2023-07-20 12:22:00 +0900
愛犬と車でお出かけ!知っておくべき運転する時の危険性と安全管理の方法 家族の一員である愛犬と一緒にドライブを楽しみたいと考える飼い主さんも多いでしょう。
しかし、人と犬とでは車に乗ることへの感じ方が異なるので注意しなければいけません。
強引に車に乗せるのは、犬にとって非常に大きなストレスになります。
体調への悪影響も懸念されることから、慎重な対応が求められるでしょう。
ここでは愛犬と安全なドライブをするために、飼い主さんが知っておくべき危険性や安全管理についてお伝えします。



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☆目次☆
1、犬が車を嫌がる理由
2、犬を車に乗せて運転する時の危険性
3、犬を車に乗せる時の安全管理
4、安全なドライブは飼い主さんの心がけ次第!

犬が車を嫌がる理由

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愛犬とドライブを楽しみたくても、車に乗るのを嫌がってしまうと悩む飼い主さんは珍しくありません。エンジンを動かしていない車でも近づくことすら拒む犬もいますが、もしかしたらお散歩中に怖い思いをした、または車に嫌な思い出があるという場合、車を拒む原因となっているかもしれません。

また、車内は金属やプラスチックなどの人工物に覆われているため、これらの特有の臭気も犬が嫌がる原因と言えるでしょう。犬の嗅覚は非常に敏感なので、人が気づかないわずかなにおいも犬にとっては強烈な刺激臭になってしまうのです。

車用の芳香剤や車内で喫煙した際に籠るタバコの臭気も犬にとっては非常に不快なものになります。犬が車を嫌がる場合、まずは車内の状態やにおいを確認してみましょう。


小さい頃は車に乗せても平気だったのに、成長すると嫌がるようになったというケースもあります。成長と共に嗅覚が発達して車内の臭気を不快に感じるようになったのが主な原因ですが、中には怖い思いをしたりケガをしたりしたことで恐怖心を抱くようになったケースもあります。

車に轢かれそうになったり、車内でケガをしたりした犬は「車は危ない物」と認識してしまい、自分からは近づこうとはしません。無理に乗せようとすると飼い主さんへの嫌悪感を抱く恐れがあるので注意しましょう。


また、車酔いをする犬も多いと言われています。子犬の頃車酔いをする子でも成長するにつれて慣れる子もいますし、なかなか慣れない子もいます。車酔いがある内は、なかなか車に乗りたがらない原因となっている場合も考えられます。

犬を車に乗せて運転する時の危険性

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愛犬とのドライブは楽しいひと時ですが、一方で交通事故のリスクが増大する事実も否定できません。車内の愛犬の動きが気になり、安全確認が疎かになってしまうのが事故の原因です。

普段はおとなしい犬でも、車内では興奮して動き回るのは珍しいことではありません。急ブレーキやクラクションに反応して運転中の飼い主さんに噛みついたり、外へ出ようとしたりして窓に体をぶつけてケガをすることもあります。

飼い主さんと愛犬の双方が心身に傷を負わないためにも、運転中の安全確保には細心の注意を払うことが大切です。


愛犬を同乗させて起こる交通事故は、多くの場合、車内で自由に動き回っていたことが原因です。運転中の飼い主さんに飛びかかったり、外へ出ようとしたりして暴れるなどの行為が運転を阻害し、事故を引き起こします。

リードで繋いだりせず自由に動ける状態で乗せるのは非常に危険なので避けましょう。同様の理由で、助手席や運転者の膝に乗せるのも危険な行為と言えます。


また、走行中の車の窓から犬が顔を出すことがありますが、これも非常に危険な行為です。車内を換気したいという時もあると思いますが、愛犬を同乗させている時は避けるべきでしょう。走行中の車内から見える景色は、犬にとって非常に刺激的であり、興奮して外へ飛び出す恐れがあるためです。

さらに、顔を出す行為は道路交通法に抵触するため、飼い主さんが罰せられてしまいます。愛犬とのドライブを安全に楽しむなら窓は開けないことを徹底すべきでしょう。

または、換気をしたい場合は犬の顔が出てしまわない程度に少しだけ窓を開けるようにしましょう。

その場合は、愛犬が音に敏感でない子に限ります。窓を開けることにより、クラクションや救急車の音などがダイレクトに聞こえてしまうため、かえってストレスになってしまいます。愛犬が音に敏感な場合、窓は閉めておきましょう。

犬を車に乗せる時の安全管理

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☆犬の動きを制限する
愛犬と一緒に安全なドライブを楽しむには愛犬の動きをある程度制限させるのが効果的です。せっかくのお出かけで自由に動けないのは可哀想に思えますが、重大な事故を未然に防ぐための対処と割り切る必要があります。もっとも効果的な方法は犬用のクレートなどのケースに入れることです。

こまめに車を停め、愛犬をケースから出してリラックスさせるのがストレスを溜めないコツです。ペット用のチャイルドシートとも言える、ドライブボックスを使う方法もあります。ドライブボックスは助手席にも設置できるので、運転中もペットの状態を確認したい人に最適でしょう。

ただし、ドライブボックス使用時は愛犬を付属のリードに繋ぎ、運転席に来てしまわないように注意しましょう。

☆ドアや窓のロックを徹底する
走行中に犬がドアや窓を開けてしまう事例は珍しくありません。近年の車両は押しボタンでドアや窓が開く構造になっている物が多く、犬がボタンを触っているうちに偶然、開いてしまうことがあります。不幸な事故を防ぐには誤作動が起きないよう、ドアや窓のチャイルドロックをかけるのが効果的です。

☆車酔いへの配慮も大切
犬も人と同様、車酔いに見舞われることがあります。車酔いは車の振動によって三半規管に過剰な刺激が伝わるのが原因ですが、犬は三半規管が人より敏感なので酔いやすいと言えるでしょう。

症状は人と同じで初期は頻繁にあくびが出たり、動きが鈍くなったりします。その後、口呼吸が荒くなり、よだれが出るようになると嘔吐に至る一歩手前です。犬種によっては生まれつき食道が細いことから、嘔吐した物が喉に詰まって窒息する恐れがあります。

車酔いは未然に防ぐことが何よりも大切なので、こまめに休憩を取ることを忘れてはいけません。


また、直前に食べ物を食べない、酔い止めの薬を獣医師に処方してもらうなどの対策をしておくことも大切です。

安全なドライブは飼い主さんの心がけ次第!

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愛犬を乗せていたことで起こる交通事故などのトラブルは、直接的な原因こそ犬の行動にありますが、そのような状況に至らせた飼い主さんの不手際は無視できません。

トラブルのほぼすべては飼い主さんが安全管理を徹底していれば防ぐことができたとされています。車内での愛犬の安全確保は飼い主さんに責任があるので、手間や出費を惜しんではいけません。

正しい知識を持ち、愛犬の安全を第一に考えながら楽しいドライブができるように心がけましょう。



 

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