2023-04-24 18:00:00 +0900
愛犬がずっと寝ているのはもしかして病気?犬が長く眠る理由とは 愛犬と一緒に過ごしていると、頻繁に寝ていると感じることはないでしょうか。ご飯や散歩、一緒に遊んでいる時間以外ずっと寝てばかりだと病気じゃないかと不安になりますよね。そこで今回は、ずっと寝ている愛犬が心配な飼い主さんのために、犬が長く眠る理由や疑われる病気、睡眠時間が長くなったと感じた時に気をつけたいことなどをご紹介します。

ALPHAICONではドッグウェアはもちろんのこと、愛犬にぜひ使っていただきたいドッググッズも厳選してご紹介していますのでぜひご活用してください。

>>ALPHAICONのドッグウェアはこちら<<


☆目次☆
1、なぜ犬はずっと寝ているのか?
2、ずっと寝ていることで疑われる犬の病気
3、犬がずっと寝ているときに気をつけたいこと
4、ずっと寝ている愛犬のために睡眠環境を整えよう!

なぜ犬はずっと寝ているのか?

...
人間の場合、大人の平均的な睡眠時間は6~7時間程度ですが、それに対して犬の平均的な睡眠時間は成犬で12~14時間程度です。一日の半分以上を寝て過ごしていることになります。

人間の感覚からすると、犬はずっと寝ているように思うかもしれませんが、犬にとっては適度に睡眠をとっているだけなのです。


なぜ犬はそれほどまでに長く寝るのでしょうか。原因の一つと言われているのは、眠りが浅いことです。犬は人間と暮らすようになるまで、自然の中で狩りをして生きていました。

狩り以外の時間は、無駄にエネルギーを使うことがないよう眠って過ごしますが、寝ている間に外敵に襲われる危険性があります。周囲の出来事に素早く反応できなければ、自然界で生き抜くことはできません。

いつ何があってもすぐ対応できるように、半覚醒状態の浅い眠りになったと言われており、そうした体の仕組みは現在まで変わることなく引き継がれています。しかし、熟睡時と比べて浅い眠りでは体力を回復するのに時間がかかります。そのため、必然的に犬は睡眠時間が長くなってしまうのです。

もともと睡眠時間が長い犬ですが、仔犬は成長をするため、老犬は体力の衰えを補うためさらに睡眠時間が長くなります。また、大型犬も小型犬と比べて体力を消耗するので、睡眠時間がより増える傾向があります。

ずっと寝ていることで疑われる犬の病気

...
犬は一日の大半を寝て過ごしますが、体調不良や病気によって睡眠時間が長くなることもあります。

例えば、心臓や血管などで発症する循環器系の疾患、もしくは肺や気管支などで発症する呼吸器系の疾患にかかっている場合、いつもと同じように横になって寝ていても痛みや苦しみに悩まされます。

すると、ただでさえ浅い眠りがさらに浅くなることで体力の回復が難しくなり、睡眠時間が長くなっている可能性があります。


また、人間と同様に犬も認知症になることがあります。犬の認知機能が低下するとそれに伴い睡眠時間も長くなる傾向があり、今までは大好きだった散歩やおやつの時間でも元気がなくなります。老犬の睡眠時間が長くなったりいつもと違うと感じたりした時は、認知症を疑ってみましょう。

認知症の初期症状で見られるサインは、飼い主さんにしかわからないようなごくわずかな変化から始まります。認知症は治療法がないため徐々に進行をしていきますが、早期発見であれば薬や運動、食事療法などで進行を遅らせることができます。


愛犬の異変を放置していると、気づいた時には症状が進行して深刻な事態になっている可能性もあります。最近、愛犬の睡眠時間がいつもより長くなったと感じたら、早めにかかりつけの動物病院で診てもらうことをおすすめします。

犬がずっと寝ているときに気をつけたいこと

...

☆健康状態を確認する
いつもと変わらない姿で寝ているように見えても、実は体調不良や病気のせいでずっと寝ているのかもしれません。万が一、体調不良や病気ならば、睡眠時間の変化以外にも何らかの兆候が出ているはずです。

例えば、食欲がなくなったり目や皮膚に炎症が起こっていたり、口や耳が臭う、尿や便の色など何か異変がないかを確認しましょう。


☆睡眠環境を見直す
犬が夜寝ている場所の環境を確認してみましょう。昼間は良くても夜になると日が当たらずに気温が下がったり、夏は熱がこもって暑過ぎたりと、気温によるストレスできちんと睡眠が取れていない可能性があります。

エアコンやストーブなどの家電や毛布などを使って快適な睡眠環境を整えてあげましょう。


また、飼い主さんの生活習慣が、犬の睡眠に影響を与えてしまうこともあります。例えば、夜遅くまでテレビを見たりパソコンを使ったりしていると、光や物音で犬が眠れなくなることがあります。

夜に十分な睡眠が取れていないことで、日中の睡眠時間が長くなっているのかもしれません。愛犬の睡眠を妨害していないかを確認し、静かに眠れる場所に犬のベッドを移動するといった対策をしてみましょう。

ずっと寝ている愛犬のために睡眠環境を整えよう!

...
犬はもともと眠りが浅いため、体力の回復のために長く寝るのは自然なことです。ずっと寝ていたとしても、大抵の場合は犬の健康に問題はありません。しかし、夜にしっかりと眠れていないことで、さらに日中の睡眠時間が長くなっている可能性はあります。愛犬が快適に眠れているかどうか睡眠環境を見直し、体調不良や病気が原因で眠れないということがないように、こまめに健康状態をチェックしてあげましょう。

ALPHAICONをフォローする