2023-01-20 10:00:00 +0900
犬がくるくる回る5つの理由とは?病気かもしれないサインの見分け方 愛犬がその場でくるくる回る姿を見たことがある人もいるでしょう。一見すると遊んでいるようで愛らしい行動にも見えますが、もしかすると病気が原因かもしれません。
犬がくるくる回っているのにはちゃんと理由があるのです。理由がわかれば、止めさせる方法もわかってきます。
ここでは、犬がくるくる回る理由と回っている時の注意点について解説します。


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☆目次☆
1、犬がくるくる回る5つの理由
2、病気でくるくる回る時の原因と見分け方
3、犬がくるくる回っている時の注意点
4、犬がくるくる回る時はまず落ち着かせよう!

犬がくるくる回る5つの理由

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☆嬉しい
嬉しい気持ちを表現する方法として、くるくる回る犬もいます。
ご飯やおやつがもらえる時だったり、飼い主さんが外出先から帰ってきた時に興奮してクルクル回るのです。感情を表現しているだけなので特に心配はいりません。


☆排泄したい
犬が地面の匂いを嗅ぎながらくるくる回っていたら、それは排泄場所を探している可能性があります。排泄する時というのは、犬はとても無防備な状態になります。

万が一、排泄している最中に敵に襲われたら逃げようがありません。そのため、犬は安全な場所を探す必要があります。この時は、無理に止めないようにしましょう。

しかし、排泄した後もくるくる回っているようならお尻に便が付着している可能性があります。お尻をチェックして、汚れていたら綺麗にしてあげましょう。


☆寝る準備をしている
犬は、元々は地面に穴を掘って寝る生き物です。その名残から、敷いてある毛布やタオルを動かしたり、何度も体勢を変えたりしながら落ち着く寝場所を整えるために、寝床でくるくる回っているのです。

寝床でくるくる回っているのを見かけたら、犬の邪魔をしないようにそっとしておきましょう。


☆ストレス
犬は、不安やストレスを感じるとくるくる回ることがあります。それは、回ることによって自分の心を落ち着かせようとしているのです。

しかし、この行動を放っておくとだんだんエスカレートする可能性もあります。尻尾や後ろ足を噛んだり、無駄吠えをしたりすることも考えられます。

犬が不安そうにくるくる回っていたら、声をかけたり撫でてあげたりして落ち着かせてあげましょう。


☆遊んでいる
くるくる回りながら遊ぶのが好きな犬もいます。

この時に、無理に止めてしまうとストレスになる可能性もあります。犬が楽しそうにしていたら、そっと見守ってあげる事も大切です。

 

病気でくるくる回る時の原因と見分け方

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☆耳の病気
犬がくるくる回っているのは、もしかしたら中耳炎など耳の病気を発症している可能性もあります。なぜなら、耳に異変が起きたために平衡感覚を失っている可能性があるからです。

回っているのが気になった時には、犬の目を見てみてください。目の位置がいつもと違ったり、眼球が細かく揺れて平行にならなかったりする時は要注意です。

☆脳の病気
脳梗塞など脳の異常を発症する犬もくるくると回ります。この時には、食欲不振や嘔吐など別の症状も一緒に現れる事があるので注意深く様子を見ましょう。

☆膀胱の異常
トイレの近くや散歩に行った時に、排泄前のようにくるくる回っているのに、いっこうに排泄をしない時には膀胱の異常が疑われます。頻繁にこうした姿が見られたら時には、すぐに獣医に相談してみる事が大切です。

☆認知症
犬も高齢になると認知症を発症することがあります。同じ場所を円を描くようにゆっくりと歩いていたら注意しましょう。

たとえば、目の前に障害物があっても犬は気にせずに歩き続けます。事前にぶつかりそうな物があったら避けておいたり、クッションフロアを敷いたりするなど、シニア犬への対策が必要です。

 

犬がくるくる回っている時の注意点


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☆ご飯やおやつを与えない
嬉しい時などに興奮してくるくる回っているようなら、まずは落ち着かせる事が大切です。

くるくる回っている間はご飯やおやつをすぐに与えず、犬が落ち着いた頃を見計らって、ご褒美としてあげるようにしましょう。

そうすることで、犬は落ち着いたらご褒美がもらえるのだと理解するようになります。


☆いきなり手を出さない
犬がくるくる回っていると、心配になって思わず撫でようとする人もいるでしょう。

ですが、いきなり手を伸ばすと犬はパニックになってしまいます。うっかりすると、手を噛まれる危険性もあります。

撫でて落ち着かせようと考えた時には、まずは声をかけることから始めましょう。そして、犬が落ち着いてからそっと撫でてあげるようにしてください。


☆叱らない
犬がくるくる回っていると、ついつい叱ってしまうという人もいるでしょう。ですが、そこはグッと我慢して見守ることが必要です。

なぜなら、飼い主さんが叱ると犬は強い不安感を感じてしまうからです。

もし回っている原因がストレスによるものであれば、さらに激しくくるくる回るようになり、止めることが困難になってしまいます。

優しく声をかけて、落ち着くまで待つようにしましょう。


ストレスが原因の場合ひどくなると、自分の尻尾を噛んで傷になってしまうこともあります。

そうならない様に、「最近帰りが遅くて遊んであげてなかったな」「おやついつもより少なかったかも?」など、ストレスの原因の理由を一度思い返してみて、思い当たることがあったら改善する様にしましょう。

 

犬がくるくる回る時はまず落ち着かせよう!

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犬がくるくる回っていたら、まずは犬の気が済むまで回らせて、少し落ち着いてから原因を確認するようにしましょう。

喜びの感情を表現したい時や排泄場所を探すためなら、なんの問題もありません。ですが、あきらかにフラフラしていたり嘔吐を繰り返したりするようなら体に異常があるのかもしれません。

獣医に早めに相談して、原因を突き止めるようにしましょう。



 

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