2022-10-01 12:00:00 +0900
犬にニキビができたら要注意!知っておきたい膿皮症の原因と予防法 犬の皮膚にニキビのような赤い発疹が発生することがあります。人間であれば、放っておいても治るものですが、犬の場合は「膿皮症」という皮膚疾患の可能性があります。犬にとって不快なさまざまな症状が表れるため、健康と快適な生活のためにはできる限り防ぎたいところです。今回は、犬の膿皮症の原因や予防のためのポイントについて解説します。

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☆目次☆
1、犬にもニキビができる?
2、犬が膿皮症になる原因
3、膿皮症を防ぐためのポイント
4、膿皮症を防ぐためには生活環境を整えよう!

犬にもニキビができる?

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犬の毛をかき分けたとき、皮膚にニキビのような赤いできものができていることがあります。見た目がニキビのようなので「人だけでなく犬にもニキビができるの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、これはニキビではなく「膿皮症」の可能性があります。

膿皮症は犬の全身どこにでもできます。

その中でも特に顔周り・お腹・背中などに見られることが多く、膿が溜まった赤いできものが皮膚の上に表れます。初期はそこまで目立った症状はありませんが、症状が進むとできものの中の膿がはじけ、皮膚に付着することで炎症やかさつき、フケ、痒み、黒ずみ、におい、脱毛など著しい症状が発生します。

また、痒みが増すことで犬がイライラして情緒不安定になり、夜あまり眠れなくなるなど二次的なトラブルにつながる可能性もあります。


人間のニキビとはまた別物なので、放っておいても治るだろうと放置しないよう気を付けましょう。

犬が膿皮症になる原因

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膿皮症は、皮膚の免疫力が低下しているときに、細菌に感染することで発症します。原因となる主な細菌は「ブドウ球菌」です。

ブドウ球菌は、常時皮膚にいる細菌であり、普段は特に悪さをしません。しかし、免疫力が低下し皮膚のバリアが弱まってくると、菌が増殖し、できものを発生させるなどのトラブルを起こすのです。

例えば、シャンプーを長期間していなかったり、ブラッシングをさぼっていたり、寝床を掃除していなかったりといった皮膚を不衛生な状態にしていると免疫力が低下しやすくなります。

手足が汚れた状態で体を掻いたりした場合も、傷口から感染する場合があります。


また、食べている物に対するアレルギーが原因で膿皮症が引き起こされることもあります。

人にも食物アレルギーを持つ人がいますが、犬も同様です。特定の食物にアレルギー反応を示し、膿皮症として表れる場合があるのです。

食べ物のほかにも、添加物にアレルギーを持つケースもあります。

もし特に衛生的に問題がないにも関わらず膿皮症になってしまったら、アレルギーの可能性を疑ってみてください。


膿皮症を防ぐためのポイント


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☆衛生的な状態を心がける
膿皮症を防ぐためには、衛生面に注意することが不可欠です。散歩に行った後は手足の汚れを必ず落とし、定期的にシャンプーをして犬の体が清潔な状態を保ちましょう。

毎日シャンプーすることは難しいですが、ブラッシングをするだけでも犬の毛についた汚れは落とすことができます。また、口の中が汚れた状態で体をなめることで、細菌感染を引き起こす場合もあります。体だけでなく、歯磨きもこまめに行いましょう。


犬のサークルの中や寝床など、普段過ごす場所をしっかり掃除し、衛生的な環境を整えてあげることも欠かせません。いつも遊ぶおもちゃや身に付けるアイテムなどもクリーニングして清潔にしておいてください。

☆栄養をバランス良く摂取させる
皮膚の免疫力が下がる理由は衛生的な要因だけに限りません。

例えば食べる物が偏り、栄養バランスが崩れてしまうことで、免疫力の低下になり得ます。食事に気を遣い、栄養をバランス良く摂取させることも膿皮症の予防につながります。


☆アレルギーの原因を避ける
膿皮症の原因がアレルギーの場合は、原因となるアレルゲンを避けることが必要です。食物や添加物が原因のアレルギーなら、それらを摂取しないよう気を付けましょう。

また、食事に使う器や肌に触れるものなど、食物以外の物質に対しアレルギーを起こすこともあります。

食物にアレルギーがない場合は、さらに視野を広げてアレルギーの原因を探ってみてください。

膿皮症を防ぐためには生活環境を整えよう!

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犬の体や環境を清潔に保ち、栄養バランスのとれた食事をすることで膿皮症は防ぐことができます。もし、愛犬にできものが見つかっても、単なるニキビと判断してそのままにしておくのはNGです。

膿皮症は悪化すればさらに大変な状態になってしまう可能性もあり、愛犬に辛い思いをさせることになりかねません。

どのような病気にも言えることですが、見つけたら早いうちに治療を進めることが大切です。

「もしかして膿皮症かも?」と思ったら、そのまま放置せず、かかりつけの動物病院に相談してみてください。


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