2022-11-18 10:00:00 +0900
犬がこたつに入ってもいい?使用する際の危険性や注意すべきポイント 冬になると暖を取るためにこたつを出す家庭が多く、飼い主さんと一緒にワンちゃんが入ってくることもあるでしょう。人間がこたつからなかなか出られないように、ワンちゃんもこたつの中でうたた寝をして気持ちよく過ごしている姿を目にすることがあると思います。しかし、犬がこたつの中にずっといても健康に問題はないのでしょうか。ここでは、犬がこたつに入ることの危険性や注意すべきポイントについてご紹介します。

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☆目次☆
1、犬がこたつに入る理由
2、犬がこたつに入るのは危険?
3、犬がこたつに入る時の5つの注意点
4、犬がこたつに入っている時は目を離さない!

犬がこたつに入る理由

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犬がこたつに入る理由としては、大きく4つの理由が挙げられます。

☆犬種によっては寒さを感じやすい
犬は全身毛で覆われているため寒さを感じにくいと思われていますが、フレンチブルドッグなどの短毛種やチワワなど温かい国が原産の犬種は、寒さを感じやすい傾向があります。

寒さを感じやすい犬種にとって、こたつは寒い冬の季節に暖かさを提供してくれるお気に入りのスポットとなります。そのため、寒さに弱い犬種は喜んでこたつの中に入ってくるでしょう。

☆飼い主さんの匂いがして安心できる
犬がこたつに入るのは、こたつ布団などに飼い主さんの匂いがついているからです。飼い主さんが不在の時に、犬が飼い主さんの脱ぎっぱなしにした洋服の上で寝ていたりするのを見たことはありませんか?

飼い主さんの匂いがするものは、犬に安心感を与えます。こたつは暖かく心地良い上に、飼い主さんの匂いがするため、犬にとっては安心できるスペースになるのです。

☆飼い主さんと一緒にいたい
室内犬は、飼い主さんの後ろをついて歩くことに多くの時間を費やしています。椅子に座っていたら足元にうずくまったり、ソファーに座っていたら膝の上やクッションの横などに陣取ったりします。

そのため、飼い主さんがこたつに入った時も、一緒にいたいがために入ってくるのです。飼い主さんと共にいられる暖かい場所は、犬にとって楽園のような空間でしょう。

☆犬の生活空間が寒い
犬の生活空間は人間の生活空間よりも低い位置にあり、すき間風などを感じやすくなります。また、犬は人間よりも体が小さいため、すき間風であっても体感する寒さは人間よりも強くなります。

そのため、暖かいこたつに魅かれて入ってくるのです。こたつは人間にとってはもちろん、犬にとっても防寒対策になります。

 

犬がこたつに入るのは危険?

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SNSなどで犬が気持ちよさそうにこたつに入っている画像がたくさん投稿されているように、こたつに入ること自体は危険ではありません。ただし、こたつは人間用に作られており、犬への安全性は考慮されていません。そのため、犬がこたつに入る時は常に健康状態に気をつけておく必要があります。

犬がこたつに入っている時に頻繁に目を配ることができない場合は、犬用のこたつを用意してあげるのもおすすめです。犬の安全も考慮して作られていますので、安心して使うことができます。もちろん、犬用のこたつであっても健康状態に目を光らせておくことは必要です。

犬がこたつに入る時の5つの注意点

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☆低温火傷に気をつける
犬がこたつに入る時は、低温火傷に気をつける必要があります。人間がこたつに入って低温火傷したという話はあまり聞きませんが、犬は人間よりも皮膚が薄いため、低温火傷をするリスクが高まります。

犬は毛で覆われているため火傷をしていることにも気づきにくい上、低温火傷は完治するまでに時間もかかります。長時間こたつをつけっぱなしでは低温火傷をしてしまう恐れがあるため、定期的に電源を切って調節することが大切です。


☆感電に気をつける
子犬の時期だけでなく、成犬になっても噛み癖が治らない犬もいます。犬がこたつのコードを噛むと感電する恐れもあるため注意する必要があります。

こたつに入っている時に噛んでいないかチェックすることはもちろん、コードに噛み跡がないかも確認しておきましょう。噛んだ形跡があれば、これから先に感電するリスクも高まるため、こたつを使わない選択も必要になるかもしれません。


また、飼い主さんが出かける時は必ずこたつのスイッチを切り忘れないようにしましょう。
もし、かじるのが好きな愛犬であればスイッチが切ってあったとしてもコードを噛んでしまう可能性はあります。

嚙み切らなかったにしてもコンセントなどの部品を飲み込む危険もある為特に愛犬を留守番させる場合は、一度片付けてしまうなどコードの部品対策も必要です。


☆脱水症状に気をつける
こたつは暖かいため、知らず知らずのうちにうたた寝してしまうこともあります。しかし、長時間こたつの中で寝てしまうと脱水症状になることもあるため、小まめに様子をチェックしましょう。

犬がうたた寝をしていたら、こたつの電源を切るのも方法の一つです。


☆皮膚や粘膜の乾燥に気をつける
犬がこたつに入って長時間過ごしていると、皮膚や粘膜が乾燥してしまいます。皮膚が乾燥するとフケが出たり、カサカサして痒みが出たりと、犬が不愉快な思いをすることがあります。

また、粘膜が乾燥すると結膜炎になるリスクもあるでしょう。そのため、犬がこたつに入っていたら、皮膚や粘膜の状態を定期的にチェックしてあげましょう。


☆熱中症に気をつける
熱中症は夏に発症しやすい症状ですが、こたつに長時間入っていると熱中症を引き起こすリスクも生じます。犬がこたつの中でぐったりしていたり、こたつから出てきた時に息が荒かったりしたら、熱中症の可能性があります。

痙攣や嘔吐などを併発しているようなら、すぐに動物病院に連絡しましょう。こたつの中が熱くなりすぎないように、こたつ布団の一部を上げておくと熱が放出されて熱中症になるリスクを軽減できます。

 

犬がこたつに入っている時は目を離さない!

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犬も人間と同じように冬の風物詩であるこたつが好きです。しかし、寒い季節に犬がこたつに入って快適に過ごすためには、飼い主さんが犬から目を離さないことが重要です。

犬の安全を守るのは飼い主さんの役目ですので、熱中症や脱水症状、感電など予想される様々なリスクを防ぐためにも、愛犬の体調に目を光らせておきましょう。


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