犬が涙を流す原因とは?涙が出る目の不調や病気とその対応策

ALPHAICONではドッグウウェアはもちろんのこと、愛犬にぜひ使っていただきたいドッググッズも厳選してご紹介していますのでぜひご活用してください。
☆目次☆
1、犬が涙を流す原因
2、涙が止まらないときに疑うべき目の病気
3、目の病気を放置することで悪化の可能性も!
4、犬の涙の原因を見極めて早めに対策を!
犬が涙を流す原因

犬が涙を流す原因の一つとして、目の中にホコリなどのゴミが混入してしまっていることが考えられます。犬も人間と同じように、目の中に異物が入っていたら、それが刺激となって涙が出ます。目にゴミが入らないように、犬が過ごす場所を清潔に保ってあげることが大切です。こまめに掃除をしたり、目に異常がないかチェックしたりすることを心がけましょう。
もし愛犬の目にゴミが入っているのに気付いたら、目ヤニを優しく拭いたり、犬用の目薬を使ったりして、ゴミが流れ出るのを促してあげましょう。ただし、目の中のゴミを無理矢理取ろうとすると目を傷つけて、炎症を起こしてしまう可能性もあります。取りにくい場合は無理をせず、動物病院で診てもらうことをおすすめします。
また、ホコリや砂などのゴミだけではなく、犬の体毛やまつ毛が目に入っている場合もあります。体毛が長くて目にかかっている時は、トリミングをして目の周りをスッキリさせてあげましょう。
逆まつ毛で目を傷つけていると、手術が必要な場合もあります。トリミングをしていても毛が目に入って涙が出るならば、一度動物病院を受診して相談してみてください。
涙が止まらないときに疑うべき目の病気

犬が涙を流すのは、目の病気の可能性もあります。どのような病気が考えられるのか見ていきましょう。
<角膜炎>
角膜炎は、目の中にゴミなどが入ったことで眼球に傷がついて発症するものです。また、何かに目をぶつけてしまった時にも角膜炎になる可能性があります。角膜炎になると、炎症を起こして目が赤く充血したり、涙や目やにが増えたりといった症状が現れます。ほかの目の病気を併発するおそれもあるので、異変に気が付いたらすぐに動物病院へ行きましょう。
<緑内障>
緑内障は、眼房水をうまく排出させられずに眼圧が上がることで引き起こされます。緑内障になると涙が流れるだけではなく、目が大きくなったり、白目が充血したりする症状が現れます。この病気は失明につながる恐れのある危険な病気なので、早い段位での治療が必要です。いつ頃から発症したのか、普段の様子はどうかなど、愛犬の症状をしっかりと獣医に伝えるようにしましょう。
目の病気を放置することで悪化の可能性も!

慢性的な炎症を繰り返すことでさらに二次的な炎症を引き起こし、鼻涙管が詰まってしまうことがあります。通常は犬の涙は鼻涙管に流れていくため、目から涙があふれるということはありません。しかし、鼻涙管が詰まってしまうことで、涙が鼻へとうまく流れずに目から溢れるようになるのです。
鼻涙管閉塞は結膜炎などにかかって炎症が起こることにより引き起こされます。また、先天的な原因の場合もあり、鼻涙管閉塞になりやすい犬種もいます。愛犬がどんな病気になりやすいのかを知っておき、いざというときに適切な対応をすることが大切です。
犬の涙の原因を見極めて早めに対策を!

犬が涙を流す原因はいくつかありますが、愛犬がどれに当てはまるのかをしっかり見極めることが必要です。特に犬は目に違和感があると、気になって足で目を擦ったり掻いたりすることがあります。刺激を与えることで目の炎症を悪化させてしまうので、涙や目やにが多くなってきたと感じたときは、早めに動物病院を受診してください。愛犬に辛い思いをさせないためにも常に不調がないかチェックし、病気の早期発見と治療を心がけましょう。