2019-01-07 10:00:00 +0900
【お役立ち情報】愛犬も雪眼炎にご注意!! みなさん、〝雪眼炎〟という病気はご存知ですか??今回は雪遊びの季節だからこそ気を付けたい、雪眼炎について、ALPHAICON STORE&CLINIC PETDOC院長、杉浦獣医師にお話を聞いてきました。

雪眼炎とは??

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何となく漢字から原因や症状が想像できるかと思いますが、一般的に聞き慣れている表現は「雪目」だと思います。しかし、実際にはどのような症状か理解している人は少ないと思います。今回はこれから迎える冬本番に備えてワンちゃんを飼われている愛犬家の方々に是非知っておいて欲しい冬特有の眼病“雪眼炎”についてお話します。

雪眼炎とは長時間、スキー場など裸眼で雪原に晒されていると眼に何らかの違和感・異常を感じる眼の病気のことをいいます。短時間ではほとんど影響はないのですが、ある程度の時間、雪の中にいると徐々に眼に異常を感じてきます。

原因は紫外線。

白い雪は太陽からの紫外線を非常に強く反射する特性を有してします。特に雪による反射は直接太陽を見るほど強い影響を保ち、太陽光が雪で反射し強い紫外線が目に晒されて眼球の表面に炎症を起こします。

雪による紫外線反射率は最大95%にも達します。これは、コンクリートの16倍で夏場の散歩による紫外線よりも危険度が高いといっても過言ではありません。

強い紫外線が眼球表面に当たるとどのような影響が起こるのか?簡単にいえば眼に火傷が生じた状態と捉えて下さい。そのため、痛みは当然ですが角膜の傷、充血など様々な症状を呈します。

なるほど・・・、確かに私たちもお天気が良い日に雪の上にずっといると、目がおかしくなることがありますね。愛犬達は私たちよりも雪面が近いから確かに紫外線のダメージは大きいはずです。
 

犬達の雪眼炎の症状とは?

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では、犬の場合はどのような症状が起こり得るのでしょうか。「角膜炎」も当然起こり得る症状ですが一番心配なのは「白内障」です。

白内障には6歳以前に発症する若年性白内障と6歳以降に発症する老年性白内障と大きく2つに分類できますが、紫外線による影響は特に老年性白内障を誘発すると言われています。加齢とともに紫外線が水晶体を白くしてしまうのです。

その他にもアレルギー性の眼病や眼瞼炎などもおこる可能性があり、紫外線が眼にもたらす病気には未だ十分に知られていないものもたくさんあります。
 
何より一番知っておかなくてはならない事実として、犬は雪上の散歩では雪面に接する距離が非常に近いため、紫外線に晒される危険は人よりも高く眼病を発症しやすいということです。

紫外線が有害なのはわかっていましたが、「白内障」を誘発するなんて・・・知りませんでした。
私たちは、太陽光が眩しいと思った時にはサングラスをかけたり、スキーやスノボーをする時にはゴーグルをかけたりしていましたが、そういえば、愛犬達は裸眼でした。
 

紫外線対策に有効なのは?

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紫外線対策として有効なのが、人と同じように犬にサングラスを装着させることです。

最初は慣れないかもしれませんが、最近では犬の顔にフィットするサングラスも販売しています。当クリニックではレーザー治療を積極的に取り入れていますが、その際は目を保護するために犬にレーザー用のサングラスをかけさせています。最初は戸惑うワンちゃんも多いのですが殆どのワンちゃんは装着することに慣れて、大人しく施術を受けるようになります。

ポイントはそれぞれの犬の顔にフィットしたサングラス若しくはゴーグルを選び、常日頃から装着するように習慣づけることが肝要です。

今回、発売されたドッグゴーグル、〝Rex Specs〟は、まさに雪眼炎対策にぴったりですね。
普段から少しずつ装着に慣れていれば、雪遊びやレーザー治療時にも抵抗なく付けられるので、先生の仰る通り、お家でまずは慣らしてあげましょう。

愛犬がゴーグルを付けた姿・・・!とってもかわいくて、思わず写真を撮ってしまう事間違いなし!!

雪遊びや、地面からの照り返しが強い春先のお散歩での紫外線対策に一つは持っておきたいグッズです。

written by misato ezura
 

 

 

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