2022-10-14 17:32:00 +0900
犬がしっぽを振る理由とは?喜びだけじゃない犬のしっぽの感情表現 しっぽは、犬の感情を表す大事な部分です。愛犬がしっぽを振っている姿は、とっても嬉しそうに見えてかわいいですよね。しかし、なぜ犬はしっぽを振るのでしょうか。振り方の違いも気になるでしょう。今回は、犬がしっぽを振る理由について詳しく解説します。知っているか知らないかでは、愛犬への接し方が変わってくるかもしれませんので、ぜひ参考にしてください。

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☆目次☆
1、犬がしっぽを振る理由
2、しっぽの振り方で判断する犬の感情
3、犬の感情はしっぽを振る方向でもわかる
4、犬がしっぽを振らなくなったら要注意
5、犬がしっぽを振る意味を理解しよう!

犬がしっぽを振る理由

犬にも人間と同じように喜怒哀楽がありますが、その感情を表すためにしっぽを振っています。なぜそのことがわかるのかというと、犬がしっぽを振り出す時期と関係があります。犬がしっぽを振り始めるのは、生後約6週間前後と言われています。子犬はその頃から少しずつ社交性を身につけて、感情を芽生えさせます。しかし、犬は人間のように言葉でコミュニケーションを取るわけではありません。しっぽを振ることで、今はこういう感情だと伝えているのです。
 

しっぽの振り方で判断する犬の感情

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ここでは、犬のしっぽの振り方についてみていきましょう。場合によっては愛犬に近づかないほうが良い可能性がありますので、注意深く確認しましょう。

●小さく振っている
飼い主さんが名前を呼んだ時や他の犬に会った際に、しっぽを小さく振っているのは犬なりの挨拶をしている時です。犬が昔から人間と暮らせるのは、言葉以外でコミュニケーションが取れるからです。犬はしっぽを使って人間と仲良くしようとしています。犬の目線まで姿勢を下げてから、そっと匂いを嗅がせてあげましょう。そうすることで、犬は安心感を得られます。しかし、しっぽを小刻みに震えるように振っていたら、体調不良も考えられます。元気がないように見えたら、一度獣医に相談してみましょう。

●大きくゆっくり振っている
犬がしっぽを大きくゆっくり振っている時は、大好きという親愛の情を表している時です。「嬉しい」という感情で興奮しているため、落ち着きがなくなる犬もいます。その時は、静かに名前を呼ぶなどして落ち着かせるようにしましょう。

●素早く振っている
しっぽを素早く振っている時は、ご飯やおやつをもらって嬉しかったり、外出先から飼い主さんが帰ってきた喜びを表したりしています。また、遊んで欲しい時にも素早くしっぽを振ります。しかし、必ずしも嬉しいからというわけではありません。警戒している時にも、しっぽを素早く振ることがあります。この場合は、お尻を高く上げているのが特徴です。喜びを示していると勘違いしてしまい、頭を撫でようとするとかなり危険です。嬉しいのか警戒しているのかわからない場合は、犬のお尻の位置を確認してみましょう。

●水平に振っている
犬がしっぽを水平に振っている時は、相手に対して警戒しているというサインです。どう対処していいかわからない気持ちをしっぽで教えています。この時に注目したいのが、スピードです。しっぽをゆっくり左右に振っていたらかなり警戒しているため、安易に近づかないようにしましょう。

●しっぽを高く上げて振っている
犬がしっぽをピーンと高く上げて振っている時は、近づくのはかなり危険です。なぜなら、それは「怒り」を表しているからです。犬だって、時には怒りを感じることもあります。その時にも、やはりしっぽを振って周囲に自分の感情を伝えています。
 

犬の感情はしっぽを振る方向でもわかる

犬は、しっぽの振り方で繊細な感情を表わしています。しかし、全てが同じ意味というわけではありません。イタリアの研究によると、犬のしっぽが左右のどちらに振られているかで意味合いが違ってくると言われています。右側に大きく振っている時には、脳がリラックス状態である事からポジティブな感情になっている可能性が高いです。
逆に左側に振っている場合は、犬の心拍数がかなり上がっています。そのため、犬がネガティブな感情になっていると言われています。
しっぽを左右に大きく振っているからといって、必ずしも喜んでいるとは限りません。間違えた対応をしてしまった場合、犬をさらに興奮させたり怒らせたりすることも考えられます。犬がしっぽを振っている時には、慎重に接することを心がけましょう。
 

犬がしっぽを振らなくなったら要注意

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犬はいつもしっぽを振っているとは限りません。なかには、しっぽをほとんど振らないこともあります。これは犬の性格によるものが大きいと言われており、独立心が強かったり、臆病な性格だったりするとしっぽを振る回数も少ないです。また、犬種によっても違いがあります。狩猟犬の場合は命令を遂行するため、日頃から感情を激しく表すことが少ないとされています。そのため、愛犬がしっぽを振らないからといって心配したり、極度に不安になったりする必要はありません。

しかし、注意が必要な場合もあります。それは、いつもはしっぽを振っている犬が急に振らなくなったという時です。もしかすると、しっぽを怪我しているため動かせないのかもしれません。この場合に考えられるのが、骨折や脱臼です。犬のしっぽというのは、ちょっとしたことでも骨折や脱臼をすることがあります。例えば、物にぶつかったり、犬同士でケンカをしたりするだけでも骨折してしまう場合があります。犬がしっぽを振らなくなった時は、まずは獣医に相談して怪我をしていないかどうか確認しておきましょう。

また、高齢の犬もしっぽを振る事ができない可能性があります。高齢の犬は筋力が低下してしまうため、その結果しっぽを振れなくなるからです。犬がしっぽを振らない時には、様々な理由を考えてみることが大切です。
 

犬がしっぽを振る意味を理解しよう!

犬がしっぽを振るのは、自分の感情を周囲に伝えるためです。その中には、嬉しさや喜びだけでなく、怒りなどネガティブな感情もあります。犬がしっぽを振っている時には、その振り方に注目してみましょう。そして、犬が興奮している状態だったなら、声をかけるなどして落ち着かせることも大切です。しっぽの振り方を理解して、愛犬とのコミュニケーションに活用してみましょう。

  

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