犬も虫に刺される!気を付けたい命に関わる虫刺されとその予防法

犬を刺す虫にもいろいろな種類がありますが、中には愛犬の命を脅かす危険なものもいます。今回は犬が虫に刺されたときの対処法や、虫に刺されないための予防法について解説していきます。
ALPHAICONではドッグウウェアはもちろんのこと、愛犬にぜひ使っていただきたいドッググッズも厳選してご紹介していますのでぜひご活用してください。
☆目次☆
1、犬が刺されると危険な虫
2、犬の虫刺されを防ぐための予防法
3、もし愛犬が虫に刺されたときの対処法
4、虫刺され対策で飼い主さんも愛犬も住みやすい環境を!
犬が刺されると危険な虫

犬は人間と同じように、さまざまな虫に刺されることがあります。人間は虫刺されによって命に関わる病気を発症しますが、犬も例外ではありません。特に犬の場合は体毛に虫が生息しやすいため、ノミや蚊、クモといったさまざまな虫に狙われる可能性があり、注意が必要です。
まず、注意しなければならない虫がマダニです。マダニは人間にとっても少なからず犠牲者を出している害虫であることは広く知られていますが、マダニが危険なのは体内に毒を持っているためです。
マダニは噛み付くようにして動物から血を吸い取ります。一度噛み付かれたらなかなか離れないという特徴を持ち、血を吸うのと同時に毒が体内へ送られてしまうのです。発見したら急いで取り除きたいところですが、マダニの身体だけ取り除いてもマダニの口の部分の針が体内に残ってしまう可能性があります。
犬がマダニに噛まれているのを見つけたら、焦らず動物病院で処置をしてもらうようにしましょう。
さらに、犬の場合は蚊も天敵だといえます。蚊にはフィラリアという感染症を引き起こす微生物が体内にいることがあり、それが愛犬の命を脅かします。フィラリアは薬によって予防することができるので、蚊が増える時期になる前に摂取を検討しておきましょう。
犬の虫刺されを防ぐための予防法

愛犬の虫刺されを防ぐためにまず必須といえるのが、ノミ予防の薬です。基本的にノミによる吸血を防ぐための薬ですが、この薬に用いられている成分はマダニにも効果があります。1つの薬で数種類の虫刺されを予防できるので効率的です。
蚊によって感染するフィラリアは最悪の場合、犬の心臓に害を及ぼすことがあります。人間にとっても痒みに悩まされる蚊に刺されるのは避けたいので、まずは蚊を室内に入れないための対策をしましょう。
玄関やベランダの窓付近に虫除けグッズを置く、室内に入ってしまった蚊を駆除するスプレーを撒くなど、虫除け対策は飼い主さんにとっても愛犬にとっても過ごしやすい空間を整えるために大切なことです。

スプレーやグッズは、人間用だと成分が強い場合があるので、ペット用または人間用でも犬や猫にも使えるものを使用しましょう。
また、フィラリアは年に1回の予防接種や毎月飲む飲み薬、スポットタイプの薬で予防することができます。まずは動物病院で愛犬にあった薬を相談してみましょう。
もし愛犬が虫に刺されたときの対処法

徹底して予防をしたとしても、全ての虫刺されを防げるわけではありません。愛犬が虫に刺された場合は、すぐに動物病院で診察を受けるようにしましょう。
ただの虫刺されと思って素人の判断で放っておくと、感染症などの発見が遅れてしまう場合があります。必ず医師に診てもらい、感染症や毒がある虫刺されでないかどうかを確認してもらいましょう。
また、心配であれば、動物病院で今後の虫刺されを防ぐ予防法を相談してみるのも良いでしょう。住んでいる地域によって、刺されやすい虫の種類や虫が多く生息する場所は異なります。その地域にあった虫に対する予防薬があるかもしれません。
虫刺され対策で飼い主さんも愛犬も住みやすい環境を!

愛犬が虫に刺されないように、虫除けスプレーや蚊取り線香などの虫除けグッズを使って対策を徹底しましょう。
万が一、愛犬が虫に刺されても、体毛に覆われている犬の皮膚では、すぐに見つけるのは難しいかもしれません。犬の虫刺されは、場合によっては命にかかわることもあります。
もし、体をしきりに掻いていたり、ぐったりしていたりするようなら要注意です。フィラリアのように刺されてから徐々に体力を奪っていく病気もあります。気になることがあれば、すぐに動物病院に相談しましょう。
また、近年人気のアウトドア。山や川など自然豊かな場所に行けば、当然虫たちも活発に活動しています。愛犬とアウトドアをする際には、飼い主さん、愛犬ともに万全の虫対策をしていきましょう。