犬は外で飼ってもいい?外飼いのメリットやデメリットを把握しよう!

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☆目次☆
1、犬を外飼いするメリット
2、犬を外で飼うことのデメリット
3、外飼いすることで発生するリスク
4、犬を外飼いする時はデメリットやリスクをしっかり考えよう!
犬を外飼いするメリット
●室内が汚れない飼い主さんにとって大きなメリットになるのが、室内を清潔に保ちやすくなるということです。室内で犬を飼っていると、犬の毛やおしっこなどで、部屋が汚れてしまうことがありますよね。外飼いにして室内に入れないようにすれば、犬のせいで部屋が汚れてしまう心配はありません。部屋を汚されてしまい、毎日掃除するのが大変と感じている人にとって、外飼いするメリットは大きいでしょう。
●番犬になってくれる
犬を外で飼うと、番犬になってくれるというメリットがあります。防犯対策として、昔は犬を外で飼う家庭が多くありました。不審者が敷地内に入ってきた時、犬が吠えてくれれば異変に気づくことができます。また、玄関前に犬がいるとセールスマンが訪問しにくくなるという利点もあります。
●犬のストレスが溜まりにくい
犬は散歩が大好きです。犬は外に出て走り回ることで気分転換をしているため、室内で飼っていると、散歩に出かける時間以外は部屋の中に閉じこもることになります。家の中で走り回れるほど大きな部屋に住んでいるケースは、あまり多くはないでしょう。外飼いすれば、飼い主さんが意識的に散歩に連れ出さなくても、常に外の空気を吸って犬がリフレッシュできます。好きな時に少し庭を走ったり、寝そべって日向ぼっこしたり、犬が自由に過ごせるのでストレスが溜まりにくくなります。
犬を外で飼うことのデメリット

●温度や湿度の変化で体調を崩してしまうことがある
人間は季節の変わり目など、急激な温度や湿度の変化で体調を崩してしまうことがありますが、これは犬も同じです。外飼いしていると、犬は常に温度変化にさらされることになります。日本は他の国に比べると時間や季節による温度変化が激しく、1日のうちでも朝と夜とでは、大きく気温が変わることがあります。また、夏は人間でもぐったりしてしまう程熱くなりますし、冬は外に出るのが嫌になるほど寒い時期があります。そういった温度変化に耐えられず、犬が体調を崩してしまうことがあるので注意してください。
●不衛生になりやすい
外は室内に比べると、不衛生な環境が多いです。地面の上には何が落ちているか分かりません。犬がゴミを口にしてしまったり、虫を食べてしまう可能性も考えられます。場合によっては寄生虫などに感染して、病気にかかってしまうことがあります。また、常に外で生活をしていると、どうしても被毛が汚れてしまいます。外飼いの犬を清潔に保とうと思ったら、頻繁にシャンプーなどをしなければなりません。室内飼いに比べると、日々のケアが大変になるでしょう。
●犬の変化に気づきにくい
外飼いをしていると、室内で飼うのと比べてどうしても犬と接する機会が少なくなります。家の中にいれば犬が視界の中に入ることが多いですし、触れ合う機会も増えますが、外飼いをしていると、餌をあげる時や外出する時など、犬を確認できる機会が限られてしまいます。そうなると、犬の変化に気づけなくなってしまうので注意が必要です。犬は体調が悪くなった時、自分で知らせることができないので、飼い主さんが気づいてあげなければなりません。トイレの頻度が普段と違う、犬がいつもより元気がないなど、外飼いしていると気づきにくい変化が多いです。犬の変化に気づかず、病気が進行してしまうケースもあるので注意してください。
●逃げ出してしまう恐れがある
外飼いする時は、犬を首輪で繋いでおくのが基本ですが、強く引っ張るなどしてリードが切れてしまうケースがあります。リードから解放されて自由に動けるようになると、犬が脱走してしまう可能性があります。敷地の外に出て交通事故に遭ってしまう、誰かに噛みついてしまうなどの恐れがあるので、脱走しないように飼い主さんが十分に気をつけなければなりません。
外飼いすることで発生するリスク
外飼いでもっともリスクになるのが、ご近所トラブルです。飼い主さんにとっては我が子のように可愛いペットかもしれませんが、すべての人が犬好きなわけではありません。中には犬が苦手で怖いと感じる人もいます。外飼いしていると、近隣に住む人が犬と対峙するケースが出てきます。用事があるのに犬がいるせいで家に近づけない、家の前を通った時に吠えられて怖い思いをしたなど、トラブルになるケースが少なくありません。中でもよくあるのが騒音トラブルです。犬の性格にもよりますが、ちょっとした音や人を怖がってすぐに大きな声で吠えてしまう犬もいます。犬好きな人でも、早朝や深夜に大きな声で吠えられたら困りますよね。自分が飼っている犬ならまだしも、他人が飼っている犬の鳴き声で眠れなくなったら、文句も言いたくなります。犬の騒音でご近所トラブルになるケースは多いので、飼い主さんはしっかり配慮しなければなりません。
騒音だけではなく、犬のおしっこやうんちのせいで悪臭が発生して、周りの人に迷惑をかけてしまうこともあります。周りの人のことを考えて、迷惑にならないような犬の飼育環境を検討しましょう。
犬を外飼いする時はデメリットやリスクをしっかり考えよう!

室内飼いにも外飼いにも、それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらが正解とは言えません。外飼いをするのであれば、犬の健康管理をしっかりしてあげること、ご近所への配慮を忘れないことが大切です。大切なペットを守ってあげるのは、飼い主さんの大切な役目です。メリットだけではなく、デメリットやリスクもしっかり理解した上で、外飼いを検討するようにしましょう。