2022-04-14 17:56:00 +0900
犬の皮膚病の原因とは?具体的な症状と皮膚トラブルを防ぐ適切な対策 自宅で犬を飼育する上で気を付けなくてはいけないトラブルの一つに、皮膚病があります。人間以上にデリケートな生き物と言われる犬は、生活環境に左右されやすく、気が付かないうちに病気を発症しているケースも少なくありません。そこで今回は、犬の皮膚病の主な原因について解説し、日常生活で行える予防法を紹介していきます。

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☆目次☆
1、犬の皮膚病の主な原因
2、皮膚病が引き起こす症状
3、皮膚病を発症しやすい犬種
4、犬の皮膚病を防ぐための対策
5、日頃から愛犬の状態をチェックしよう!

犬の皮膚病の主な原因



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犬が皮膚病になる主な原因の一つが、環境によるバリア機能の低下です。犬の皮膚は体毛に覆われていることで、人間に比べて薄くデリケートな作りになっています。高温多湿な日本では、夏場など気温や湿度が高くなる時期は、特に皮膚が蒸れやすくウイルスから身を守るバリア機能が低下しがちです。機能が低下している時に寄生虫が付着すると、感染による病気が発症しやすくなると考えられています。そのほかにも自己免疫疾患、遺伝的体質なども皮膚病の原因の一つです。
 

皮膚病が引き起こす症状

いくつかある皮膚病の症状の中でも、代表的な物として挙げられるのが脱毛です。痒みを我慢するという概念を持たない犬は、人間のように行動を抑制することができません。そのため、皮膚炎による痒みが発症した時に、本能で掻きむしって毛が抜け落ちてしまうと言われています。
脱毛以外で多く見られる症状が発疹です。発疹とは人間のニキビと同じようにブツブツした隆起のことを言います。水が溜まっている水疱、膿による膿疱など、症状で色や大きさが変わるのが特徴です。長毛種は患部が毛で隠れた状態になっているので、短毛種よりも発見が難しくなります。


 

皮膚病を発症しやすい犬種

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一口に皮膚病と言っても、犬種によってそれぞれ特徴が異なります。中でも皮膚病を発症しやすいと言われているのが柴犬です。日本では古くから飼われている柴犬は、食べ物によるアレルギーやアトピーによる皮膚炎にかかりやすいと言われています。年齢に関係なく発症しやすく、1歳未満の幼少期にかかる柴犬も少なくありません。
柴犬以外ではヨークシャテリア、ポメラニアンなども注意が必要です。長毛種のヨークシャテリアは真菌の感染、ポメラニアンは毛周期の乱れによる脱毛症に気を付けなくてはいけません。
 

犬の皮膚病を防ぐための対策

皮膚病は日常生活のケアによって予防をすることができます。室内で飼う場合の基本として挙げられるのが温度調整です。皮膚病は、高温多湿の環境に長くいることで発症しやすくなります。1日を通して気温が高くなる夏場の時期は、特に感染しやすいのでエアコンや換気による温度管理を徹底することが大切です。飼い主さんが外出している間に犬を留守番させる時も、快適に過ごせる環境をキープすることが病気の予防に繋がります。空気が乾燥しやすい冬場も、皮膚の水分が失われてバリア機能が低下しがちです。加湿器で適度な室温を保ちつつ、必要に応じて保湿剤などで水分を調節しましょう。
室内を清潔に保つことも大事な予防法の一つです。人間のアレルギーの原因となる「ちり」や「ほこり」によるハウスダスト、花粉などは犬にも影響を及ぼします。目で確認することができないため、知らぬ間に悪影響を与えていることも多いのが実情です。花粉が飛散しやすい時期の散歩では犬に服を着せたり、室内の掃除を徹底して清潔な状態をキープしたりすることを心掛けましょう。
そのほか、食べ物によるアレルギーが原因で皮膚病を発症するケースもあります。暴飲暴食をさせないことはもちろん、栄養バランスを意識することも皮膚病の予防に必要な対策です。
 

日頃から愛犬の状態をチェックしよう!

言葉が話せない動物は、病気を発症しても飼い主さんに訴えることができません。そのため、気が付いた時には病気が進行していて、治療に時間が掛かってしまうケースも多くあります。日常生活で予防に努めると共に、こまめに健康状態をチェックすることも重要になります。万が一、病気を発症した時は自己判断をせずに、速やかに専門医に相談をすることが大切です。

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