2021-11-11 14:42:00 +0900
犬に噛まれてしまったら!?愛犬や自分が犬に噛まれた時の対処法 犬は本来攻撃的な生き物です。普段はおとなしい性格の犬やしつけが行き届いている犬でも、ふとしたきっかけで他の犬や人を噛んでしまうことがあります。自分が噛まれてしまったり、他の犬に愛犬が噛まれてしまった時は、慌てずにしかし迅速に対応することが大切です。今回は、犬が他の犬や人を噛む原因と、自分や愛犬が噛まれた時の対処法について説明します。

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☆目次☆
1、犬が他の犬や人を噛んでしまう原因
2、他の犬に愛犬が噛まれてしまった時の対処法
3、自分が犬に噛まれてしまった場合の対処法
4、犬に噛まれた時は冷静に素早く対処を!

犬が他の犬や人を噛んでしまう原因

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犬が他の犬や人を噛む原因として多いのが、自分や大切なものを守る手段としてやむを得ず噛むという場合です。特に若い犬は突然触られた時に驚き、防衛本能から噛んでしまうことが多くあります。他にも、母犬が自分の子供を飼い主さんに抱き上げられた時に、子供に危害が加えられると判断して飼い主さんを噛んでしまうというケースもあります。

また、相性の合わない犬や苦手な人に会った場合など自分を守るために、攻撃し噛む場合もあります。特に、小さい子供や宅急便の配達員などを苦手とする犬も多いので注意しましょう。
犬が意思を持ってわざと噛んでくる場合もあります。散歩に行きたい、ご飯が欲しいなどの欲求がある場合に、噛んでアピールするというケースです。噛まれた後に欲求に応えてしまうと、犬は「噛めば要求が通る」と思ってしまうため、噛み癖が悪化してしまう可能性があります。一度ついてしまった噛み癖も、しつけで改善することができます。エスカレートする前に毅然とした態度で止めさせましょう。
また、子犬の頃は甘噛みをしたがることが多く、自分に関心を向けて欲しい、もっと遊びたいという気持ちから噛むことがあります。この甘噛みの癖も成長過程のしつけで改善させることができますが、成犬になった後も愛情表現として噛むことがあるので注意しましょう。
 

他の犬に愛犬が噛まれてしまった時の対処法

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他の犬に愛犬が噛まれてしまった場合は、まず流水で噛まれた傷口をしっかりと洗いましょう。出血がある場合、ガーゼや清潔な布を当てて止血し、出血が多い場合は強く圧迫することをおすすめします。この時、噛まれた犬は極度の興奮状態にあり、誰かに触られることに普段以上に過敏になっています。飼い主さんと言えども、迂闊に触ると噛まれてしまい二次被害が発生する恐れがあるため注意しましょう。応急処置が難しい場合は、ケージに入れるなどして安静にさせることを優先し、処置は獣医師に任せるのも一つの手です。

応急処置を終えた後は、すぐに動物病院に連れて行きましょう。外傷がない場合でも神経や筋肉組織を痛めている可能性があるため、油断せずに動物病院で診てもらう必要があります。この時、噛んだ犬の飼い主さんにも同行を求めることが重要です。すぐに同行が出来ない場合は連絡先を確認し、愛犬に万が一のことがあった場合に備えておくと良いでしょう。
 

自分が犬に噛まれてしまった場合の対処法

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犬に噛まれたときは無理に引っ張って逃げずに、犬が自分から顎を離す手段を講じましょう。犬の顎の力は非常に強いため、無理に引っ張ると傷口が広がったり、筋組織が抉れてしまう恐れがあります。噛まれている最中の対応としては、鼻先を叩く、布で目を隠すなどして、可能な限り犬が自分から顎を離すように仕向けることが重要です。

犬が顎を離した後は、噛まれた場所を流水と石鹸でしっかり洗い流し、止血と消毒を行います。水道水を出しっぱなしにして、5分間患部に流水を当て続けましょう。止血の際は、出血部分に近いところを圧迫します。血が止まったら、病院を受診しましょう。他人の飼い犬に噛まれた場合は、加害犬の飼い主さんにも同行を求めるか、連絡先を確認することをおすすめします。

動物に噛まれた際に医療機関を受診する場合、救急外来を受診するのが一般的です。外科系の医師がいる救急外来を確認して診察と処置を受けましょう。特に野良犬に噛まれた場合はすぐに病院を受診することが重要です。抗菌薬の投与や破傷風、狂犬病への処置が必要になる可能性があります。噛まれた後、痛みやかゆみが患部だけでなく全身に感じられたり、ひきつけや息苦しさと言った全身に及ぶ症状が見られる場合は、一刻を争う状況のため、すぐに医療機関で診察を受けましょう。
 

犬に噛まれた時は冷静に素早く対処を!

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愛犬や自分が噛まれてしまった時、重要なのは冷静な対応です。痛々しい傷口や流血、自分が噛まれた時は噛まれた痛みでパニックになってしまいがちですが、落ち着いて対処を行い、応急処置をしっかりと行った上で医療機関を受診しましょう。冷静で素早い対応を行えば、それだけ事態の重大化を防ぐことができます。慌てず、落ち着いて対応することこそが、自分や愛犬を救うことにつながるのです。

 

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