2021-09-24 13:27:00 +0900
犬の記憶力は高い?それとも低い?愛犬と良い思い出をたくさん作ろう! 犬は「3日間世話してくれた人を3年は忘れない」と言われることがあります。しかし、本当のところはどうなのでしょうか。犬と一緒に過ごしていると、一度会っただけの人をいつまでも覚えていたり、逆に痛い思いをしたことをすぐに忘れてしまったりと、犬の記憶力について驚いた経験がある飼い主さんも多いかもしれません。今回はそんな犬の記憶力について、近年の研究でわかってきたことをご紹介します。
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☆目次☆
1、記憶の種類と犬の記憶力
2、犬が得意な記憶と苦手な記憶
3、犬の記憶は上書きできる
4、犬は信頼できる人のことを忘れない
5、愛犬と楽しい思い出をたくさん作ろう!

記憶の種類と犬の記憶力

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記憶にはいくつかの種類があります。人間がテスト対策で一夜漬けで勉強する時に使うのが「短期記憶」です。犬は短期記憶は得意ではありません。しつけをしていても、一度教えたことを次の瞬間には忘れていて、困った飼い主さんも少なくないでしょう。ところが、一度あげただけのおやつのことをいつまでも覚えているというケースがあります。これは長期記憶のうちの「エピソード的記憶」と呼ばれるものです。いつ・どこで・どんなことがあったのかをその時の自身の感情とともに覚えます。

これまでの研究で、犬に「エピソード的記憶」があることは判明しています。例えば、犬に人と同じ行動を行わせる実験が有名です。これは人間がボールに触れた場合、犬もそれに倣って同じ行動を取るように訓練します。訓練では「やってみて」とコマンドを発した後に、ボールに触れさせるのがポイントです。そして、実験では最終的に人間がボールに触れずに「やってみて」とコマンドを出します。その結果、犬はボールに触れました。これによって、犬もいつ・どこで・どんなことがあったのかを「エピソード的記憶」として覚えていると判明したのです。
 

犬が得意な記憶と苦手な記憶

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犬が得意な「エピソード的記憶」のよくある例として、散歩が大好きな愛犬が、散歩が楽しみすぎていつもの散歩の時間帯になるとソワソワしたり、飼い主さんが散歩の準備を始めただけでテンションが上がったりする様子は見たことがある人も多いでしょう。飼い主さんが帰宅した時に嬉しそうにしているのも、「帰ってきた=遊んでもらえる」という嬉しい感情から帰宅が喜ばしい記憶になり、帰ってきただけで嬉しくなるという行動だと考えられます。

さらに「エピソード的記憶」では、恐怖や不安もよく覚えています。例えば、シャンプーが嫌いな犬は「お風呂」と言う単語を聞いただけで逃げ回るケースもあります。これらはいずれも場所や時間、できごとに対して感情が伴っているため、記憶に残りやすいのです。
それ対して、感情を伴わない単純な記憶はあまり定着しません。しつけをしていても、興味がなさそうなことはなかなか覚えてくれないでしょう。もし、トレーニングで苦戦している時は、楽しくてたくさん褒められる時間として良い感情を与えるように工夫すると、記憶に定着しやすくなり、トレーニングが良い結果に繋がる可能性があります。
 

犬の記憶は上書きできる

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犬は人間と違って、記憶が上書きされやすいと言われています。人間であれば幼少期に嫌な出来事があった場合、大人になって幸せな家庭を築いてもネガティブな記憶として消えることなく残っているという場合があります。これは、昔と今の二つの記憶が別個に存在しているためです。
しかし、犬の場合は少々違います。昔の飼い主さんに嫌なことをされても、今の飼い主さんとの暮らしが幸せであれば、以前のことは忘れてしまうと言われています。人間ほど脳の記憶容量がないのが影響しているのかもしれません。

嫌なことがあっても忘れられるのは、ある意味優れた性質でしょう。この性質のおかげで、保護犬であっても適切に世話をすると以前の苦しい記憶は失われ、新しい家族と幸せな暮らしを始めることができるのです。愛犬にネガティブな記憶があるならば、楽しい思い出で上書きしてあげましょう。
 

犬は信頼できる人のことを忘れない

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ネガティブな記憶は上書きされますが、幸せな思い出は忘れにくいようです。そのため、嫌な飼い主さんのことは忘れても、一緒にいて幸せだった家族については長く覚えていると言われています。大好きだった飼い主さんが死んでしまったあとも長い間待ち続けた犬の話は有名ですし、認知症が進んでいろいろなことを忘れてしまった犬が飼い主さんのことは覚えていたという例もあります。
犬の記憶はまだまだ研究段階でわかっていない部分も多いですが、人間が予想している以上に「仲間」のことを何時までも覚えているのかもしれません。
 

愛犬と楽しい思い出をたくさん作ろう!

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犬の記憶についてご紹介してきましたが、楽しい出来事を長く覚えているのが犬の記憶力の特徴です。良い思い出をたくさん作ってあげたい時には、新しいチャレンジや旅行なども考えてみてはいかがでしょうか。もちろん、日々の付き合い方も大切です。毎日の散歩やご飯もそうですが、飼い主さんと一緒に過ごす何気ない時間も愛犬にとっては素敵な思い出になっているはずです。毎日のコミュニケーションを大切に、愛犬とできるだけ多くの楽しい思い出を作ってあげましょう。

 

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