犬がティッシュを食べた?!万が一の時の対処法と誤飲を防ぐ予防方法

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☆目次☆
1、犬がティッシュを食べてしまう理由
2、ティッシュを食べた時の対処法
3、犬がティッシュを食べるのを防ぐ方法
4、愛犬のティッシュの誤飲を防ごう!
犬がティッシュを食べてしまう理由

☆食べ物だと思ってしまう
食べ物と勘違いして、ティッシュを誤飲してしまうケースは多いです。
例えば、食事中にテーブルや床に食べ物をこぼしてしまった時、それを拭き取ったティッシュには、美味しい匂いが染み付いています。その匂いを犬が嗅ぎ取り、食べ物と勘違いして誤飲してしまうことがあります。
また、何かしらのタイミングでティッシュを食べてしまい、味を気に入り何度も食べてしまうケースもあります。犬は甘みを強く感じる味覚を持っています。ティッシュには、甘い香りのするローションが含まれているものもあり、そういったティッシュは、特に食べ物と勘違いしやすいので注意してください。
☆好奇心からつい食べてしまう
犬は好奇心旺盛な生き物です。興味を持った物を口に入れてしまう習性があるので、ふわふわと柔らかい感触のティッシュに興味を持ち、ついつい口に入れてしまうことがあります。
また、ケースに入ったティッシュは、一枚取っても次に新しいティッシュが出てくるため、面白がってティッシュを散らかしてしまう犬もいます。
何度もティッシュを取り出して遊んでいる内に、口にしてしまうことも珍しくありません。
☆ストレスや不安を感じている
ストレスや不安を感じている犬は、いたずらをすることが多いです。
なかなか散歩に連れて行ってもらえず運動不足になっていたり、飼い主さんに構ってもらえず退屈に感じている犬は、ティッシュでいたずらをして気を紛らわせているのかもしれません。
ティッシュでいたずらをしていたら、飼い主さんは注意しますよね。構ってもらえず寂しい思いをしている犬にとっては、怒られることもコミュニケーションの1つになるのです。
ティッシュを散らかしたり飲み込んだりして注意された犬は「ティッシュで遊べばまた構ってもらえる」と勘違いし、何度も問題行動を繰り返してしまうことがあります。
☆餌の量が足りていない
餌の量が足りないせいで、ティッシュを食べてしまうケースもあります。
犬は人間のように、食べて良い物と悪い物を明確に区別することができないため、お腹が空くと「美味しそう」と感じるものを口にしてしまいます。お腹がすいている時に、ティッシュが目の前にあったら口にしてしまう犬もいるでしょう。
頻繁にティッシュを食べてしまうようなら、栄養不足を疑ったほうが良いかもしれません。食事量を増やす、餌の種類を変えてみるなどの工夫をしてみてください。
もしくは、動物病院に相談して、専門家の意見を聞いてみるのも良いでしょう。
犬がティッシュを食べた時の対処法

ティッシュはセルロースという繊維で作られています。セルロースは不溶性なので、食べてしまうと消化することができません。
毒性はありませんが、消化不良を起こして腸閉塞などになってしまう恐れがあるので注意してください。
ティッシュを食べてしまっても、少量であればトイレに行った時に便と一緒に出てくることがありますが、一応病院に連れて行ったほうが安心です。
犬がティッシュを食べているところを見つけたら、飼い主さんが阻止してあげなければなりません。ただし、無理に口から取り出すのは厳禁です。
取り出そうとすると、犬がムキになって食べてしまうかもしれませんし、口を傷つけてしまう可能性があります。
おもちゃやおやつなど、他の物に興味を持たせて、咥える力が弱まった時に取り出すようにしましょう。
すでに食べてしまっている場合、少量であればしばらく様子を見ます。この時に、飼い主さんが自分で吐き出させようとするのは危険です。
全部吐き出せるとは限りませんし、素人が処置すると別のトラブルを引き起こしかねません。
もし大量に食べてしまった時や嘔吐するなど身体に異変が出た時は、早急に病院に連れて行くようにしてください。
犬がティッシュを食べるのを防ぐ方法

☆ティッシュを置く場所を変える
一番効果的な方法は、犬が届かない場所にティッシュを置くことです。リビングのテーブルなどにティッシュを置くこともありますが、犬がすぐにいたずらしてしまうかもしれません。
高い場所や戸棚の中など、犬が届かない場所に置いておけば安心です。しかし、ティッシュは人間が普段よく使うものなので、取り出しにくい場所に置いておくと不便ですよね。そういう時は、蓋付きのティッシュケースを使うという方法もあります。
また、我が家の犬はゴミ箱からティッシュを持ってきていたずらをする技を身に付けたので、もし、同じ様にゴミ箱から持ってくる様な事があればゴミ箱も蓋付きにすると安心です。
☆しつけをする
しつけの中には、口に咥えた物を出させる「出せ」というものがあります。これをしっかりしつけておけば、万が一ティッシュを口に入れてしまった時に、すぐ出させることができます。
こちらのしつけは、ティッシュだけでなく様々なものに応用できます。
例えば散歩中の拾い食い防止や、家の中での誤飲防止にも役に立ちますので、ぜひやっておきたいしつけです。
☆コミュニケーションを取る
飼い主さんに構ってほしいという気持ちから、ティッシュをいたずらしてしまう犬もいます。寂しい思いをさせないように、普段からしっかりコミュニケーションを取るようにしましょう。
また、犬とコミュニケーションを取る習慣があれば、ティッシュを誤飲してしまった時にすぐ発見できるので、対処しやすくなります。
●留守番の時はケージに入れておく
外出する時に、一人で犬を留守番させるケースもあるでしょう。飼い主さんの目が届かない時はケージに入れるようにしておけば、ティッシュでいたずらする心配がありません。
もし、留守の時間が長時間で心配であれば、ホテルや幼稚園など預かってもらえる場所を見つけておくと良いでしょう。
愛犬のティッシュの誤飲を防ごう!

ティッシュの誤飲は、腸閉塞などの原因になってしまうことがあります。犬は危険な物だと知らず、ティッシュを食べてしまうことがあるので、飼い主さんがしっかり注意してあげることが大切です。
ティッシュを犬の届く場所に置かない、しつけをしっかりしておく、一人の時はケージに入れるなどの対策をしておきましょう。
万が一、ティッシュを食べてしまった時は、取り返しがつかなくなる前に、病院に相談するようにしてください。