犬用のクレートとは?愛犬に合った最適なクレートの選び方

ALPHAICONではドッグウウェアはもちろんのこと、愛犬にぜひ使っていただきたいドッググッズも厳選してご紹介していますのでぜひご活用してください。
☆目次☆
1、クレートとはどういうもの?
2、クレートの使い方と使う前の準備
3、犬に合ったクレートの選び方
4、愛犬とのお出かけに最適なクレートを選ぼう!
クレートとはどういうもの?

クレートとは、ペットを入れて持ち運ぶことができるケースのことです。入れるペットによって大きさに違いがあり、犬用のクレートだけでも幅広い種類の商品が販売されています。
クレートとケージの区別がつかない人もいるかもしれませんが、この2つのものには大きな違いがあります。
周囲が壁や柵で囲まれていて、天井と床がついているところはどちらも共通していますが、ケージは主に室内で使用することが多いです。
それに対してクレートは、犬を入れられるケースの上に取っ手がつけられているので、犬をケースの中に入れたまま持ち運べるのが大きな特徴です。

※柴ちゃんの後ろにあるのはサークルです。
クレートにはさまざまなタイプのものがあり、旅行にペットを連れて行く時に便利なのが、スーツケースのようにハンドルとキャスターがついているタイプのクレートです。
リュックとして肩に背負って移動できるタイプのクレートもあり、腕力に自信がない女性でも利用しやすい商品です。折りたためるタイプの商品もあるので、クレートを置けるスペースが限られている場合にも便利です。
※現在、販売されているものは、ケージ型の折り畳めるケースでも例えば「ソフトクレート」という名称だったり、スーツケースの様なクレートやリュック型は「キャリー」と呼んだりするので明確な違いは無いように思います。
一般的に、プラスチックで上に持ち手がついていて、前面(場合によっては上部にも)ペットを出し入れする入り口がついているものがクレートと呼ぶことが多いです。
クレートの使い方と使う前の準備

クレートはいろいろな場面で使用することができます。犬と一緒に車で移動したい場合にも使いやすいグッズで、クレートの中にはシートベルトに固定できるタイプのものもあります。座席に固定しておけば、犬を安全に目的地まで運ぶことができるため、車で犬と移動することが多い人にとっては非常に使いやすい商品です。
クレートを使用する時には、内部にペットシーツを敷いてあげた方が、犬が中で用を足してしまった場合にも、後で掃除が楽になるのでおすすめです。
ペットシーツを選ぶコツは犬の大きさよりも少し大きめのものを選ぶことです。小さすぎると体がはみ出して、おもちゃにしてしまう可能性が高く、トレイを敷いた意味がなくなってしまいます。
ただし、お家でもペットシーツをぐちゃぐちゃにする子や、噛んでしまう子の場合は、ペットシーツを一緒に入れておくことはおすすめできません。誤飲してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
クレートを使用する前には、犬が嫌がらずに中に入ってくれように、あらかじめ訓練しておくことも必要です。犬がクレートに入ることを嫌がっている場合には、食べ物などを使って誘導すれば、中に入れやすくなります。
犬が中に入ったら、しっかりとほめてあげることも大切です。扉はしばらく開けたままの状態にしておき、慣れてきたら閉めるようにします。ドアを閉めても犬が落ち着いていられるようになれば、トレーニングは完了です。
犬に合ったクレートの選び方

※こちらの写真はケージです。
犬用のクレートを選ぶときのポイントとなるのは、クレートの大きさです。犬を入れた時に身動きがとれなくなってしまうサイズでは、移動中に犬がストレスをためてしまうため、避けた方が良いでしょう。
内部が広すぎるクレートも犬にとってはデメリットがあり、活発に動きまわってしまうため、移動中にケガをしてしまう危険性もあります。
一番良いのは、犬の体より少し大きめのサイズのクレートです。犬が体の向きを簡単に変えられる程度のスペースがあるものが望ましく、あまり動き回れないので、犬を安全に移動できます。
子犬と成犬ではそれぞれ最適なクレートのサイズが違います。犬がある程度成長したら、成犬用のクレートに買い替えてあげた方が良いでしょう。
犬が喜んで入ってくれるようなクレートを選ぶことも大切で、特に重要となるのが床の厚さです。床が薄すぎると移動するときに安定感がないので、犬が嫌がることがあります。
愛犬とのお出かけに最適なクレートを選ぼう!

あまり愛犬と遠くへお出かけはしないという人でも、動物病院に行くときや公共交通機関を利用する際には必ずクレートが必要です。さまざまなタイプの商品が販売されていて、リュックのように背負えるものもあります。
クレートを使う時にはトレーニングも必要になるので、日ごろからしっかりとトレーニングして、必要な時に安全に愛犬を運べるようなクレートを準備しておきましょう。