2022-12-02 11:10:00 +0900
犬の多頭飼いを失敗しないためには?飼い方のコツや注意点を解説 犬との生活に慣れてくると、「愛犬のお友達がいたら喜ぶかな」「2匹目がいたらもっと楽しくなるかも」と思いを巡らせる人も少なくありません。しかし一方で、多頭飼いをする上での不安を持つこともあるでしょう。今回は、犬の多頭飼いをする際のコツや注意点などを紹介していきます。大切な愛犬たちと楽しい日々を送るために、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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☆目次☆
1、犬の多頭飼いのメリット
2、多頭飼いをするときの注意点
3、多頭飼いを成功させるためのコツ
4、犬の多頭飼いはじっくり検討してからにしよう!

犬の多頭飼いのメリット

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☆社会性を育むことができる
犬は、本来群れになって生活する動物です。群れで生活することで、上下関係やルールが生まれることもあります。1頭よりも2頭以上いる状況の方が協調性が生まれやすく、社会性も育めるでしょう。

他の犬と出会った時にも怯えたりすることなく、堂々と振舞えるようになります。また、1頭のみの場合はどうしても飼い主さんの愛情が集中しやすく、過保護になってしまうケースも少なくありません。

多頭飼いであれば、ほどよく愛情が分散されるため、犬自身の自立心も育てることができます。

※必ずしもそうでないこともあります。それぞれ性格があるので、よく愛犬を見ながら接してあげることが大切です。

☆運動不足やストレス解消につながる
愛犬の健康を維持するために、運動不足の解消は欠かせません。

しかし、忙しい日々を暮らしている飼い主さんの中には、頻繁に散歩や外遊びに連れていくことができず、悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

犬が運動不足によってストレスをため込み、噛みつきや無駄吠えなどの行動につながるケースもあります。

多頭飼いをすれば、犬同士でじゃれあって遊ぶこと
があるかもしれません。適度な運動になり、ストレス発散にも効果が期待できるでしょう。

☆2頭目以降のしつけがスムーズになりやすい
1頭目のしつけが済んでいれば、2頭目以降のしつけが楽になりやすいと言われています。後から来た犬は、先にいる犬にならって行動する傾向があるからです。

また、1頭目の犬がリーダー的な役割を担い、2頭目以降の教育をしてくれるケースもあります。

多頭飼いをするときの注意点

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☆犬同士の相性が悪い場合はトラブルが増える
人間と同じように、犬同士にも相性というものがあります。相性の悪い犬同士だった場合は、多頭飼いに向いていません。お互いにストレスになり、中には下痢や食欲不振など、健康面に影響が出てしまう場合もあります。

例えば、元気な犬と大人しい犬のように気質が全く異なる場合や、大型犬と小型犬など体格差が大きい場合は相性がよくない可能性があります。

また、体格差が大きいとその分必要な運動量も異なります。散歩の量や回数などに違いが出てくると、どちらかにストレスを与える原因にもなり、ただのじゃれあいがケガにつながってしまう場合もあります。


☆費用的な負担が倍増する
多頭飼いでは、1匹のみの場合と比較して食費や医療費、トリミング代などの費用が倍以上になります。

愛犬たちを預けたい場合は、ペットホテル代もかさんでしまうでしょう。

多頭飼いを検討する場合は、今どのくらいの費用がかかっているかしっかり把握し、2頭目以降の飼育費も十分まかなえるかどうか、あらかじめ検討しておくようにしましょう。


☆問題行動が連鎖する場合もある
1頭目のしつけがしっかりできていない場合は、後から来た犬にその行動が連鎖してしまうことがあります。後から来た犬にとっては、それが問題行動かどうかわからず、単純にマネしてしまうためです。

逆に、後から来た犬の問題行動が、先に住んでいた犬に連鎖してしまうこともあります。

多頭飼いを成功させるためのコツ

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☆事前に先住犬と会わせて相性をチェックする
まず前提として、先住犬の犬種や体格、性格、そして性別などを踏まえて2頭目を選ぶことが重要です。
基本的には、同じような性格や体格の方がトラブルやストレスにつながりにくく、飼いやすいと言われています。その上で、
可能な限りあらかじめ実際に会わせて、相性を確認するようにしましょう。

実際に顔を合わせてみないとわからない部分も多いからです。できれば一度ではなく、何度も会わせるようにします。(ワクチンが終了している子犬でないと会わせられない可能性が高いので、どんな方法で会わせられるか相談してみましょう。)

保護犬の場合は、トライアル期間を利用するとよいでしょう。明らかに相性の悪さが感じられる場合は、諦めることも視野に入れながら、慎重に考えるようにします。

☆それぞれの専用スペースをつくる
どれだけ相性がよさそうでも、それぞれ専用のスペースをつくりましょう。自分だけのケージやベッドがあると、ゆっくり落ち着く時間が持てるようになります。ストレスの軽減にも役立つでしょう。

☆先住犬の性格が多頭飼いに向いているか確認する
先住犬が、そもそも多頭飼いに適していない場合もあります。

ストレスを感じやすい繊細なタイプであれば、多頭飼いによってストレスをためやすいかもしれません。過度に甘えん坊だったり、他の犬に対して攻撃的な性格を持つ場合も、多頭飼いになった時にトラブルを起こしやすい傾向があります。

新しい犬を迎えても大丈夫かどうか、先に住んでいる愛犬の性格を一度よく観察してみましょう。


☆それぞれ平等に愛情を注ぐ
多頭飼いをすると、どうしても最初の頃は後から来た方の犬にかかりきりになりやすいです。もちろん、しつけなど大切なことも多いですが、先住犬にとっては「自分への愛情が後から来た犬に移ってしまった」と感じる原因にもなってしまいます。

嫉妬やストレスによって、問題行動につながってしまうことも少なくありません。できるだけ平等に愛情を注ぐようにしましょう。


例えば、先住犬との時間を今まで以上に増やし、飼い主さんを独り占めできる時間を作ってあげる、など。

犬の多頭飼いはじっくり検討してからにしよう!


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多頭飼いをする際には、様々なことに気をつけなければなりません。

単に「複数匹の犬がいた方が楽しそう」という憧れだけで多頭飼いを始めてしまうと、飼い主さんも愛犬たちもストレスを感じてしまうことになるからです。

それを防ぐためには、正しい知識をもとに、多頭飼いができる状況かどうか判断することが大切です。

今回紹介した飼い方のコツを参考にしながら、じっくり検討してみましょう。


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