2023-05-06 13:00:00 +0900
小型犬の平均寿命は何歳?愛犬に長生きしてもらうために必要なこと 犬を飼っている人の多くは、少しでも長く一緒に生活したいと考えていることでしょう。犬の寿命は人間より短いですが、日頃から食事や生活環境に気をつけることで、病気やケガを防ぐことができます。今回は特に寿命が短い小型犬について、平均寿命や健康的に長生きしてもらうために必要なことをご紹介します。

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☆目次☆
1、小型犬の平均寿命
2、犬が亡くなる主な原因
3、小型犬に長生きしてもらうには?
4、寿命を延ばすためにも小型犬の健康管理に気をつけよう!

小型犬の平均寿命

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小型犬の平均寿命は約12〜15歳だといわれていますが、犬の寿命は犬種によって違いがあります。小型犬の中でも長生きする犬種はトイ・プードルで、平均寿命は15.2歳です。

一方、パグの平均寿命は12.7歳、ボストン・テリアの平均寿命は12.3歳だといわれており、犬種によっては3歳も寿命が異なります。


一般的に短頭種は平均より寿命が短めだと考えられています。小型犬は7歳頃からシニア犬と呼ばれるようになるので、シニア期になったら体調の変化に気をつけるようにしましょう。

犬が亡くなる主な原因

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あるペット保険会社が発表したデータによると、犬の死因第1位は悪性腫瘍、2位が事故、3位が感染症、4位が呼吸器疾患、5位が消化器疾患でした。

人間と同じように、犬も高齢になると悪性腫瘍(ガン)になる可能性が高くなります。昔と比べて犬の平均寿命がのびていることもあり、ガンになる犬の数も増えているのです。犬の場合は、皮膚やリンパ系、消化器系などのガンになりやすいとされています。


3位の感染症ですが、犬がかかる感染症にパルボウイルス感染症というものがあります。パルボウイルスに対する免疫がない犬が感染すると死亡率が高く、危険な病気の一つです。

激しい嘔吐や下痢などの症状が見られ、場合によっては短時間で死亡することもあります。感染症を防ぐためにも、必要なワクチンはしっかり接種しておきましょう。


 

小型犬に長生きしてもらうには?

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☆定期検診を受ける
定期検診を受けて、病気を早期発見できるようにしましょう。人間と異なり、犬は自分から体調が悪いと伝えることはできません。必要な予防接種を受けたり通院したりするだけではなく、年に1度は定期検診を受けることをおすすめします。

定期検診を受けるためのかかりつけの動物病院を見つけておけば、体調が急変した時も安心です。


☆運動不足にならないように注意する
大型犬と比べて、小型犬は運動不足になりやすいので気をつけましょう。運動不足にならないよう心がければ健康的な体を維持できますし、ストレス発散にもなるのでおすすめです。小型犬の運動量は1日30分程度が目安ですが、適切な運動量は個体によって異なります。

自分で必要な運動量を判断せずに、動物病院でアドバイスしてもらいましょう。

散歩に連れ出すのが難しい時は、犬用のおもちゃを使って室内で運動させるだけでも効果的です。

体力がある犬は、散歩に加えておもちゃ遊びを取り入れると良いでしょう。しかし、高齢になってから激しい運動をすると、関節や骨などを痛める可能性が高くなります。

愛犬の年齢や体力に合わせて、適切な運動を行ってください。


☆ストレスを軽減する
出産の予定がないなら、若いうちに去勢・避妊手術を行うことを検討しましょう。去勢・避妊手術をすることで、犬のストレス軽減や発情期の問題行動を抑えることにつながります。

また性別に関係なく、生殖器官の疾患にかかるリスクを抑えることもできるでしょう。去勢・避妊手術は、飼い主さんの都合で行える訳ではありません。犬を飼い始めたタイミングで獣医さんと相談し、適切な月齢・時期に実施してください。


☆小型犬に合ったフードを与える
小型犬に合ったフードを選ぶことも大切です。残念ながら品質の悪いフードが売られており、添加物が大量に使われていたり低品質の食材が使われていたりする場合があります。品質の悪いフードを与え続けていると、内臓や皮膚などの病気にかかるかもしれません。

また、食べ物アレルギーや体質を考えずにフードを与えていると、体調不良の原因となります。様々なフードを試して、愛犬の体に合ったフードを探してみましょう。


愛犬に気になる症状があるなら、かかりつけの獣医と相談して栄養補助サプリを取り入れるのも良いでしょう。飼い主さんの中には、人間の食べものをあげてしまう人がいますが、犬にとって人間の食事は、塩分や糖分が多いものも少なくありません。

人間と犬では必要な食事が異なるため、基本的には人間の食べ物を与えないようにするのが無難です。


☆なるべく室内で飼育する
犬の平均年齢がのびたのは、室内飼育する犬が増加したことが要因だとされています。室内飼育をすると、室外で飼う時になりやすい病気や事故のリスクなどを減らすことができます。

また、室内で飼っていると飼い主さんの目に入りやすいことから異常に気づきやすくなるという理由もあります。成犬までは屋外で飼っていたとしても、高齢になると体温調整が鈍くなるので、適切な温度に調節できる室内で生活させましょう。



関連記事:犬って何歳?人間に換算したときの年齢の数え方(字の上をクリック!)

寿命を延ばすためにも小型犬の健康管理に気をつけよう!

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小型犬の平均寿命は、犬種によって大きく異なります。より愛犬に長生きしてもらいたいなら、若い時から健康を意識して生活することが大切です。元気そうに見えたとしても、定期検診を受けるようにしましょう。

定期的に健康状態を把握できるようにしておけば、少しでも異常が見られた時に
すぐに治療を始める事ができます。ただ、どんなに飼い主さんが気をつけていたとしても、それぞれの体質などによって早く亡くなってしまうこともあります。

生まれつきの体質などによっても寿命が大きく変わることを忘れず、できるだけ長く一緒に過ごせるよう、大きさや犬種に関わらず普段から愛犬の健康管理を心がけましょう。

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