犬もゲップをする?犬のゲップの原因と対処が必要なときの見分け方

ALPHAICONではドッグウェアはもちろんのこと、愛犬にぜひ使っていただきたいドッググッズも厳選してご紹介していますのでぜひご活用してください。
☆目次☆
1、犬がゲップをする原因
2、不調のサインとしてのゲップ
3、ゲップを全くしないのも危険?
4、犬の異常なゲップを見落とさないようにしましょう!
犬がゲップをする原因

犬のゲップも人間と同じで、少量の空気が胃から食道を通って口から出る現象です。そのときに、空気と一緒に音が出ることもあります。犬がゲップをする主な原因について解説します。
☆多くの空気を飲み込んだとき
人間と同じように、犬も口から多くの空気を飲み込むと、その一部がゲップとして口から出ます。空気を多く飲み込んでしまうのは、勢いよく食事や水を摂取したときや、おやつのガムを長時間噛んでいた場合などがあります。
☆ドッグフードの性質や形によるもの
主成分を野菜とするドッグフードはアルカリ性のため、胃酸と混ざって中和反応が起こりガスが発生して口から放出されます。ドーナツ型のドッグフードも、ゲップが多くなる原因です。穴が開いているという形状の特徴から、犬の体内に多くの空気がとり込まれることで、ゲップが増えることがあります。
☆犬種の特徴によるもの
ブルドッグやパグ、ボストンテリアなどの短頭種では、上手く呼吸ができないときがあります。品種改良によって鼻の穴などの空気の通り道や喉が狭く、呼吸をするときに気道に大きな圧力がかかっているためです。
口を開けてあえぐことによって、ほかの犬種よりも口から空気が入りやすくなるため、ゲップで飲み込んだ空気を外に出しています。
☆若さや老化など年齢によるもの
老犬は食べ物をうまく飲み込めなくなる嚥下反射障害が起こりやすくなるため、空気を多く飲み込んでゲップの回数も多くなります。胃腸機能の低下によって胃酸や消化酵素が減少し、ガスが発生しやすいことも原因です。
逆に、若い犬もゲップしやすくなります。若い犬の場合は、食欲が旺盛なため大食いや早食いになりがちで、飲み込む空気が多くなることが原因です。
☆多頭飼いによるもの
複数の犬を飼っている場合には、「仲間と同じことをしたい」という犬の習性から食事を多くとり過ぎてしまうことがあります。ほかの犬に餌をとられてしまうという危機感から、早食いになる傾向もあります。
多頭飼いが原因のゲップの場合は、個別に食事を与えたり、仕掛けおもちゃに入れておやつを与えたりすることで、焦らずに食事をするようになるため、ゲップを減らせる場合があります。
今は早食い防止の食器も出ているのでそういうものをを使うのも良いですね。
逆に、若い犬もゲップしやすくなります。若い犬の場合は、食欲が旺盛なため大食いや早食いになりがちで、飲み込む空気が多くなることが原因です。
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不調のサインとしてのゲップ

人間も胃もたれしているときにゲップが出るように、犬も体調を崩しているときにゲップの回数が多くなることがあります。犬は、様々な要因で消化不良を起こします。消化不良になると消化が遅くなり、ガスが発生しやすくなります。
多くの場合はドッグフードの食べ過ぎによるものですが、ドッグフードの種類を変えたときや、バナナやニンジンのような繊維の多い食べ物をとり過ぎたときにも起こります。
他にも、状態が悪い不適切な食べ物は、胃腸障害の原因となります。拾い食い癖のある犬がゲップをしていたら、何か悪いものを食べていないか注意して様子を観察しましょう。
また、不安や緊張などのストレスで消化不良を起こしている場合もあります。消化不良を起こすとヨダレが出やすくなり、ヨダレと一緒に多くの空気を飲み込んでしまうことがあるためゲップが増えます。運動不足も消化不良の一因です。
ゲップが長く続く場合は、病気が原因の可能性もあります。細菌やウィルス、寄生虫などの感染症が原因で胃に不調が起きているときは、ガスが発生しやすくなりゲップが出やすくなります。
例えば、何らかの細菌が原因で犬が炎症性腸疾患にかかっているときは、一般的な腸炎の治療では改善せず、2週間から3週間にわたって下痢や嘔吐を繰り返します。また、ゲップの匂いに異常を感じるときは、腎臓などの機能低下や歯周病などが考えられます。
ゲップのほかにこれらの症状が出ている場合は、早めに動物病院で診てもらうようにしましょう。
ゲップを全くしないのも危険?

ゲップの回数が増えることも不調のサインですが、逆にゲップが全くでないことも不調のサインかもしれません。ゲップをまったくしない犬は、食道が閉塞している可能性があります。主な原因は、ドッグフードやおやつなどの食品が食道に詰まっていることです。
ゲップは、胃捻転のサインでもあります。胃捻転は、なんらかの原因で胃がねじれてしまう病気です。原因は特定されていませんが、胃が拡張したときに起こりやすく、食後に激しい運動をしたときや早食い、一気飲みなどをしたときなどに起こりやすくなります。
ジャーマンシェパードやゴールデンレトリバーなどの大型犬に起こりやすいのが特徴です。胃を支えている、じん帯が伸びてしまった老犬も注意が必要です。
しかし、どんなに大好きな愛犬だとしても、常に見守っていることはできません。そのため、ゲップが多い場合よりも、ゲップをしていないことを確認するのはとても難しいです。
「そういえば最近ゲップを聞いていないかも?」と思ったら、他に変わった様子や体調の変化がないかをよく観察してみましょう。
愛犬の様子が見られる「お留守番カメラ」を設置して観察してみるのも良いですね。
愛犬の様子が見られる「お留守番カメラ」を設置して観察してみるのも良いですね。
犬の異常なゲップを見落とさないようにしましょう!

犬が食後に数回ゲップをすることは、異常なことではありません。しかし、回数が増えたり匂いがしたり、他にも気になる症状がある場合は体調不良の可能性があるので要注意です。
不調のサインとしてのゲップやゲップをしていないなどの心当たりがあるときは、早めに原因を取り除き、改善しないようであれば早めに動物病院を受診することが大切です。