愛犬の脱走を防ぐ!犬が脱走する原因と普段からしておきたい対応策

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☆目次☆
1、犬が脱走することの危険性
2、犬が脱走してしまう理由とそれぞれの対策
3、もし、犬が脱走してしまったら…
4、大切な愛犬を脱走させない環境作りを!
犬が脱走することの危険性
まず、犬が脱走してしまうと様々な危険があることを理解しておきましょう。脱走中の犬は、当たり前ですが信号で止まるなど人間のルール通りに行動することができないため、交通事故に遭ってしまう可能性があります。また、食べ物を持っている子どもに飛び掛かって奪ってしまったり、噛みついて怪我をさせてしまったりと、他人に迷惑をかけてしまうリスクもあります。また、遠くへ行きすぎて帰って来れなくなると、迷子犬になってしまうこともあります。迷子犬として保護されたとしても、遠方の保護センターで飼い主さんが気がつかないまま保護期間を過ぎてしまうと、殺処分されてしまうこともあります。愛犬を危険なリスクにさらさないためにも、飼い主さんが日ごろから脱走防止の対策をしっかりと行っておくことが大切です。
その中でも犬の脱走を防ぐために特に重要なのは、しつけをしっかりとすることです。「待て」や「止まれ」のしつけや「呼び戻し」ができていれば、脱走しそうになったとしても止められるだけでなく、道路に飛び出すのを防いだり、周囲の人に迷惑をかけたりするリスクも軽減でき、結果的に愛犬を守ることに繋がります。
犬が脱走してしまう理由とそれぞれの対策

●脱走の理由1:運動不足
雨が続いて散歩に行けない日が多いと、犬は運動不足によるストレスが溜まって脱走してしまうことがあります。外に散歩に出かけることは、犬にとって大切な気分転換です。できるだけ毎日散歩に出かけ、日々のストレスを発散させてあげましょう。また、犬種によっては、一日にたくさんの運動が必要な犬もいます。小型犬は骨が細く筋肉が少ないので多くの運動を必要としませんが、中型犬から大型犬はたくさんの運動量が必要です。愛犬が必要としている運動量を満たせるように充分な散歩を心がけ、どうしても散歩に行けない日は遊ぶ時間を増やすなどコミュニケーションやスキンシップを増やしてストレスを減らしてあげる工夫をしましょう。
●脱走の理由2:本能
去勢していないオスの犬は、メスの犬に興奮して追いかけてしまうことがあります。散歩中に、反対側からやってきた犬をめがけて愛犬が猛烈な勢いでリードを引っ張ったという経験をしたことはありませんか?このような場合、犬はメスの発情期の匂いに気がつき、本能で追いかけようとした可能性があります。犬の引っ張りに負けて脱走されてしまわないように、しっかりとリードを持つようにしましょう。また、散歩中は愛犬だけでなく、周りに他の犬がいないかを意識して見ることも必要です。他の犬との距離が近くなってきたら、しっかりとリードを持ち直して、引っ張りに負けないように犬を抑えましょう。
帰宅後も興奮が収まらない場合、脱走して気になった犬を探しに行くことも考えられます。興奮状態が続く場合は、落ち着くまで様子を見るようにしましょう。
●脱走の理由3:好奇心旺盛な性格
室内で飼っている犬は特に、散歩で出かける外の世界を楽しい場所だと思って興味を持っていることがあります。そのような好奇心旺盛な犬は、脱走可能な経路を見つけると外へ飛び出していってしまうことがあります。玄関チャイムが鳴ったり誰かが訪ねてきたりしたのを察すると、興奮気味に玄関方面へダッシュしていく犬は多いでしょう。
気をつけなければいけない例として、宅配業者の来訪の場合に、荷物を受け取ったりハンコを押したりといったやりとりをドアを開けたまますることがあります。その際に、しっぽを振って玄関へ来た犬が、隙を見て開いたドアから脱走してしまうことがあります。玄関からの脱走を防ぐためにも、玄関ドアの内側にペット脱走防止の柵やフェンスを設置しておくのも対策の一つです。
もし、犬が脱走してしまったら…
「しっかり対策をしていたのに愛犬が脱走してしまった…」そんな時はまず落ち着いて、心当たりのある場所を探しに行きましょう。脱走してしまった方向がわかればそちらへ、また散歩コースやよく遊びに行く友達の家などから探しましょう。探しに行くときには、愛犬のお気に入りのおもちゃやおやつを持っていくと良いです。運良く近隣で見つかった場合、おもちゃやおやつで気を引いて呼び寄せることができます。脱走した時の犬は興奮状態になっている場合もありますので、追いかけようとすると更に興奮して遠くへ走って行ってしまうこともあります。愛犬を見つけたらいったん立ち止まって名前を呼び、おもちゃやおやつを見せて気を引きましょう。いくら探しても見つからないという場合は、公共の施設に保護されている可能性があります。お住まいの近くにある保健所や動物愛護センター、市役所、警察などに確認してみましょう。これまでに脱走経験がなくても、万が一に備えて、犬を保護してくれる地域の施設などを普段から把握しておくと安心です。
数日経っても帰ってこなければ、チラシを作って情報収集をするのも一つです。SNSでの情報収集ももちろん有効ですが、大きな写真入りで人の集まるところに貼ってもらうチラシは、SNSを使っていない幅広い世代の人の目にとまる可能性があるのでやっておきたい方法です。チラシは動物病院にもお願いして貼ってもらいましょう。動物を飼っている人は、チラシを見て迷子犬に気がついた場合、保護してくれる可能性が高いです。また、愛犬が事故にあって動物病院で保護されている可能性も考えられますので、地域の動物病院にも問い合わせをしてみましょう。
大切な愛犬を脱走させない環境作りを!

犬が脱走してしまうと事故や迷子の危険があり、飼い主さんとしては不安になりますよね。大切な家族である愛犬を危険にさらさないためにも、日ごろから脱走させない対策をとっておくことが重要です。外につながる隙間など脱走しやすい経路はないかを確認するのはもちろんですが、日々のコミュニケーションやスキンシップをしっかりとってストレスを減らしてあげることも脱走を防ぐための対策の一つです。愛犬との絆を深めながら、脱走させない環境作りを心がけましょう。