2022-03-04 10:05:00 +0900
子犬の離乳食は何を食べさせる?離乳食の作り方と移行するタイミング 犬は、大型犬でも2歳になれば成犬と同じ大きさになります。
犬種によっては、さらに成長のスピードが早く、それに合わせて食べるものを変えなければいけません。
母犬から母乳をもらっていた子犬は、徐々に固い食べ物に慣れさせるために、離乳食を与える時期がやってきます。
今回は子犬に離乳食を与えるタイミングと、どのような離乳食を与えれば良いのかについて解説します。



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☆目次☆
1、子犬に離乳食を与えるタイミング
2、子犬に与える離乳食の作り方
3、上手な離乳食の与え方
4、子犬の将来を考えて離乳食を考えよう!

子犬に離乳食を与えるタイミング

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離乳食を与える時期は、乳歯が生えてくる生後3週間くらいが目安です。早すぎれば歯がないので食べられませんし、遅すぎると授乳するときに母犬の乳首を噛んで怪我をさせてしまいます。

犬は生後2ヶ月もすればすべての歯が生え揃い、固いものを噛める状態になります。歯が生え揃ったら、離乳食を止めてドライフードに切り替えると良いでしょう。


同じ離乳食でも、最初はなるべく固形のものが混ざらない様に、ペースト状のドロドロのものから、少しずつドライフードのふやかしなどに移行します。
(同じふやかしでも週齢によってお湯の量とふやかす時間を工夫して与えましょう。)


離乳食を与えようとしても、それまで食事を母犬からの母乳に頼っていたため、簡単に乳離れできない子犬もいます。母犬が子犬を遠ざけることで乳離れを促すこともありますが、飼い主さんが母子を別々の場所にすることも一つの方法です。
 

子犬に与える離乳食の作り方

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離乳食は、まだ歯が生え揃っていない時期の子犬のための食事です。歯でしっかりと咀嚼しなければならないような固いものは避けましょう。手軽に作れる離乳食としては、子犬用のドライフードを用意して、30℃から40℃程度のぬるま湯に浸して柔らかくするという方法があります。

この離乳食であれば、子犬の歯が生え揃ってきたタイミングでぬるま湯の量を減らしていけば、固いドライドッグフードへの移行もしやすいでしょう。

ドライドッグフードをふやかす場合は、必ず子犬用のドッグフードを使用しましょう。成犬用のドッグフードと子犬用のドッグフードでは、見た目が似ていても栄養価などが異なります。

子犬は体格が小さいですが、成長期ということもあり消費するカロリー量が多いので相応の栄養が必要です。栄養価が高い子犬用のドッグフードを使用して、成長期の子犬の健康をサポートしましょう。


市販されている離乳食の中には、粉末をぬるま湯で溶いて適度な固さにするという商品もあります。粉末であれば、固いドライドッグフードをぬるま湯でふやかすよりも短時間で準備できるのがメリットです。
また、ペースト状の離乳食も販売されているのでそのようなものを使用しても良いでしょう。

子犬の健康を考えて、飼い主さんが材料から離乳食を作る場合は、肉・野菜・魚などに含まれる栄養を計算して作りましょう。

必要な材料を揃えて、フードプロセッサーやミキサーで半固体状にすれば離乳食として使えます。その場合に気をつけなければならないのは、調理していない生の素材を混ぜないことです。生の素材を使うことで、付着した細菌により食中毒や感染症を発症するリスクがあります。必ず加熱調理してから離乳食に加工をしましょう。


また、離乳食を自作するときに、チョコレート・ぶどう・玉ねぎなど犬にとって毒となる材料が紛れ込んでしまうことも起こりえます。子犬の安全を確保するためにも、安全とわかっている素材だけを使いましょう。
 

上手な離乳食の与え方

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飼い主さんが離乳食を与えようとしても、これまで母乳を飲んでいた子犬に食事として認識してもらえない可能性があります。子犬に離乳食を食べてもらうためには、まず慣れさせることが重要です。

完全に母乳から離乳食に移行するのではなく、離乳食を与えてから母乳を飲ませるようにすることで、離乳食も食事の一部だという認識を与えていきます。


十分に慣れてきたところで、母乳の割合を減らしていけば最終的に離乳食だけで栄養を得られるようになるでしょう。完全に離乳食への移行ができたとしても、食べる量は少ないでしょうから、お腹が減らないように食事の回数は多めにしておくことをおすすめします。

子犬の頃は、まだ消化器が未発達でうまく食べ物を消化することができません。

まずはドロドロのものから、成長に合わせて、または子犬の体の様子を観察しながら(量が多いと下痢する、食べたがらない、吐き出してしまうなど)離乳食の工夫をしていき、徐々にドライフードへ移行していきましょう。
(手作り食も同様、消化しやすい食材などきちんと調べて作ってあげましょう。)
 

子犬の将来を考えて離乳食を考えよう!

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成犬へと成長していく子犬にとって、母乳から離乳食に切り替えることは大きなイベントと言えます。無事に離乳食への移行ができれば、十分な栄養を摂取できるので健康的な成犬になれるでしょう。

離乳食を食べてくれない、食べても下痢などのトラブルが起きてしまうといったときには、一人で悩まずにかかりつけの獣医師や、
犬の食事のアドバイザーなどに相談をすることが最善です。愛犬にあった最適な離乳食を見つけてあげましょう。

なかなか、一般的に子犬を迎えた時点ではドライフードが食べられる月齢に、または少しふやかす位の月齢になっているので、離乳食を作る機会はあまりないかもしれませんが、おうちで親子の犬を育てている方は、色々経験されているかと思います。

出産から子犬が巣立つまでは大変なこともたくさんありますが、子育てはあっという間、かけがえのない時間ですよね。

もし、これからおうちで愛犬が出産を控えていたら、産まれた後の離乳食について少しでも参考にしていただければ幸いです。
 


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