2022-09-16 11:00:00 +0900
バチっと愛犬に静電気が!静電気が発生する原因とすぐにできる対処法 空気が乾燥する冬の季節、静電気に悩まされる人は多いですよね。静電気は、人間と同じように犬にも発生します。犬は人間と違って全身を被毛で覆われており、それは常にセーターを着ているのと同じようなものです。放っておくと、愛犬が静電気を不快に感じ、悪影響を及ぼしてしまうこともあります。今回は、静電気の原因や対処法について紹介します。

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☆目次☆
1、静電気が発生する原因とは?
2、犬に静電気が発生しやすい理由
3、静電気が犬に与える悪影響
4、犬への影響を防ぐ静電気の対処法
5、愛犬の静電気対策をしよう!

静電気が発生する原因とは?

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地球上の全ての物体は、プラスとマイナスの電気を持っています。
この2つのバランスが崩れたときに発生するのが「静電気」です。

通常ならば、電気は湿気や発汗によって日常的に放電され、バランスが安定して保たれています。しかし、空気が乾燥しているなど、電気を通しにくい環境の場合、電気はそこにとどまってしまうのです。

その状態で物体同士がこすれ合い、摩擦が生じると、片方からもう一方へマイナスの電気が流れていきます。偏った電荷が一気に移動し、電流が流れて「バチっ」とするのが静電気のビリビリの正体です。


静電気は、気温25度以下、かつ、湿度20%以下の環境で発生しやすいと言われています。

冬に静電気が発生しやすいのは、気温が低く空気が乾燥していて、静電気が発生しやすい条件が揃っているからと言えるでしょう。

犬に静電気が発生しやすい理由

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前述した通り、犬は全身を被毛で覆われています。犬の場合、汗をかく範囲が極端に狭く、空気が乾燥していると水分が保持しにくくなって、帯電が起こりやすくなってしまうのです。

また、静電気は犬の毛一本ごとに帯電をします。そのため、毛量が多いロングコートは、短毛の犬種に比べて帯電量が多くなってしまい、特に静電気が起こりやすくなってしまいます。

静電気が犬に与える悪影響

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☆アレルギー症状の悪化
静電気が発生すると、ほこりやダニ、ノミなどのハウスダストを引き寄せやすくなってしまいます。ハウスダストが増えると、アレルギーなどの皮膚トラブルや、吸い込んで呼吸器を刺激する要因となってしまうことも考えられるでしょう。

加えて、静電気が発生しやすい冬は空気が乾燥しているため、肌のバリア機能が低下し、外的刺激に敏感になっています。犬の皮膚は、人間に比べてとても薄くデリケートで皮膚トラブルが起きる可能性も高いため、しっかりと静電気への対策をする必要があります。


☆痛みや不信感を感じる
静電気が帯電し、放電されるときにはバチっと痛みが走ります。この痛みは、飼い主さんだけでなく、犬にとってもストレスになってしまうでしょう。

また、飼い主さんが触った時に静電気が起きた場合は、犬は「飼い主さんに叩かれた」と思ってしまう恐れもあります。不安や不信感を募らせると、飼い主さんの手を怖がったり、触られるのを嫌がったりしてしまう可能性もあるので注意が必要です。


☆毛玉ができやすくなる
静電気が発生すると、汚れを引き寄せやすいので、毛玉ができやすくなります。犬の毛玉を放置すると、通気性が悪くなってしまい、皮膚病の原因になってしまうこともあります。

毛玉を予防する時には、ブラッシングが大切です。しかし、空気が乾燥する冬場のブラッシングは静電気が発生しやすく、犬が嫌がるようになってしまうこともあります。愛犬に心地よくブラッシングを受けてもらうためにも、静電気対策をしましょう。

犬への影響を防ぐ静電気の対処法

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☆部屋の湿度に気をつける
水は電気を通しやすいため、空気中の水分が多ければ多いほど放電が進み、静電気を予防することができます。静電気は湿度20%以下で発生しやすいので、加湿器などを利用して湿度をコントロールしましょう。犬と過ごす部屋の湿度は、40〜60%がベストとも言われています。

適切な湿度を保つことで、乾燥を防いで健康な肌状態をキープしやすくなり、肌トラブルを予防することもできます。


☆身の回りのものの素材を見直す
冬に静電気が発生しやすいのは、乾燥だけが原因ではありません。毛布や厚着など、様々な素材のものを重ねて身につけることも静電気が増える理由の一つです。

静電気が起きやすいのは、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維です。

ウールや綿のように、天然繊維のものを選ぶことで、静電気も起きづらくなります。飼い主さんの洋服だけでなく、カーペットやベッドなど、愛犬がゆったりと過ごす場所の素材も、静電気が発生しにくいものに見直すことが必要です。


☆犬に触るときにひと工夫する
飼い主さんの手が乾燥していると、犬を触った時に静電気が発生しやすくなります。愛犬に触れる前に、保湿クリームや化粧水で肌の保湿をすると、静電気が発生しづらくなるでしょう。

また、愛犬に触れる前に一度別のものを触ることで、飼い主さんの体内に蓄電されていた静電気を放出することができます。木製のものやアスファルト、窓ガラスなど、別の場所を触ってから、愛犬とコミュニケーションを図りましょう。


最近は、手を消毒するのに携帯用の消毒を持ち歩いている方も多いですよね。
一度消毒してから触るのも良いかと思います。

ただし、消毒用のエタノールは、乾かないままわんちゃんが舐めてしまうと害になるため、必ず消毒が乾いてから触るようにしましょう。

☆部屋の掃除をこまめにする
静電気が発生すると、ハウスダストが犬の身体に付着しやすくなってしまいます。掃除をこまめにしてきれいな状態を保つことで、ハウスダストや花粉などが付着するのを防ぎやすくなります。

定期的に換気をしたり、空気清浄機などを使ったりして、空気を清潔に保つことが大切です。また、柔軟剤には衣類同士の滑りをよくする働きがあるため、静電気の予防に効果があります。カーペットや犬のベッドなども、柔軟剤を使って洗濯をしましょう。


※撥水・防水機能があるウェアは柔軟剤を使わないでください。

愛犬の静電気対策をしよう!

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静電気は飼い主さんが不快なだけでなく、犬にとっても悪影響を及ぼすことがあります。部屋の加湿を心掛けたり、身の回りのものの素材を見直したり、愛犬の毛にブラッシングスプレーを使用したりなど、ちょっとした工夫で静電気を防止することができます。

犬は自分で静電気の対策をするのが難しいので、愛犬のためにも飼い主さんがしっかりと静電気防止対策を徹底することが大切です。


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