2021-07-08 09:49:00 +0900
犬は虫歯になる?口腔トラブルを防ぐために必要な歯磨きの重要性 これまで犬は虫歯にならないと思われていましたが、近年犬も虫歯になることがわかりました。しかし、人間と比べると虫歯になりにくいのは事実です。では、犬は虫歯になり難いのに歯磨きをする必要はあるのでしょうか。今回は、犬が虫歯になり難い理由を知った上で、犬の口腔トラブルの原因と症状、犬にも歯磨きが必要な理由について解説します。
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☆目次☆
1、犬が虫歯になり難い理由
2、犬の口腔トラブルの原因
3、主な口腔トラブルの症状と犬の体調の変化
4、犬の口腔トラブルを防ぐ歯磨きの重要性
5、虫歯以外も防ぐ!愛犬の歯磨きの習慣化が大切


犬が虫歯になり難い理由

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人間は歯磨きをしないで放置しておくと簡単に虫歯になってしまいますが、犬はこまめに歯磨きをしなくてもすぐに虫歯になることはありません。それは、人間と犬では口内環境がまったく違うからです。
虫歯は、口の中で発生した酸が歯の表面組織を破壊することで起こります。この酸は、酸性の環境下で糖が発酵することによって作り出されます。人間の口の中は酸性のため、ものを食べると酸ができやすく、虫歯になりやすいと言えます。一方、犬は口の中がアルカリ性なので、酸がアルカリ性の唾液によって中和されるため、虫歯になり難いのです。

また、歯の形も虫歯の発生に影響を与えています。雑食の人間の歯にはくぼみがあり、虫歯菌が歯にとどまりやすい形になっているのに対し、犬の歯は尖っているため虫歯菌がとどまり難い形になっています。
様々な理由から、犬は虫歯になり難いと言われていますが、虫歯にならないわけではありません。虫歯以外にも口腔トラブルを引き起こすことがあるので、犬も歯のケアは必要です。
 

犬の口腔トラブルの原因

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犬の口腔トラブルで多いのは歯周病や歯槽膿漏などです。犬も人間と同じように、ものを食べると口の中に食べカスによって汚れが発生します。この汚れは、放置しておくと数日で歯垢になります。歯垢は食べカスを餌としている口腔内の細菌と、その細菌の代謝物が固まったものです。歯の表面に付着した白いネバネバとしたもので、歯磨き前の歯の表面などによくついています。この歯垢は数日で歯石となり、歯周病や歯槽膿漏などの原因物質となります。

ものを食べることによってできる歯垢が歯石になるには、人間では20日程度かかりますが、犬の場合はわずか2~3日で歯垢が歯石に変化してしまいます。歯石は歯垢とミネラルが結びついてできる石のような物質です。唾液の中にはカルシウムを含むミネラルがあり、カルシウムを含んでいるので、鍾乳石のような石の層になるのです。出来上がった歯石はザラザラとしているので更に歯垢が付きやすくなってしまいます。歯垢のうちは柔らかいので歯ブラシなどでこすり取るのは簡単です。しかし、歯石になってしまうと簡単には取れず、先の尖った器具で削り取るしか方法がないため、歯石になる前の除去が必須です。
 

主な口腔トラブルの症状と犬の体調の変化

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犬が歯周病になった時に、飼い主さんが気付くきっかけとなるのが口臭です。歯垢や歯石の原因となる細菌が分解する過程で臭いが発生し、口臭がひどくなります。悪化すると、歯周病菌によって歯茎が炎症を起こして歯の付け根が赤く腫れます。しかし、この段階では他にわかりやすい症状がないので、普段から歯茎を観察していないと見逃してしまうような小さな変化しかありません。気付かずに炎症が進むと歯茎が溶け始めます。さらに進行すると歯の根元が露出して、歯がぐらついて痛み出します。ここまでくると、歯の痛みからご飯を食べにくくなったり、わかりやすく元気がなくなったりします。この状況からさらに悪化して膿がたまるようになったものが歯槽膿漏です。

犬の口腔トラブルを防ぐ歯磨きの重要性

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犬は虫歯になり難いと言われていますが、絶対に虫歯にならないわけではありません。犬とルーツを同じくする野生のオオカミは、自然の中で生活しているので甘いものを食べることがない上に、生肉などをよく噛んで食べているので自然と歯磨きをしたのと同じ状況になっています。一方、犬は人と生活することで口の中で食べカスになりやすいドッグフードや、時には甘いおやつを食べることもあります。これらの食べ物は、野生の動物が食べているものとは異なり、すぐに歯垢になってしまいます。
歯垢の段階であれば、歯ブラシで簡単に拭うことが可能です。歯周病や歯槽膿漏になってしまうと歯周病菌が血液に入り、心臓や腎臓に達して重い病気になることさえあります。これらを防ぐためにも、犬はこまめな歯磨きが必要なのです。
 

虫歯以外も防ぐ!愛犬の歯磨きの習慣化が大切

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犬は虫歯にはなり難いといわれていますが、一方で長い歴史の中で人間と生活してきたことによって食べ物や生活習慣が変化し、口腔内のトラブルにあいやすくなっています。一度、歯周病や歯槽膿漏になってしまうと治療が難しい上に、最悪の場合、口腔トラブルから死に至ることもあります。そうなる前に、早い段階から愛犬に歯磨きの習慣を付けておきましょう。

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