犬も悲しいと泣く?犬が涙を流す理由と悲しい時の感情表現

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☆目次☆
1、犬が涙を流すのはどんなとき?
2、犬が悲しい時の感情表現
3、大切な人との別れで犬が悲しみを感じている場合
4、犬の感情の変化について知ろう
犬が涙を流すのはどんなとき?

愛犬が涙を流していたら心配になりますよね。しかし、犬が涙を流すのは悲しいからではありません。基本的に犬が涙を流すのは、目を保護するためです。
なかでも目が飛び出ている、もしくは毛が長い犬種は、目の周りに毛が入ったり傷がつきやすかったりするため、毛などのごみや傷から目を守るために、涙の量が増えます。
特に、パグやチワワなどの犬種は涙が出やすく、目から鼻のあたりの毛が涙で濡れて赤くなってしまうこともあります。涙を流すことが多い犬種は、こまめに涙を拭いたり、蒸しタオルで変色している部分を拭き取ったりといったケアが必要です。
また、涙が止まらないほど多いときは、目の病気が関係しているかもしれません。結膜炎や角膜炎などの病気の可能性もあるため、頻繁に涙を流していたり、急に涙の量が増えたりした場合は注意が必要です。気になる症状があれば、早めに動物病院で診てもらいましょう。
犬が悲しい時の感情表現

人間は悲しいときの感情表現の1つとして、涙を流すことがあります。犬は悲しいときに涙は流しませんが、悲しいことがあったときは仕草や表情で感情を判断できます。
例えば、飼い主さんが落ち込んでいるときに、愛犬が慰めてくれていると感じた経験がある方もいるでしょう。犬は共感力が強いため、飼い主さんの感情の変化に寄り添って一緒に悲しんでくれます。
群れで生活していたときの名残として相手の感情に共感し、飼い主さんが悲しんでいるときは近くにいてくれたり、顔を舐めて励ましたりといった行動を取る場合があります。
また、期待を裏切られると犬も悲しみを感じます。飼い主さんがドッグフードの箱やおやつの袋を持ったとき、犬はご飯やおやつがもらえると期待します。
しかし、たまたまドッグフードの箱を持っただけということもあれば、犬をからかう目的でおやつの袋を手にしたということもあるでしょう。
さらに、飼い主さんが出かける準備をすると、散歩の時間だと思って犬が期待することもあります。しかし、飼い主さんだけお出かけをする場合は、お留守番になってしまうので犬は悲しい思いをします。
実際に犬の行動を観察していると、おやつや散歩を期待したときには、しっぽを振って全身で喜びの感情を表します。しかし、おやつがもらえない、散歩の時間ではないとわかると、尻尾や耳が垂れ下がり、首を下に向けるなどの仕草で悲しんでいる姿を見せます。
がっかりした表情を見ると、普段とは違う仕草が可愛いと思い、何度もおやつを与える振りをする方もいます。しかし、何度もからかっていると、愛犬からの信頼をなくす可能性もあります。期待しても無駄と思われることがないように、からかうのはほどほどにして愛犬と良い関係を築きましょう。
大切な人との別れで犬が悲しみを感じている場合

子どもが成長して一人暮らしを始めるといった理由で、家を出ていくこともあるでしょう。理由があって家を出たとしても、犬には突然一緒に暮らしていた家族がいなくなってしまったということしかわかりません。
家族の中でも特に懐いていた人がいなくなったら、喪失感から元気がない仕草を見せることもあるので注意が必要です。
実際に昔、母が結婚して実家を出た時、当初実家にいた紀州犬はしばらくご飯を食べなくなり元気が無くなったそうです。
犬は人間の言葉を理解することはできないですし、事情を理解することもできません。しかし、人間の言葉はわからなくても、犬は家族の感情の変化などは敏感に察知できます。
そのため、犬が喪失感で悲しんでいるなら、安心できるように寄り添って優しく接してあげましょう。引っ越し後も時々帰省して会えるということがわかれば、本当のお別れではないと理解し安心して過ごせる可能性があります。
犬の感情の変化について知ろう

犬が涙を流すのは、悲しんでいるからではなく目に何らかの異常があるときです。異物が入っただけのこともありますが、涙の量が多い場合には病気の可能性もあるので動物病院で診察してもらいましょう。
また、目の病気でなくても食べ物や花粉などのアレルギーで涙が出ることもあります。いずれにしても獣医さんに診てもらうと良いでしょう。食べ物の場合、涙がで始める前に新しいものを食べなかったか、最近のおやつやご飯の中身は何だったかなど把握しておくと良いかと思います。
また、犬は病気などの原因以外で涙は流さなくても、人間と同じように犬も悲しむことがあります。愛犬が悲しんでいる理由を把握し、飼い主さんが安心して過ごせる環境を整えていくことが大切です。
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