2021-08-12 11:00:00 +0900
犬が鼻を鳴らすのには理由がある!音の違いでわかる犬の気持ち 愛犬が口を開かずに「フー」や「ピーピー」という音を出しているのを聞いたことはありませんか?これらは犬が鼻を鳴らして出している音です。犬にとっては、鼻を鳴らすことも立派なコミュニケーションツールです。鼻を鳴らして、飼い主さんとのコミュニケーションを図ろうとしています。今回は、鼻を鳴らす音の種類によって、犬がどういった気持ちを伝えたいのかを詳しく解説します。



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☆目次☆
1、「フンッ」「フー」という息が混じったような音
2、「ピーピー」という高い音
3、「ガーガー」という濁点の音
4、鼻を鳴らす音の種類で犬の状態を把握しよう!

「フンッ」「フー」という息が混じったような音

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犬に何らかのストレスがかかっている場合は「フンッ」という息が混じったような音を出します。例えば、家に来た知らない人や散歩中に出会った犬に対して「フンッ」と鼻を鳴らしていた時は、威嚇する意味が込められています。

さらに、鼻を鳴らした後に相手をにらみつけたり、唸ったりしている場合は、その後で吠え出す可能性が高いでしょう。


また、相手への威嚇以外で「フー」という音を出している場合は、犬が不機嫌な状態を表しています。飼い主さんが忙しくて遊んでくれない、おやつをもらえないなどのシーンでよく見られます。

さらに、飼い主さんのところに来て何回も鼻を鳴らしたり、犬が自分の足を噛んだりしているようであれば、犬に不満が溜まっている証拠です。

できるだけスキンシップの時間を取り、愛犬のストレスを緩和できるようにコミュニケーションを心がけましょう。
 

「ピーピー」という高い音

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飼い主さんに対して甘えたい、もしくは犬自身に不安がある場合には「ピーピー」という高い音で鼻を鳴らします。神経質な性格の犬や大人しい性格の犬に多く見られ、甘えや寂しさを強調する目的で高い音を鳴らしています。

ただし「ピーピー」と鳴くたびに過度に構いすぎると、「鳴けば要望が叶う」と犬が覚えてしまい、わがままな性格になりかねません。甘やかし過ぎないように、場合によっては鳴かせた状態で放置するといった行動も、しつけとしては必要です。


「ピーピー」という高い音を鳴らす頻度が多い場合は、分離不安性により慢性的なストレスを抱えている可能性があります。愛犬のストレスの原因を見極め、定期的に発散させてあげることが必要です。

しかし、それでも改善されない場合は、
ストレスではない可能性もあるため一度動物病院で診察してもらう、またはあきらかにストレスや分離不安などが原因と考えられる場合はドッグスクール等に通うといった方法も検討してみましょう。
 

「ガーガー」という濁点の音

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息が混じったような音や高い声以外の「ガーガー」という濁点のついたような音で鼻を鳴らしている場合は、主に呼吸器系に異常が出ていると考えたほうが良いでしょう。

犬が興奮して鼻息が荒くなり、鼻に通る空気量が多くなると、結果として「ガーガー」といった特殊な音がするようになります。その際にくしゃみをして鼻水が飛んでいる場合は、興奮状態が高まっている証拠なので、まずは鼻水を取り除くなど、
してあげましょう。

また、くしゃみを吸い込んでいる時も「ガーガー」という特殊な音が出る場合があります。
逆しゃっくり(逆くしゃみ)とよく言われる症状で、チワワ、プードル、パピヨンや短頭種に多いと言われています。

そのような症状が長期間に渡って続くようであれば、一度動物病院で治療を受ける必要があります。
なかなか獣医さんへ行くときには症状が出ない場合があるため、興奮して逆しゃっくりをしているところを動画で撮影しておくと良いですね。
 

鼻を鳴らす音の種類で犬の状態を把握しよう!

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犬にとっては、鼻を鳴らすこともコミュニケーションの一つです。息が混じった音や高い音、濁点がついたような音で犬が鼻を鳴らす場合、何らかの状況を飼い主さんに伝えようとしています。

鼻を鳴らす音によって、ストレスが溜まっている、あるいは甘えたいといった様々な意思表示ができる点も犬ならではでしょう。どのように鼻を鳴らしているか、どんな時に鼻を鳴らしているかなど、日頃の様子をよく観察してコミュニケーションに役立ててみましょう。

ちなみに我が家の愛犬は、もっぱら「おやつちょうだい」の意味での「ピー」が多いです(笑)
 

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