2023-03-03 15:45:00 +0900
長生きする犬の特徴とは?犬の平均寿命と長生きする生活のポイント 大切な愛犬には、できるだけ長生きして一緒に過ごしてほしいと願いますよね。
実は、元気で長生きする犬には、共通の特徴があります。
ここでは、長生きする犬の特徴や犬が元気に長く生きてもらうために飼い主さんができることを紹介します。
寿命は遺伝や病気など簡単に変えられない要素もありますが、日々の生活習慣を変えることで元気に長生きできる可能性が高まりますのでぜひ知っておきましょう。

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☆目次☆
1、犬の平均寿命
2、長生きする犬の特徴①:健康的な食生活を送っている
3、長生きする犬の特徴②:適度な運動をしている
4、長生きする犬の特徴③:飼い主さんと良いスキンシップが取れている
5、長生きしている犬は普段の生活習慣がポイント!

犬の平均寿命

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日本で暮らす犬の寿命は、医療の進歩や食生活で延びている傾向にあります。犬種別で平均寿命が最も長いのは、イタリアン・グレーハウンドの15.1歳です。

トイ・プードルとミニチュア・ダックスフントは14.7歳。柴犬、パピヨンなども平均寿命が14歳以上で、チワワは13.7歳です。一方で、ゴールデン・レトリバーは12.5歳という結果が出ています。


イギリス(D G O’Neill et al., 2013)のリサーチによると、ミニチュア・ダックスフンドやミニチュア・プードルなどの小型犬や雑種犬は長生きするのに対し、マスティフやグレート・デーンなどの大型犬は短命というデータがありました。

犬の年齢を人間に換算すると、小型犬は1年で4年ほどの年をとり、大型犬では1年に7年の歳をとります。そのため、大型犬は小型犬よりも早く寿命を迎えてしまうのです。
(犬の年齢の計算方法は諸説あります。)

雑種犬が長生きをする理由は定かではありません。しかし、生き残りをかけた生存競争の中で、特定の遺伝子が寿命を延ばしているケースも多いです。

同じ犬種どうしのミックス犬の場合には、親犬の遺伝情報が反映されているため雑種犬とは異なります。

親犬が長生きしていたり、病気を持っていない健康体であれば、子犬も長生きする可能性は高いです。


関連記事:犬って何歳?人間に換算したときの年齢の数え方(字の上でクリック)
 

長生きする犬の特徴①:健康的な食生活を送っている

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後天的に寿命を決める要素として重要なのが、食生活です。人間と同じように、好きなものを好きなだけ食べる生活をしていれば、糖尿病や心臓呼吸器疾患などのリスクがあります。長生きしている犬は、飼い主さんによって管理された食生活を送っているのが特徴です。

年齢や体重、犬種にあったドッグフードを与えることは、犬の寿命に直結します。ドッグフードは「総合栄養食」と「療法食」の2つに分けられ、総合栄養食はバランスに考慮して作られたフードで、療法食は健康維持や病気になった犬が摂取するフードです。犬の年齢や体の状態に合わせて、最適なドッグフードを選びましょう。

<子犬期>
1歳未満の子犬期には、栄養豊富なドッグフードが必要ですが、3ヶ月未満の子犬はまだ消化機能や歯の発達が不十分です。ドッグフードをお湯でふやかし、1日に与える量を3回〜5回に分けて与えましょう。3ヶ月以降は、ドライフードのまま1日に3回以内に与えるように調整します。

<成犬期>
1歳からの成犬期は、栄養バランスの良い総合栄養食のドッグフードを与えます。小型犬は7歳まで、大型犬では5歳までが成年期ですが、この時期に肥満になってしまうことが多いため、おやつや人間の食べ物を与えすぎないように注意しましょう。

<シニア期>
小型犬の8歳以上、大型犬では6歳以上がシニア期です。シニア期には、病気を抱えてしまう犬や身体に変化が出てくる犬もいるので、状態に合わせた療法食を加えます。ビタミンEやDHAなどさまざまな栄養素が含まれているので、必要な時は獣医と相談しながらドッグフードを選びましょう。
 

長生きする犬の特徴②:適度な運動をしている

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人間の生活にも運動習慣は欠かせないですが、犬も同じように犬種に合わせた運動量を確保することが重要です。運動を行うことで肥満や病気の予防になるほか、ストレス発散やアンチエイジングの効果が期待できます。

適度な運動を行なっている犬は、一般的に長生きをすることが多いです。特別な運動は必要なく、散歩で歩くことが健康につながります。


運動量は年齢や犬種によって異なりますが、小型犬では1日1回20分程度の散歩が理想的です。小型犬でも体力があるテリアなどの場合には、倍量の散歩が必要になるケースもあります。

13歳以上のシニア期は、犬のペースに合わせて無理のない散歩を行いましょう。大型犬は、1日2回、1時間程度の散歩が必要です。

股関節に負担になることがあるため、走るよりも長く歩くとよいでしょう。9歳以上のシニア期は、歩行に負担のないまっすぐな道など、散歩コースを工夫してあげてください。

運動量は個体差があり、同じ小型犬でも長い時間の散歩が苦手という犬もいます。

愛犬のペースを見極め、無理なく運動量を決めるのが重要です。少なすぎたり、多すぎたりする運動はストレスや関節などへの負担につながるため注意しましょう。

長生きする犬の特徴③:飼い主さんと良いスキンシップが取れている

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信頼できる飼い主さんと良いコミュニケーションが取れている犬は、長生きする傾向にあります。

犬はストレスを感じると免疫力が低下し、病気にかかりやすくなってしまうため、犬のストレスを減らすことは飼い主さんの重要な役割です。

犬がストレスを感じて攻撃的になったり、自傷行為をしていたりしたら、それはストレスレベルがかなり高まっている証拠です。犬が「遊んで!」と来たら、その要求にできるだけ応えてあげましょう。


逆にいつも嬉しそうにしていたり、楽しそうに遊んでいたら、ストレスが少なく安心して過ごしているということです。愛犬の性格をよく理解し、家族の一員としてしっかりとコミュニケーションを取りましょう。
 

長生きしている犬は普段の生活習慣がポイント!

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長生きする犬に共通しているのは、運動、食生活、飼い主さんとの触れ合いがしっかりとできているという点です。犬種や個体により寿命は異なりますが、適切な食生活と運動で病気を防ぐことができれば、健康的で長生きにつながります。

飼い主さんとのスキンシップやコミュニケーションも大切です。愛犬がストレスを感じずに安心して過ごせるようにサポートしましょう。


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