犬がトイレを失敗するのはわざと?わざと失敗する理由と正しい対処法

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☆目次☆
1、犬がわざとトイレに失敗する理由①「子犬の反抗期」
2、犬がわざとトイレに失敗する理由②「トイレが汚れている」
3、犬がわざとトイレに失敗する理由③「病気や認知症の可能性」
4、トイレの失敗を怒らずに愛犬の行動をしっかり観察しよう
犬がわざとトイレに失敗する理由①「子犬の反抗期」

わざとトイレを失敗する愛犬が子犬の場合は、反抗期の可能性があります。小型犬の場合は生後4ヶ月から1歳前後くらいまで、大型犬の場合は生後9ヶ月から1歳前後に反抗期を迎えることが多いです。
トイレの失敗以外にも「すぐに吠えるようになった」「いろんなものを噛む」「ごはんを食べたがらない」などの行動が見られたら、反抗期の可能性が高いでしょう。
犬の1歳前後は人間で例えると中学生ごろといわれており、心理的に不安定になりがちです。もちろん反抗期がない犬もいますが、「今まで良い子だったのに、最近いう事をきいてくれない」といった場合は、その時期がすぎるまで温かく見守ってあげることも必要です。
ただし、だからといって甘やかしてしまうと、今後のしつけに影響してしまうため、反抗期であってもなくても、メリハリはしっかりつけましょう。
トイレの失敗に関しては飼い主さんもイライラしてしまいがちですが、なるべく犬には声をかけず排泄物やペットシーツを片付けてしまうのがおすすめです。ここでヒステリックに怒鳴ってしまうと、反抗期が長引くばかりか行動がさらにエスカレートすることもあるので注意が必要です。
犬がわざとトイレに失敗する理由②「トイレが汚れている」

犬は、トイレが汚れている場合もわざとトイレを失敗することがあります。この場合は、わざと失敗しているというよりも、「そのトイレで用を足したくない」という主張をしているといったほうが正しいでしょう。
特に複数の犬を飼っている場合は、トイレがすぐに汚れてしまい、飼い主さんの掃除が追いつかないためにトイレが汚れたままになってしまうこともあるでしょう。
犬はもともとキレイ好きといわれており、中にはデリケートな性格の犬もいます。そこまで汚れてはいないけど、自分以外の犬の匂いが原因でトイレをしたがらない、といったこともあり難しいところです。
また、子犬のときは問題なかったのに最近トイレの失敗が多くなった場合は、「犬が成長して、性格がさらにキレイ好きになった」ということも考えられます。
少し面倒ですが、こまめにトイレの掃除をしてあげたり、お掃除スプレーで殺菌や匂いをとってあげたりすることが大切です。
犬がわざとトイレに失敗する理由③「病気や認知症の可能性」

犬も老化が原因でトイレの位置がわからなくなったり、嗅覚が衰えたりすることから、トイレの失敗が増えるケースも多々あります。また、足腰が弱り、トイレまで我慢できなくなって粗相をする、筋肉の衰えによりおもらしするといったこともあるでしょう。
老犬になると認知症になるリスクも出てきますが、そうなると認識機能が衰え、トイレがきちんとできなくなることも不思議ではありません。
さらに老化以外にも、さまざまな病気がトイレの失敗を引き起こしていることがあります。例えば膀胱炎になっている場合、排泄のコントロールがしにくくなっていることが原因であったり、避妊手術直後の場合はホルモンに異常をきたし、犬の意思以外で勝手に排泄してしまったりすることもあるのです。
老犬や認知症でトイレを失敗するときは、犬用オムツの使用も検討してみましょう。オムツを使用する場合は、1日数回程度の交換やウェットティッシュなどで皮膚や被毛を清潔に保つことも大切です。老犬以外の場合でも病気が疑われるなど、様子がおかしいと感じたらすぐに病院の受診をおすすめします。
トイレの失敗を怒らずに愛犬の行動をしっかり観察しよう

犬がわざとトイレを失敗する原因は一つではありません。その原因を探るためには、飼い主さんが愛犬をしっかり観察してあげることが必要です。
そして一番大切なことは、トイレの失敗で必要以上に叱らないことです。叱ることで犬のストレスが溜まったり、さらにエスカレートしたりすることもあります。
すぐに犬を叱るのではなく、愛犬が快適に排泄できる環境か、精神的に不安定になっていないかなどを見極めて原因を考えることが大切です。