2021-07-29 10:27:00 +0900
愛犬の耳掃除ってどうしてる?自宅ケアの方法と耳掃除の注意点 人は定期的に耳掃除をしますが、犬も耳掃除は必要なのでしょうか。耳掃除をしないことで病気になったり聞こえが悪くなったりすることがないのか、心配になってしまう飼い主さんもいるでしょう。今回は、そもそも犬には耳掃除が必要なのか、耳掃除をするとしたらどこですればいいのか、自宅でできる愛犬の耳掃除のやり方や注意点についてご紹介します。

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☆目次☆
1、犬にも耳掃除は必要?
2、犬の耳掃除の方法
3、自宅で耳掃除をする時の注意点
4、まずは慣れさせてから!愛犬の耳を清潔に保とう

犬にも耳掃除は必要?

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そもそも耳垢は、体から自然と出てくる油分です。汚れやホコリから耳の中を守る役割をしています。体を動かすことでいらなくなった油分は、汚れを巻き込みながら耳の外へと出てきます。これを自浄作用と言います。この自浄作用は犬の耳にも備わっているので、基本的に耳掃除はしなくてもよいと考えられていますが、気になる場合は月に1〜2回程度、簡単なお手入れをしてあげるとよいでしょう。

また、犬種によっても耳掃除が必要かどうかが異なります。耳が垂れているレトリバーやビーグルといった犬種は、耳自体がフタとなってしまうので内部に湿気がたまりやすくなりがちです。耳の中が高温多湿になると菌が繁殖しやすくなったり、汚れが出過ぎたりして、自浄作用が追いつかないことがあります。愛犬が垂れ耳の場合は、耳をめくって定期的に汚れや臭いのチェックをしてあげましょう。脂漏体質のシー・ズーやフレンチ・ブルドッグ、耳道が狭い犬種であるポメラニアンも定期的なチェックが必要です。

耳の様子を見た時に赤黒い耳垢や黄色いドロッとした膿のような耳垢、やたらと耳垢の量が多い、耳の中が赤いといった場合は、外耳炎や耳ダニなどの病気になっている可能性があります。犬が耳をかゆがったり、耳を触られることを嫌がるなど気になる症状がある場合は、早めの治療が必要なので病院で診てもらうことをおすすめします。
 

犬の耳掃除の方法

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犬の耳掃除は、トリミングサロンでお願いする場合と自宅でケアする2つの方法があります。
サロンで耳掃除をお願いする場合は、犬が耳を触ることを嫌がるようであれば強引にせず、慣らすところから始めてもらいましょう。耳の中は繊細なので、無理に掃除をして耳の中を傷つけてしまうと外耳炎の原因になってしまいます。他にも、掃除がしずらいからという事で耳掃除の前に耳毛を抜くサロンもありますが、この処理も耳を傷つけたり、炎症を引き起こしたりするので注意が必要です。サロンにお願いする際は、奥の方まで掃除をするのではなく、指で届く範囲を布などで軽く拭いてもらう程度でのお掃除をお願いしましょう。

愛犬が安心して耳掃除ができるよう、飼い主さんが自宅でケアしてあげる方法もあります。人肌のお湯や耳掃除用のイヤークリーナーをコットンに含ませたものを指に巻き付け、指が届く範囲内で汚れを優しく拭き取るというのが基本です。もう少し耳の奥の方まで掃除をしたい場合は、イヤークリーナを耳の中に入れて掃除するという方法もあります。イヤークリーナーやイヤーローションを耳の中に数滴たらし、耳の根元を外側から軽く3分ほど揉んであげます。飼い主さんが手を放した後、犬がブルブルと勢いよく顔を震わせると余分な液体や浮き上がった汚れが出てくるので、それを軽くふいてあげて終了です。

自宅で耳掃除をする時の注意点

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犬の耳の中は繊細です。傷つけてしまわないよう気をつけながらケアするのはもちろんですが、耳掃除の用具にもこだわりましょう。

耳掃除に使用するのは、コットンや柔らかい布が良いでしょう。最近は、ペットショップやホームセンターで、使用しやすい犬用の耳掃除用シートも販売されています。人間同様、汚れはきになるものです。しかし、耳の奥まで掃除しようと綿棒を使うと、耳の中を傷つけてしまう可能性があります。耳掃除は、内部から出てきたものをそっと拭き取る程度にしましょう。

イヤークリーナーを選ぶ時は、アルコール成分が入っていないかどうかを確認しましょう。洗浄力の強いアルコール成分が入ったイヤークリーナーは、かえって耳を傷つけてしまうことがあります。臭いや汚れが気になる場合は、一度獣医師に相談しましょう。犬用の耳掃除シートが見つからないからと、人間の赤ちゃん用お尻拭きやウェットティッシュを代用することもおすすめしません。
 

まずは慣れさせてから!愛犬の耳を清潔に保とう

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犬にも自浄作用が備わっており、耳の奥まで丁寧に耳掃除をする必要はありません。しかし、犬種によっては耳のケアを意識してあげた方が良いので、定期的なチェックは怠らないようにしつつ、気になる場合はやり過ぎて耳を傷つけてしまわないように注意しながら、月に1〜2回程度の耳掃除をしてあげましょう。

初めのうちは耳を触られることを痛がる犬も多いので、無理に掃除することはやめましょう。愛犬のご機嫌が良い時にご褒美を準備し、無理のない範囲から耳掃除に慣れさせるようにしましょう。

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