運動内容を無理せず変えてあげられると良いですね。
人も同じ様に、愛犬たちも若い頃の積み重ねも大事になってきます。若い頃から運動不足だと、シニアになったらもっと影響が出てきますし、若い頃から主食よりおやつをたくさんあげてしまっていると、シニアになればもっとおやつしか食べない子になる可能性も高いです。
決して無理をするのは良くないですが、健康なシニア期を迎えるために、若い時の習慣も大事になってきます。今現在まだシニア期に入っていなくても、若い時から少しずつ気を配っていきましょう。
食事だけではなく、体にもだんだん変化が見られるようになります。ゆっくり歩くようになったり、お散歩の距離が短くなったり・・・。
家の中でも段差につまずいてしまったり、色々なものにぶつかったりしてしまうこともあるので、広めの柔らかいサークルを設置したり、段差を無くしたり、ぶつかりそうな物は片付けたり、床を絨毯にして滑らなくしたり、できる限り愛犬に合わせて生活環境を変えて行けると良いかと思います。
シニア期に入ると・・・こんな様子が見られます。
- お散歩に行きたがらない
- 寝ている時間が増える
- 目が白く濁ってくる
- 白髪が増える
- 食欲が落ちる
先程書いたように個体差や生活習慣によっても違うので、「◯歳でこうなる」というのは一概には言えませんが、年を重ねるにつれ、だんだんと「シニア」の症状が出てきます。
最近は「目指せ20歳!」と言われるくらい、犬たちも長寿になってきています。せっかく縁あって一緒に暮らしている愛犬。少しでも長く一緒にいたいですよね。
シニアになってくると、若い時よりも日々の変化が重要になってきます。寒暖差にもだんだん対応できなくなってくるので、特に「普段の様子」が重要になります。少しでも「いつもと表情が違う、調子が悪そう」と思ったら早めに獣医さんに見せましょう。
「うちの子、年とってきたな・・・」と思うのはちょっと寂しくなりますし、一緒にお出かけの機会も少なくなってくるかもしれませんが、シニア期に入ったら、愛犬も飼い主さんもお互い無理せず楽しい「シニアライフ」を送りたいですね。
Written by misato ezura