犬の寝床は最重要!犬用ベッドの重要性と愛犬にあった選び方を解説!

ALPHAICONではドッグウェアはもちろんのこと、愛犬にぜひ使っていただきたいドッググッズも厳選してご紹介していますのでぜひご活用してください。
☆目次☆
1、犬の寝床の重要性
2、犬用ベッドの種類と選び方
3、犬用ベッドを準備する際の注意点
4、犬の寝床は常に清潔に保つ
5、愛犬の体に合った寝床を用意しよう!
犬の寝床の重要性

犬は、1日の大半の時間を横になって過ごします。お昼寝するときは暖かく日向ぼっこができる窓の近くや、涼しく風通しが良いところなど、季節や時間帯によって場所を移動しながら1日のうち12時間から14時間ほどは寝ています。
しかし、固いフローリングの上で横になっていると、膝関節の痛みや床ずれなどの症状が出てくる場合があります。特に、寝返りが難しくなる高齢の犬にとって、固いフローリングは体の負担が大きいのです。
犬用ベッドはこのような体への負担を軽減し、ケガの予防の防止だけでなく、犬が安心して休めるように作られています。
飼い主さんと同じ布団で寝ているという場合もあるでしょう。きちんとトイレのしつけが完了していれば、人間と同じ布団で寝ても問題ありませんが、高さのあるベッドから落下したり、降りるときに骨折などのケガをしてしまったりする可能性もあります。
また、犬が人間と一緒にいることに慣れすぎてしまい、分離不安症を発症してしまうこともあります。そのため、飼い主さんのベッドとは別に犬の寝床を用意し、一人で眠れるようにしつけることも大切です。
犬用ベッドの種類と選び方
犬の大きさは犬種によって異なるため、犬用ベッドもサイズがさまざまです。また、犬の習性を考えて、さまざまな形のベッドが販売されています。それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、愛犬に合った寝床を選びましょう。
※出典:Amazon
☆ドーム型(かまくら型)
ドーム型のベッドは、屋根がついているベッドで「かまくら型」とも呼ばれます。犬がもともと暗い穴蔵で休む習性があったことを踏まえて開発されたベッドです。怖がりで臆病な性格の犬にとっては、ドーム型のベッドは安心して休める場所となるでしょう。
メリットは、屋根で覆われているため、冬は暖かく過ごすことができます。デメリットは、慣れるまでに時間がかかる犬がいることです。中にはドーム型ベッドをおもちゃのように扱ってしまう犬もいますし、なかなか中に入りたがらない犬もいます。
汚れたときに洗濯が難しく、型崩れしやすいのもデメリットと言えるでしょう。

☆マット型
マット型のベッドは、周囲がフラットなベッドを指します。中には、古いバスタオルやバスマットを縫って、ベッドを自作している飼い主さんもいます。犬用ベッドの中で最もお手入れしやすいのが特徴ですが、犬にとっては覆うものがないため、周囲の状況が気になってうまく寝付けないという犬もいます。

☆ボックス型
ボックス型のベッドは、長方形や円形で周囲が厚く盛り上がっているベッドのことです。円形のベッドは「ドーナツ型」と呼ばれることもあります。周囲が分厚くなっているので、犬が顔をのせてくつろぐことができます。
体にぴったりフィットするサイズを選ぶことで、周囲が覆われているような格好になるため、犬は安心してくつろぐことができます。しかし、犬が成長してしまうとサイズが合わなくなって寝にくくなってしまうため、成長に合わせた買い替えが必要です。
犬用ベッドを準備する際の注意点

☆体のサイズに合ったものを選ぶ
犬用ベッドを用意するときには、体のサイズに合ったものを用意してあげましょう。「大は小を兼ねる」と言いますが、犬用ベッドではそれは当てはまりません。
大きすぎるベッドは広すぎて落ち着かない為、犬にとってかえってストレスになる可能性があります。特に、子犬から成犬になる過程では、体の成長に合わせてベッドを買い替えてあげましょう。
☆犬用ベッドとトイレの場所は離す
犬はきれい好きな動物なので、寝床の近くで排せつしたがりません。寝床とトイレの位置が近いと、粗相などの問題行動の原因になる可能性があります。トイレだけでなく、エサをあげる場所や水飲みの位置もベッドが汚れない場所に調節してあげましょう。
また、寝床の中で排せつをしてしまった場合、放っておくと皮膚炎などの炎症を起こしてしまう場合があります。犬が寝床で粗相をしてしまった場合はすぐにベッドを交換してあげましょう。洗濯のことなども考えて、犬用ベッドは複数、用意しておくのがおすすめです。
☆うるさい場所は避ける
犬はちょっとした物音などでも起きてしまうことがあります。そのため、テレビの近くや窓の近くにベッドを置くと、犬は安心して眠り続けることができません。
また、外から人が入ってくる音に敏感な犬もいるので、玄関近くも寝床としてはふさわしくありません。リビングなどでテレビや窓、テレビから離れた場所に犬用ベッドや犬用のケージを置いてあげると、犬は安心して横たわることができます。
どうしても窓の近くにベッドを置かなければならない場合は、カーテンやタオルなどを使って光を遮るようにしてあげましょう。
犬の寝床は常に清潔に保つ

犬用ベッドを洗濯するときは、先に粘着テープなどで毛を取り除いてから洗濯をすると後片付けが楽になります。洗濯の際は浴室などで、ペット用品専用の洗剤を使って洗います。
洗濯をしたら、脱水をして天日干しを行い、しっかり乾燥したら完了です。中にはネットに入れて洗濯機で洗えるものもあるため、購入する際に洗濯表示を確認してお手入れのしやすさも検討しておくとよいでしょう。
犬はきれい好きな動物なので、抜け毛やホコリが貯まらないように、こまめに掃除をしてあげましょう。
愛犬の体に合った寝床を用意しよう!

犬にとって1日の半分以上を過ごすことになる寝床は、犬が健康に過ごしていくために大事な場所となります。ぜひ、犬の体に合った専用のベッドを用意して、安心して眠れる環境を作ってあげましょう。
犬用ベッドはサイズだけでなく、さまざまな形状があります。犬がうまくベッドを扱えない場合もありますが、時間をかけて犬にとって一番よいベッドを探してあげるとよいでしょう。