犬も低気圧で体調不良になる?気圧が低い時の犬への影響と対策を解説!

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☆目次☆
1、低気圧で引き起こされる犬への影響
2、低気圧の影響を受けやすい犬とは?
3、低気圧で体調不良になる犬のためにできること
4、低気圧の時は犬も注意が必要!
低気圧で引き起こされる犬への影響

犬が低気圧の影響を受けると、人間と同じように「どこかだるい」「どうしてかわからないけれど不安」という感情を持つことがあります。
そのため、いつも以上に飼い主さんに甘えてきたり、普段は元気な犬がずっと静かだったりといった症状がでます。それ以外にも落ち着きがない、イライラしている、食欲がないなど、犬によって起こる症状は様々です。
犬の様子がいつもと違うと感じたら、まずは安心させてあげるようにしましょう。
ただ、これらの症状は病気のサインと見分けるのが難しく、場合によっては重大な病気が隠れている可能性もあります。
低気圧が原因と思われる症状が出た場合は、天気が変わるまで様子を見て、状況が変わらないようなら、なるべく早く動物病院で診てもらってください。
また、低気圧の日はお散歩を拒否する犬も多いです。日課だからサボってはいけないと思うかもしれませんが、体調が悪い時に無理にお散歩に行く必要はありません。体調が悪化してしまう場合もあるので、無理をせずお家で様子を見るようにしましょう。
低気圧の影響を受けやすい犬とは?

低気圧で体調不良になりやすい犬には特徴があります。特徴を理解していれば、愛犬の体調不良が低気圧によるものなのか、病気によるものなのかを予想しやすいでしょう。
☆もともと神経質な性格の犬
もともと臆病で神経質な性格の犬は環境の変化にとても敏感です。そのため、低気圧でも環境の変化を感じ取って不安げな表情を見せたり、いつもと違った行動を取ったりする傾向があります。
普段からドライヤーや雷など大きな音に敏感な犬は低気圧の影響も受けやすいので、いつもより注意して様子を観察してあげましょう。
☆病気がある犬
人間と同じように、犬も持病があると低気圧がきっかけで症状が出ることがあります。例えば、てんかんや水頭症、脊髄空洞症、腎臓疾患、関節炎がある犬は要注意です。
てんかんは脳の構造そのものには異常がないものの、突然脳の電気信号が乱れて足がびくつく特発性てんかんが犬に多い傾向があり、低気圧でてんかんの症状が出るのは全体の1割程度と言われています。
てんかんの症状が出るきっかけは、気圧が下がりかけているとき、下がり切っているとき、上がり始めたときなど犬によって異なるのが難点です。
また、症状も犬によって異なり、体がびくつくのはわかりやすいですが、体を突然かいたり噛んだりするなどわかりにくいケースもあります。
水頭症は小型犬に多く、脳脊髄液が異常に溜まることで脳が圧迫される病気です。水頭症は、気圧が急激に下がることで脳への圧迫が強くなることから、低気圧で不調をきたしやすい傾向にあります。
水頭症の症状のひとつに痙攣があるので、てんかんと間違えやすいこともあり、特に小型犬でてんかんのような症状が出た場合は、水頭症も視野に入れてなるべく早く病院に行くのが良いでしょう。
脊髄空洞症は脊髄の流れが変わり、脊髄の中に水が溜まることで痛みが出る病気です。症状は犬によって差があり、全く症状が出ない犬もいれば歩き方が明らかに不自然になる犬もいます。
こちらも気圧の変化によって症状が出やすく、事前に病気を把握できていれば薬で対策できるので、早めに気づいてあげたいところです。
腎臓疾患や関節痛持ちの犬に関しても、気圧が下がると血管が膨張するため、血流が滞ることで症状が出ます。
低気圧で体調不良になる犬のためにできること

体調不良の原因が低気圧であることが特定できていれば、症状を軽くするために様々な対処をしてあげられます。まず、低気圧など気候の変化で不調をきたしやすい犬に関しては、普段から安心して過ごせるクールダウン用のスペースを作ってあげましょう。
場所はなるべく窓から離れていて、静かに過ごせる場所が理想的です。そこにお気に入りのクッションなどのアイテムを置き、その他にケージなども設置して普段過ごしている場所に環境を近づけてください。
また、甘えてくるときは別ですが、気分が落ち込んでいるときに執拗に構おうとすると余計にストレスがかかります。低気圧で落ち込んでいるときはそっとしておいてあげましょう。
低気圧が持病を悪化させている場合、持病がわからないなら一刻も早く持病を特定することが大切です。日頃から愛犬の様子を観察し、少しでも様子がおかしければ検査を受けることをおすすめします。
持病を特定できたら、できるだけこまめに天気予報を確認する習慣をつけましょう。事前に低気圧になることがわかっていれば、痛み止めをいつもより少し多めにするなどして、低気圧によって引き起こされる症状を軽くすることができます。
低気圧の時は犬も注意が必要!

犬も気圧の変化で体調不良になることがあります。症状は気分が落ち込んで動けなくなる、落ち着かなくなるなど様々で、持病があると病気が悪化してしまうこともあります。
少しでも犬にストレスを与えないために、事前の対策と安心できる空間が大切です。愛犬のために普段から低気圧対策をして、安心して過ごせる環境を作ってあげましょう。
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