2023-04-14 15:00:00 +0900
犬の目の周りが赤くなる原因とは?対処法と自宅でできる予防法 愛犬の目の周りが赤くなっていると「目の病気にかかっているのでは?」と不安に感じてしまう飼い主さんも多いでしょう。犬の目の周囲が赤いときは自己判断で対処する前に、まず何が原因で発症しているかを知ることが大切です。そこで今回は、犬の目の周りが赤いときに考えられる原因と対処法、自宅でできる予防法について解説します。

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☆目次☆
1、犬の目の周りが赤くなる原因
2、犬の目の周りが赤いときの対処法
3、自宅でできる犬の目を守るための予防法
4、まずは愛犬の目の周りの状態を確認しよう!

犬の目の周りが赤くなる原因

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☆涙やけ
犬の目の周りが赤くなっているときは、涙やけが原因の可能性があります。涙やけとは、涙や目ヤニなどが目の周囲の毛に付着し、色素沈着を起こしている状態のことです。チワワやマルチーズ、ポメラニアンなどの小型犬に多く見られます。

☆アレルギー
犬はアレルギーが原因で目の周りが赤くなることもあります。犬のアレルギーは人間と同じように、主にハウスダストやノミ・ダニ、食事、花粉などが原因で発症します。目の周囲が一時的に赤くなったり、下痢や嘔吐などの症状を併発したりする場合もあります。

☆怪我や湿疹
怪我や皮膚の湿疹、炎症などが原因で目の周りが赤くなっているときは、犬自身で目の周囲をかきむしったりこすったりして、さらに悪化させてしまう可能性があります。怪我や炎症の場合は、赤くなっている状態に飼い主さんも気づきやすいので、悪化する前に早めに治療ができるようにしましょう。

☆ウイルス
ウイルスに感染した場合も、目の周囲が赤くなることがあります。ウイルスに感染しているときは、鼻水や皮膚炎などの症状を同時に発症することが多いです。その他にも、目の周りの毛が抜けていることで、皮膚が赤く見えているという場合もあります。

☆目の病気
犬の目の周囲が赤くなる病気には、眼瞼炎(がんけんえん)や結膜炎、角膜炎などがあります。眼瞼炎は主に真菌や外傷が原因で発症する病気で、まぶたの周りの炎症や赤み以外にも瞬きが多くなる、目ヤニが多くなるなどの症状を引き起こします。

適切に治療しなければ傷口が化膿したり、症状が慢性化したりする恐れもあるので注意しておきましょう。 


結膜炎や角膜炎になっている場合も、目の周囲が赤くなります。結膜炎や角膜炎を発症すると、目の周囲だけではなく眼球自体が赤く充血するという点が特徴です。
 

犬の目の周りが赤いときの対処法

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犬の目の周りが赤くなっているときは、まず皮膚がどのような症状になっているか、同時に別の症状が現れていないかを確認しましょう。

具体的には、目の周りが腫れていないか、眼球に異常がないか、皮膚に傷や湿疹がないかなどです。症状をチェックすると原因をある程度絞り込めるので、まずは愛犬の状態をよく観察してみましょう。


怪我や湿疹、炎症などの症状がある場合は自宅でのケアは難しいので、できるだけ早く動物病院で診察を受けてください。一般的な診察としては、触診、眼圧測定、涙液量検査などを行います。

これらの検査の場合は当日に検査結果が出るので、当日中に治療まで進むケースが一般的です。


目の周りが赤いだけで湿疹や怪我、腫れなど他の症状がない場合には、市販薬でケアすることができます。市販薬はペットショップやホームセンターなどで売っている犬用目薬、犬の皮膚病薬などを利用すると良いでしょう。

皮膚病薬を利用する場合は、水で薄めて利用するか、ごく少量散布することが大切です。ただし、1週間ほど市販薬を使用しても症状が改善しない場合は、そのまま利用を継続せずに動物病院で診察してもらうようにしましょう。


ただし、病院に連れていくかどうかの判断は難しいかと思いますので、心配な場合は何かしらの症状がある場合は、まず動物病院に行くか、連絡して症状を説明し、相談すると良いでしょう。

自宅でできる犬の目を守るための予防法

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涙やけや毛で眼球が傷つくのを防ぐために、目にかかる部分の毛は短めにカットしましょう。涙やけは、涙が出なければ自然に改善するケースが多いので、目の周囲に生えている毛が眼球に入るのを防止すれば改善していきます。

カットする際には、犬用のカットバサミがおすすめです。切れ味が悪いハサミを利用すると毛が引っかかり、皮膚に刺激を与える恐れがあるので注意しましょう。


目元なのでハサミを使うのが怖い場合にはトリマーに目元だけカットしてもらったり、カットの方法を聞いてからカットしてあげられると安心ですね。

目ヤニや涙がでている場合は、柔らかい布などで軽くふき取ってあげましょう。お散歩の後に顔も軽く拭いてあげるようにすると、目の周りについたゴミやほこり、花粉なども取り除けます。
 

まずは愛犬の目の周りの状態を確認しよう!

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犬の目の周りが赤くなったときは、自己判断でケアしないことが大切です。涙やけにより目の周りが赤くなっているのか、皮膚に湿疹や炎症があるのかによって治療方法も異なります。

愛犬の目の周囲が赤くなったら慌てずに、まずは皮膚がどのような状態になっているかを確認してから対処方法を考えることが大切です。不安を感じる場合には、動物病院に相談すると良いでしょう。



 

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