2014-11-02 20:00:00 +0900
初めて行ってみた! ALPHAICONレトリーブCup 2014年11月2日、すいらんグリーンパーク(千葉県茂原市)で開催された、ALPHAICONレトリーブCUPに、うちのメルと一緒に潜入取材してみました!メルは初めてのドッグスポーツ観戦。おふざけメルが、たくさんの犬たちが集まる場でちゃんとおとなしく観戦できるのか!? すでにこの段階からビギナー感満載でドキドキです。

パピヨン、チワワ、トイプーなどなど。 意外と小型愛玩犬の参加も多くてびっくり

 まず最初に驚いたのは、実にバラエティー豊富な犬種が集まっているということ。パピヨン、チワワ、トイ・プードル、トイマンなど小型犬もたくさん参加しています。ミックスの子もたくさん来ています。本格的なドッグスポーツ・イベントというと、ボーダー・コリーやオーストラリアン・シェパードなどのそうそうたる顔ぶれが並んでいて、本気で勝負モードなので、ちょっとビギナーとしては場違いな感じがして気が引けちゃうのですが、ALPHAICONレトリーブCUPは和気あいあいとした雰囲気に包まれていて安心しました。イメージとしては、ニンゲンのコドモの保育園や幼稚園の「運動会」みたい。どの子が頑張っても微笑ましい、よその子でも無事にゴールできたら拍手をしちゃう、そんな雰囲気です。勝ち負けよりも、愛犬や犬友達と過ごす時間を楽しむイベントであり、誰でも気軽に参加できるアットホームな大会なんだなぁということをまず感じました。

犬種やサイズに関係なく楽しめるルール

photo_pin01さあ、いよいよ競技が始まりました。本日の参加は、個人の部66頭、団体の部8チーム。テニスコートより広い原っぱに7メートルおきにテープが貼ってあります。そこで飼い主がボールでもおもちゃでもいいので投げて、モッテコイします。飼い主がスタートラインを踏んで投げたらノーカウントになります。また犬が、スタートライン内まで自分でモッテコイしてこないとダメ。スタートラインより手前でぽろりとしちゃって飼い主が触るとこれまたノーカウントになります。気をつけないといけないルールはこれくらいです。

 でも本当はすごく上手なはずなのにちょっとタイミングがずれたのをきっかけにボロボロと乱れちゃうユニットがいるかと思うと、ミラクルでポイントを重ねていくダークホース的なユニットがいたりします。ルールがシンプルなせいか、誰に勝利の女神が微笑むかわからないという、大番狂わせがあるのも楽しいです。

 走るのが速くて、小回りが効く敏捷な犬は、のんびり屋さんよりはたしかに優位とはいえるけど、実は、犬の身体能力以上に重要なファクターは、飼い主さんの投げるコントロールと距離。そしてタイミング。愛犬との「あ・うんの呼吸」が大事なんだと、見ているうちに気がつきました。飼い主と愛犬の1ユニットの日頃の絆といいますか。飼い主が呼べばちゃんと戻ってくるか、気が散ることがあっても集中力を切らさず飼い主さんの声に反応できるか、とか、そういう普段の生活の中の基本的な信頼関係がこのゲームで確認できる気がします。実はこの大会、ほかの犬との競争の場ではなく、楽しみながら自分と愛犬の絆を確認する場なのかもしれません。

愛犬と飼い主が楽しければそれでヨシ!

...

上手にポイントがとれても、とれなくても、笑顔と誉め言葉でゴールを迎える姿がとても微笑ましいです。いいですね、こういう運動会。ただ、ちょっともったいないなぁと思ったことがありました。ゲーム直前まで犬を抱っこしてて、さあ、いよいよ本番というとき初めて地面におろされた犬は、おどおどしてしまって、モッテコイどころではなくなってしまっていました。犬としては草のニオイも嗅ぎたいし、ほかの犬の様子も知りたいし、周囲の環境を確認してからでないとゲームをする余裕は生まれません。事前にしっかり環境に慣れさせてからゲームに臨んだ方が、きっともっといいパフォーマンスを発揮してくれたことでしょう。犬の行動や自然の欲求を理解して、ゲームやトレーニングを行うともっといい結果につながると思います。

社会化トレーニングにも。

...

 また、こういう不特定多数の犬やヒトが集まる、新しい環境は、よい社会化の場ともなりますから、社会化トレーニングのためにも、いろいろなニオイを嗅がせ、いろんなものに触れ、ほかの人に撫でてもらったり挨拶するなどを積極的に経験させるといいですね。ただし、無理にほかの犬に近づけてあらそいが起きるとお互い困りますから、相手の飼い主さんの許可をとってから犬同士を近づけるようにすることが大切です。

 でもそういえば今回ALPHAICONレトリーブCUPに参加していた犬たちは、ワンワン吠え続けたり、攻撃的な行動をとる犬は見られなかったです。こういう場所で日頃からのびのびと遊んで運動欲求が発散できていて、ほかの犬と会う機会も多く、いつも飼い主さんがかかわって積極的にレトリーブのトレーニング遊びをしているから心が満ち足りている犬が多いのかもしれません。うちも見習いたいです。

 見学するだけでも楽しかったALPHAICONレトリーブCUP。これならメルでもできるかな!? そのためにはまずはおうちでレトリーブ(モッテコイ)の練習(メルには「ダシテ」も教えなくちゃ)と、こんな風にたくさんの犬がいる場所でも飼い主に集中できる力を養う必要がありますね。でも日々の練習の成果を一か八か披露してみることを目標に頑張ってみるのはいいと思います。あ、それよりもまず先に飼い主の投げる力とコントロールを鍛える練習が必要だった! 犬よりもそっちの方が頑張らないといけないかもしれません(笑)。犬との楽しい遊びは、飼い主の心と腕力の健康にも役立ちそうです。

written by kae shiraishi

 

ALPHAICONをフォローする