犬のカットは自分でできる?サロンと自宅でのトリミング費用の比較

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☆目次☆
1、ペットサロンでカットしてもらうときの料金の目安
2、自宅でカットする場合のトリミングの手順とかかる費用
3、自宅でカットする場合に注意したいこと
4、犬のトリミングは犬種や性格によって判断しよう!
ペットサロンでカットしてもらうときの料金の目安

ペットサロンで犬の毛をカットしてもらうときのトリミング料金は、犬種によって細かく分かれているのが一般的です。実際には犬種でカット料金は変わりますが、ここでは小型犬・中型犬・大型犬の3つに分けて説明します。
チワワやミニチュアダックス、パピヨン、シュナウザー、トイプードルなどの小型犬の場合は、4000〜6000円前後がカット料金の相場です。ポメラニアン、ビーグル、コーギー、スピッツといった中型犬になると6000円〜9000円前後といったところでしょう。ゴールデンレトリバーやボルゾイのような大型犬になると、1万〜1万5000円程度かかります。ただし、同じ大型犬でもスタンダードプードルの場合は、2万円を超えるサロンも少なくありません。
カットをお願いする場合、シャンプーとセットでお願いするのが一般的です。シャンプー代も犬種や大きさによって異なります。小型犬は2500〜3000円程度、中型犬は3500〜6000円程度、大型犬は6000〜1万5000円程度です。
トリミングは、店舗によっては会員価格が設定されている場合もあります。会員価格で利用するには、通常年会費が別途かかる事もあるので確認が必要です。
自宅でカットする場合のトリミングの手順とかかる費用

自宅で愛犬の毛をカットする場合に必要な用具は、犬用のブラシやコーム、バリカン、ハサミなどです。全体的にトリミングしたい場合は、犬用のバリカンを購入するといいでしょう。犬用バリカンは、3000円前後〜1万5000円程度までさまざまなものがあります。アタッチメントでカットする毛の長さを調整できるタイプが多く、初めてでもカットしやすい点がメリットです。肉球の間の毛をカットするための専用のバリカンもあり、こちらは3000円程度が相場です。
口周りなど部分的なカットにはハサミを使うと良いでしょう。犬用のハサミは単品で1000円程度、数本セットになったものでも3000円前後で購入できます。また、コームやブラシも1000円前後から購入可能です。
カットする前は、まずコームを使って毛をほぐしておきましょう。特に長毛種の場合は毛が絡みやすいため、ほぐすことでカットしやすい状態にできます。続いて、バリカンをアタッチメントで希望の長さに調整し、毛の流れに沿って撫でるようにカットしていきます。
口周りやお尻、目の上など部分的なカットの場合は、コームで毛束をすくいながら毛先をハサミでカットしていくのが基本です。部分的なカットの場合は、カットしたい箇所のみのブラッシングでもかまいません。バリカンを使う場合もハサミを使う場合も、カットが終わったらブラシやコームで毛を整えてあげます。こうすることで、体に残っているカット済みの毛をはらうことができます。
自宅でカットする場合に注意したいこと

愛犬を自宅でカットする場合は、できるだけ犬に適したコームやバリカンを使いましょう。体の大きさによってコームのサイズは変わってきますし、カットしたい箇所によってバリカンやハサミを使い分けた方が、安全にカットすることができます。
特に、目の周りや肉球周りの毛をカットするときは注意が必要です。犬は大人しくじっとしていてはくれません。もし不安なときは絶対に無理はせず、プロのトリマーにお願いしましょう。ペットサロンに任せるのもいいですし、どうぶつ病院でもサロンを併設しているケースもあります。また、ファッションで高度なカットをしたいときは、素人では難しいといえます。その場合もプロにお願いしたほうが無難です。
そもそも、アレルギー体質で皮膚が敏感な犬は、無理に自宅でカットしないほうがいいかもしれません。かえって皮膚を傷めてしまうこともあります。皮膚に問題がなくても、カットやシャンプーが苦手な犬もいます。そういった犬の場合、無理に行うと抵抗することもあるので、ハサミやバリカンで傷つけてしまう恐れも出てきます。愛犬にあったカットの方法を考えましょう。
犬のトリミングは犬種や性格によって判断しよう!

犬のカットの頻度は、大きさや年齢、毛量、生活状況によって変わってきます。長毛種の場合はこまめにカットをしないと、汚れたり絡んだりする原因になるため、短毛種よりも短い周期でのカットが必要です。カットの頻度が多くなるとサロンに行くのが大変になり、自宅でのトリミングをしたくなるでしょう。しかし、犬が皮膚疾患などを抱えているときや嫌がる場合は、無理に行わないほうが無難といえます。ケガをさせたり症状を悪化させたりすることもあるので、愛犬の性格や状況に応じてプロに任せることも検討しましょう。