犬の肉球をやけどから守る!肉球をやけどする原因とその予防策

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☆目次☆
1、犬が肉球をやけどする原因
2、犬の肉球をやけどした時の症状
3、犬の肉球をやけどから守るための予防策
4、肉球をやけどした時の対処法
5、犬の肉球をやけどさせないためにできること
犬が肉球をやけどする原因

犬の肉球がやけどをする原因の多くは、炎天下での散歩です。人間は靴を履いて歩いているためわかりづらいかもしれませんが、真夏のアスファルトの表面温度は約60度以上あると言われています。犬の肉球は角質が厚いため、人間の皮膚と比べるとある程度の熱には耐えることができます。
しかし、だからといって熱の影響が全くないわけではありません。靴を履いていない犬にとって、高温になった場所を歩くのはかなりの苦痛になります。
土や砂の上であればアスファルトほど熱くはないと考えている人もいますが、それは間違いです。太陽の光を浴び続けた砂浜は暑くなりやすく、場合によっては60度以上になる可能性もあるのです。散歩の時には、犬がやけどをしないように道路の状況に細心の注意を払いましょう。
とはいえ、真夏のお散歩は肉球のやけどだけではなく、熱中症の危険もあります。お散歩の時間は地面がまだ熱くなっていない早朝か、日が暮れてからお散歩をするようにしましょう。(昼間暑い時は要注意です。地面が熱くないか確かめてからの方が良いでしょう。)
また、肉球のやけどは夏だけ気をつければいいものではありません。室内犬の場合は、寒い季節に暖房器具で肉球をやけどすることもあります。冬場は犬が暖房器具に近づかないように日頃から気をつけるようにしましょう。
犬の肉球をやけどした時の症状

犬は人間と違って言葉で症状を伝えることはできません。普段から正常な状態の肉球を観察し、異常があった場合はすぐに気づけるように愛犬の様子を観察しておきましょう。
●やけどをしたときの肉球の変化
やけどをしているかどうかは、肉球を直接見ることで判断ができます。肉球の表面が不自然なぐらい赤くなっていたり、黒ずんでいたりする時にはやけどをしている可能性があります。
また、皮が捲れていたり水ぶくれがあったりという変化が見られた時には、重度のやけどをしている可能性が高いので、すぐに動物病院に相談しましょう。
●歩き方の変化
肉球の色に変化が見られない場合でも、犬の歩き方が不自然なときは肉球の異常を疑いましょう。いつもよりゆっくり歩く、足を引きずって歩くというような時には、やけどをしているかもしれません。
やけどをしているため肉球に痛みが生じ、犬は痛みから少しでも逃れたくていつもとは違う歩き方をしている可能性があります。普段と歩き方が違う時には、肉球に変化がないかどうかチェックしましょう。
犬の肉球をやけどから守るための予防策

犬が肉球をやけどをしないためには、散歩の時間を工夫することが大切です。夏場は日差しが照り返す昼間は避けて、早朝や夕方に散歩の時間をずらしましょう。
また、夕方になっても昼間に上昇した地面の熱が下がりきっていない場合もあります。できるだけ日陰の道を選ぶなど、季節や天候によって散歩コースを工夫しましょう。
特に、アスファルトの上をお散歩する場合には、地面だけではなくマンホールにも注意しましょう。うっかり踏んでしまうとフライパンの上に足を置いた状況に近くなるので避けて通る様にしましょう。
さらに、散歩する前に、肉球に保湿クリームやローションを塗っておくと安全です。犬が誤って舐めても大丈夫なように、安全な品質のものを選ぶようにすると良いでしょう。
また、靴を履かせるのも良いでしょう。梅雨時期から夏の間は蒸れない様に通気性が良いものを選んであげると良いかと思います。
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肉球をやけどした時の対処法

万が一、犬が肉球をやけどした場合には、すぐに冷やすことが大切です。冷水や氷水、または保冷剤などを利用して冷やせば、症状がひどくなることはありません。十分に冷やしたら、肉球にタオルかガーゼなどを当てて患部が乾燥しないようにすることが大切です。
また、冷やしたからといって、素人の判断でそのまま放置するのは危険です。念のため、動物病院に行って獣医に相談するようにしましょう。
犬の肉球をやけどさせないためにできること

犬の肉球をやけどさせないためには、まずはその原因について知ることが大切です。原因を知れば、未然にやけどを防ぐことが可能です。
散歩の時間やコースを工夫し、保湿クリームやローションで肉球を守ってあげましょう。そして、万が一やけどをしても早期に発見し、軽症のうちに治療することができるように、日頃から愛犬の肉球にやけどの症状が出ていないかどうかをチェックするようにしましょう。