犬の換毛期に備えよう!生え替わり時期のお手入れと注意すべきポイント

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☆目次☆
1、犬の換毛期とは?
2、換毛期のお手入れ方法
3、犬の換毛期の注意点
4、犬の換毛期に備えよう!
犬の換毛期とは?

犬の被毛には、ダブルコートとシングルコートの2種類があります。ダブルコートとは二重毛のことで、毛をかき分けてみると下に手触りが違う毛や違う色の被毛が生えています。一方、シングルコートは一重毛なので毛の下はすぐに地肌です。
ダブルコートの犬は、毛を変化させることによって気温の変化に対応しています。もちろん、すでに生えている毛が変化するわけではありません。今生えている毛が抜けて生え替わることで、暑かったり寒かったりする温度に耐えられるようになるのです。
その毛が生え替わるタイミングを換毛期といいます。換毛期はシングルコートの犬にはなく、ダブルコートの犬のみの特徴です。
ダブルコートの代表的な犬種には、ミニチュアダックスや柴犬、ゴールデンレトリバー、ポメラニアンなどがいます。しっかりとしたダブルコートに覆われているため、毛がモフモフとしている印象があります。
換毛期の抜け毛は飼っている犬種によって異なりますが、犬種だけではなく環境によっても大きく左右されます。暖冬の年は抜け毛の量が少なかったり、寒い地域に引っ越したことによって増えたりすることがあります。
換毛期のお手入れ方法

犬の換毛期は気候の変化が大きい夏と冬の前にきます。犬は自分の身体をなめたり脚で掻いたりして、グルーミングを行います。その時期は、どうしても抜け毛が目立ちますが、飼い主さんがしっかりとブラッシングをして生え替わりを手伝ってあげるのが良いでしょう。
抜け毛を放置してるとその抜け毛に雑菌などがたまり繁殖してしまうことがあります。その結果、犬の皮膚にアレルギーや皮膚病などを引き起こしてしまう恐れがあるため、こまめなお手入れがとても大切です。
犬にとっても抜け毛が身体にまとわりついた状態は少なからずストレスになるので、できる限り抜け毛は取り除いてあげましょう。
抜け毛ケアには、ブラッシングやシャンプーが効果的です。毛に絡まった状態の抜け毛をこまめにブラッシングで取り除くことで、部屋の中で毛が抜け落ちてしまうのを防ぐことができ、掃除も楽になるでしょう。
また、グルーミング掃除機でのお手入れもおすすめです。グルーミング掃除機はペットの毛を吸い取る専用の掃除機で、ブラッシングをしながら抜け毛を吸い取ることができます。
グルーミング掃除機の種類によっては、普通の掃除機にアタッチメントとして取り付けられるものもあるので、愛犬にあったお手入れ方法を検討してみてください。
犬の換毛期の注意点

換毛期には抜け毛が多いため、抜け始める前に短くカットしてしまえば良いと考えている飼い主さんもいるかもしれません。しかし、無理矢理毛の長さを変更することは体温調節に影響します。
犬にとって毛が抜けて生え替わるのは自然なことですが、毛をカットするというのは自然なことではありません。もともと体温調節が苦手な犬種だった場合、毛が短くなったことで健康に被害が出てしまうケースもあるでしょう。
また、毛が短くなれば抜け毛の量は減りますが、その場合は短くカットしても良い犬種なのかを事前に確認することが大切です。毛を短くしたことによって、ツヤツヤで美しかった毛質がパサパサになり、戻らなくなる犬種もいます。
カットが不安な場合は、換毛期前にトリミングサロンなどにおまかせするのも良いでしょう。カットだけでなく、シャンプーやブラッシングまでしてもらえるのでおすすめです。
換毛期以外で抜け毛が増えた場合は、何かしらの病気を患っている可能性があります。皮膚病やホルモンなど様々な原因によって、過剰な抜け毛を起こしているかもしれません。大量の抜け毛が病気のサインになっているケースもあるため、早めに動物病院で診てもらいましょう。
もちろん、換毛期だったとしても、明らかにおかしい抜け方であれば動物病院で診察を受けた方が安心です。愛犬のためにも、気になる症状があるなら自己判断せずに行動しましょう。
犬の換毛期に備えよう!

ダブルコートの犬にとって換毛期は避けては通れないものですが、飼い主さんにとってはお手入れや掃除が大変な時期であることは間違いありません。
しかし、換毛期というのは毎年タイミングが決まっているため、備えるのは決して難しくないでしょう。換毛期が始まりそうな気配を感じたときは、普段のブラッシングの回数を多めにしたりこまめにシャンプーをしたりして、愛犬の毛の生え替わりを手伝ってあげましょう。
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