2022-06-10 15:00:00 +0900
電車に愛犬を乗せていいの?乗る前に知っておきたいルールや注意点 愛犬と出かける時、車ではなく公共交通機関を利用することもあるでしょう。家族以外の人も利用する電車に乗るのであれば、守らなければいけないマナーや注意点があります。
もし、そのルールや注意点を理解せずに電車へ乗り込めば、他の乗客に迷惑をかけることになりますし、大きなトラブルとなる可能性もあります。
そこで、今回は愛犬と電車に乗るときに知っておきたいルールや注意点について紹介します。

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☆目次☆
1、犬を電車に乗せるときのルール
2、犬と電車に乗るときの注意点と周りへの配慮
3、犬を電車内で静かに過ごさせるための工夫
4、ルールを守り、周りへの配慮をして愛犬と電車を楽しもう!

犬を電車に乗せるときのルール

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犬を連れて電車に乗る計画を立てるとき、まず確認しておくべきは勝手に乗せてよいのかという点です。JRや大手私鉄では、キャリーバッグに入れた犬ならば「手回り品」という扱いで持ち込むことができます。

電車に乗っている間はキャリーケースの中に犬の体が完全に入っている状態でなければならず、電車の中で犬を外へ出すことも認められません。


しかし、手回り品として認められるのは、キャリーバックに入れた状態での大きさや重さが規定の範囲に収まっている場合だけです。そのため、キャリーバックに収まらない中型犬や大型犬を電車に乗せるのは難しいでしょう。(※補助犬を除く)

また、列車の運行に支障がでそうなときには、持ち込みを断られる可能性があります。具体的には、通勤ラッシュの時間帯で犬が入ったキャリーケースを持って乗り込むのが難しい混雑している時などがあげられます。

多くの人が狭い車内で押し合う状況では、キャリーバックに入れられているとはいえ、愛犬に強いストレスがかかることになるでしょう。ルールを守るだけでなく、愛犬の状況にも気を配りながら、電車に乗るタイミングや時間帯を検討しましょう。


犬を連れて電車に乗る場合、鉄道会社によって追加料金が発生することがあります。JRは手回り品の持ち込みが有料なので、改札口で料金分の切符を購入しましょう。

一方、私鉄では手回り品の持ち込みを無料としている会社が多く、無料の場合は切符の購入は不要です。お出かけの前に、乗車予定の鉄道会社のホームページや最寄り駅の窓口で、キャリーバックの大きさの規定や料金を確認しておきましょう。


ちなみに、JR東日本では以下の規定があります。
タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内でかつ、愛犬とケースと合わせた重量が10㎏以内の動物専用ケースに入れる


・カートは、ケースと分けられる形状のものなら可能。その際、ケースの部分が上記条件と同じであること

分離したカート部分(タイヤが付いている方)は、畳んで持ち込み。(一般の手回り品と同じ条件で持ち込み可能)

条件を満たしていたら、改札で伝え、手回り品切符を別途購入する。

※詳しくは、JR東日本のホームページをご確認ください。
※規定内容は少し文章を変えております。
 

犬と電車に乗るときの注意点と周りへの配慮

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犬を電車に乗せるとき、トイレのことを心配する人は少なくないでしょう。
しかし、電車内ではもちろん排泄をさせるわけにはいきません。

電車に乗る前に、必ずトイレを済ませておくようにしましょう。ただ、普段と違う環境への不安からおしっこやうんちをしてしまう場合もあります。そんな時に備えて、犬用のおむつを履かせておくと安心です。

さらに、キャリーケースの中にペットシーツを敷いておくと良いでしょう。

また、電車では犬が嫌いな人や動物アレルギーを持っている人が乗り合わせていることも十分にあり得ます。

そういう人へ配慮をしておくことも、飼い主さんが守るべきマナーです。とはいえ、乗客の好みを聞いて回るわけにはいかないので、席に座る場合は出入り口の近くに座るか、もしくは座らずに人から離れた場所で立って過ごしましょう。

通路や出入り口の周辺に立つときには、キャリーケースを
誤って蹴られないように気をつけてください。

もし、他の乗客にアレルギーによる影響を訴えられたとき、反論をすれば大きなトラブルになるだけです。静かに場所を変えて、目的地を目指しましょう。

犬を電車内で静かに過ごさせるための工夫

...※上記の様なスタイルでは電車に乗れません。

電車内では、周囲に見知らぬ人が大勢いて、絶えず独特の揺れがあったり音が響いたりします。そのため、電車内で犬が怯えてしまう可能性があります。

精神が不安定な状態では、吠えたり暴れたりと騒がしくなることもあるでしょう。そのような状態では、周囲の乗客から迷惑だと思われてしまいます。犬が目的地まで静かに過ごせるよう、不安を軽減させるための工夫をしましょう。

例えば、音に慣れさせるために電車内の音や人の話し声などをスマホで録音して聞かせることも、電車に慣れさせるための方法の一つです。録音するのが難しい場合は、CDやネットで公開されている動画なども使えます。


視覚がもたらす不安を軽減させるためには、キャリーケースにカバーをかける方法が有効です。しかし、何も見えない状態では飼い主さんの姿も見えなくなるため、余計に不安を感じる恐れがあります。

まずは家の中で、カバーをかけて視界を遮ったキャリーケースに入る訓練をしておきましょう。普段から慣れさせておけば、電車内でも普段と変わらず過ごすことができます。


また、不安による無駄吠えを防ぎたいときは、口輪をはめることで無駄吠え対策になります。口輪は物理的に口が開きにくくなるので、無駄吠えをしても電車内に響くことを防げます。

しかし、無理矢理口輪をすると愛犬との信頼関係に溝が生じることもあるので、気をつけなくてはいけません。骨ガムのように長く噛むことができるもので、無駄吠えを防ぐのも一つの手です。
 

ルールを守り、周りへの配慮をして愛犬と電車を楽しもう!

...
※カートはこちらの様にケース部分が取り外しができないタイプは乗車できません。

愛犬を電車に乗せる際には、鉄道会社のルールを守り、かつ周囲の乗客に配慮することが求められます。色々と注意するべき点が多いので大変ですが、慣れれば愛犬と一緒に電車で遠出をすることもできるでしょう。

愛犬と電車に乗ってお出かけをしたいと願っているなら、必要な準備と確認をしっかりしてから出かけてみましょう。


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