犬が上目遣いをする理由とは?愛犬と絆を深めるためにできること

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☆目次☆
1、犬が上目遣いをするときの理由
2、体勢によって変わる上目遣いの心理
3、心理状態を知って上目遣いに対応しよう
4、上目遣いから愛犬の気持ちを理解しよう!
犬が上目遣いをするときの理由
犬は、仕草によって自分の気持ちを表現することがあります。上目遣いは人間も行う仕草ですが、人間の時とは違う意味や感情が込められている場合もあります。意味の取り違いや勘違いをしてしまうと、愛犬とのコミュニケーションにズレが生じてしまうでしょう。ここからは、犬が上目遣いをするときの心理について紹介します。●飼い主さんにおねだり
犬が上目遣いをする理由の一つが「おねだり」です。犬が飼い主さんに何かしてもらいたいことがある時に、上目遣いでちらっと見つめてきます。もし、飼い主さんが何か食べているときに飼い主さんの顔と食べ物を交互に見つめてくるならば、ご飯をおねだりしている可能性が高いでしょう。「お腹が空いた」以外にも「散歩がしたい」「構って欲しい」「排泄したい」など、様々なおねだりパターンがあります。犬のおねだりに的確に対応するためには、おねだりをしてくる状況や時間帯などから、要求内容を判断することが大切です。
●緊張や不安を感じている
おねだりや甘えるといったこととは対照的に、緊張や不安を感じたときも上目遣いで見つめることがあります。犬を叱ったとき、飼い主さんを上目遣いで見つめることがありますが、これは緊張や不安により見つめていると考えることができます。飼い主さんが怖い顔をしていたり、大きな声で叱ったりして恐怖を感じると上目遣いで見つめ、「怒らないで」ということを伝えたいのかもしれません。また、あまり知らない人が近寄って触ろうとしたり、雷などの大きな音をきいたりしたときは、飼い主さんの顔を上目遣いで見つめ、助けを求めてくることもあります。犬は不安や緊張を感じると、身体がプルプルと震えることがあります。上目遣いだけでなく、他の仕草やその時の状況を加味しながら、愛犬の心理を読み解いていくことが大切です。
●飼い主さんに何か伝えたいことがある
犬が飼い主さんに何か伝えたい時、何も言わずに上目遣いでじーっと見つめてくることがあります。例えば、痛みがあるとき、体調不良なとき、マイナス思考に陥っているときなどは、犬が飼い主さんに助けを求めるために上目遣いをしている可能性もあります。愛情に飢えていたり、ストレスを感じていたりなど、物悲しい表情をしながら上目遣いで見つめてくるならば、愛犬は仕草を通じて何か大切なことを伝えたいのかもしれません。
体勢によって変わる上目遣いの心理

犬の心理は、表情以外にも体勢がヒントになっていることもあります。犬が何を伝えたいか知りたいならば、上目遣いだけでなく、姿勢にも注目することが大切です。
●立ったままの体勢で上目遣いをする
犬が立ったまま上目遣いをする場合、2つのパターンが考えられます。まず一つ目は「飼い主さんに何かを期待している場合」です。立っている状態は、犬にとって活動するときの姿勢です。そのため、立ったまま犬が上目遣いをしてくる場合は「ご飯が食べたい」「散歩をしたい」など、楽しいことを期待しておねだりしている可能性があるでしょう。
また、立ったまま上目遣いをするもう一つの理由は、緊張や不安を感じているときです。立っているとすぐ動けるので、警戒しているときにも犬は立ったまま上目遣いをします。犬がどちらの心理状態なのかによって、その後に飼い主さんがとる対応は変わってきます。仕草や表情を見て、犬が緊張や不安を抱いているように感じるならば、気持ちを落ち着かせたり、そっとしておいたりすることが必要です。
●座った体勢やうつ伏せの体勢で上目遣いをする
座った体勢やうつ伏せの体勢は、犬にとって自然な体勢です。立っているときは興奮度が高い傾向がありますが、座っているときなどは相手のことを信頼していたり、安心していたりすることが多いでしょう。犬の気持ちにも余裕があり、ただ見つめているだけだったり、暇だから遊んでほしかったりと、立っているときよりも要求が緩やかな可能性が高いです。上目遣いをする理由が体調不良や不安が原因ならば的確に対応する必要がありますが、小さいわがままやおねだりの場合は、しつけのためにスルーすることも必要かもしれません。
心理状態を知って上目遣いに対応しよう
犬は、飼い主さんに自分の真っすぐな想いを伝えようと、上目遣いをしてきます。おやつが欲しかったり、散歩やスキンシップを求めたりして上目遣いをしてくるならば、上手にコミュニケーションを図り、絆を深めていくことが大切です。しかし、犬の上目遣いには、病気による痛みや体調不良が原因となっているケースもあります。大事な愛犬が助けを求めているならば、飼い主さんはすぐに手を差し伸べてあげる必要があります。「ただ見つめているだけ」「おねだりのため」「不安や緊張」など、犬が上目遣いをする理由には様々なものがあります。楽しい気持ちなのか、それとも悲しい気持ちなのか、何を伝えたいのか、飼い主さんが愛犬の心を汲み取り、適切に対応をすることが大切です。
上目遣いから愛犬の気持ちを理解しよう!

犬は感情を読み取る能力に長けており、飼い主さんの行動や声のトーン、表情から「いつもより元気がない」と察することがあります。犬が人の気持ちを汲み取ろうとしてくれるのですから、愛犬が上目遣いをした時「可愛い」と動作や仕草を楽しむだけではいけません。犬が上目遣いをする心理の裏側には、飼い主さんに抱いている想いが隠れていることもあります。それに気づいてあげられれば、愛犬とより良い関係を築くきっかけにもできるでしょう。