2021-07-01 09:00:00 +0900
犬の乳歯が抜けるのはいつ?歯の生え変わり時期と歯が抜けた時の注意点 人間と同様、犬にも歯の生え変わり時期があります。
乳歯から永久歯に生え変わるとき、違和感から口を動かすことが多くなったり、おもちゃに血が付着するようなら、乳歯から永久歯に生え変わろうとしている時期かもしれません。
通常は自然に抜けるものですが、飼い主さんがサポートをした方が良い場合もあります。今回は、犬の乳歯の生え変わり時期や生え変わり時期の注意点について解説します。



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☆目次☆
1、犬の乳歯が生え変わるのはいつ?
2、乳歯の生え変わり時期の注意点
3、生え変わり時期には「乳歯遺残」に注意
4、乳歯の生え変わりの時期にしておきたいこと
5、永久歯が生えそろうまではこまめにチェックしよう!


犬の乳歯が生え変わるのはいつ?

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犬の乳歯の生え変わり時期は、犬の種類や成長具合にもよりますが、基本的に生後4~6ヶ月目くらいから生え変わりが始まります。

乳歯から永久歯に生え変わる時期になると、口の中に違和感を覚えて口を盛んに動かしたり、おもちゃを普段より執拗に噛み続けることが多くなります。

28本の乳歯がすべて永久歯になるのは、生後7~12ヶ月頃です。永久歯が全部生えそろうと、全部で42本になります。

乳歯の生え変わり時期の注意点

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乳歯の生え変わり時期は歯茎に負担がかかるので、固いおもちゃは与えない方が良いでしょう。食事についても、乳歯が抜けそうなときは歯がグラグラしているため、食べにくくなってしまいます。

ドッグフードなど固めの食事で犬が食べにくそうにしていたら、水分を加えてやわらかくしてあげましょう。よく噛まずに飲み込んでしまうと、消化不良につながります。

乳歯が生え変わる時期は、食事の様子を注意して観察することをおすすめします。


乳歯が抜けているようだけど、抜けた乳歯が見つからないという場合もあるでしょう。乳歯は食事の最中に抜けて、そのまま飲み込んでしまうことも少なくありません。

ですが、万が一、乳歯を飲み込んでしまっても便と一緒に排出されるので心配する必要はありません。

おもちゃを噛んでいるときに抜けることもあり、その場合はおもちゃに小さな乳歯がくっついていることもあります。


また、乳歯が抜ける際に少量の出血が伴うこともあります。一般的に出血は自然に止まるので心配ありませんが、出血が多いなど異常が見られる場合は、動物病院で診察を受けましょう。
 

生え変わり時期には「乳歯遺残」に注意

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乳歯が抜けきらないうちに永久歯が生え、口の中に乳歯が残った状態を乳歯遺残と言います。乳歯が抜けないまま永久歯が生えてしまうと、永久歯がきちんと成長できないことがあります。その結果、歯並びが悪くなり、歯石が溜まりやすくなったり、かみ合わせが悪くなることも考えられます。

また、乳歯が抜けないせいで本来永久歯が生える場所ではないところに生えてしまうと、口の内側を傷つけてしまうこともあります。歯石や歯垢は雑菌の原因になり、病気を引き起こしやすくなるといった問題も生じます。

特に、お鼻が短い短頭種の子たちは歯がまっすぐに並ばない場合が多いので、小さい頃からの歯磨きが重要になります。
もちろん、短頭種の子以外の犬種でも、小さな頃から歯磨きは習慣にしましょう。

永久歯が生え始めて2週間くらい経っても乳歯が抜けない、7ヶ月を過ぎても乳歯が残っているなどの状態が見られたら、動物病院に相談しましょう。顎の骨の中や歯茎の中に永久歯が埋もれてしまっている場合もありますので、注意が必要です。

また、よく見かけるのが犬歯が二重に生えてしまっているところです。永久歯と乳歯が同じところに生えてしまい、驚く飼い主さんも多いかと思います。そのまま自然に抜ける場合もありますが、なかなか抜けないことも多いので、二重に生えてしまっている場合は獣医さんに一度相談しましょう。
 

乳歯の生え変わりの時期にしておきたいこと

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乳歯の生え変わりの時期は、口の中に雑菌が増えやすくなります。歯周病予防のためにも歯磨きが大切です。大人になってから歯磨きを始めようとしても、口を触られることに慣れていないと嫌がる犬が多いため、子犬のころから歯磨きの習慣をつけるのがおすすめです。

乳歯が生え変わる時期の歯磨きは、歯磨き習慣をつけると同時に、口の中のケアや違和感を緩和させることにもつながります。愛犬の歯の健康を守るためにも、乳歯の生え変わりの時期に歯磨き習慣をつけると良いでしょう。


歯磨きガムやおもちゃも良いですが、細かいところまでは届かないことが多いので、プラスアルファで歯磨きを習慣にするのがオススメですよ。
 

永久歯が生えそろうまではこまめにチェックしよう!

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永久歯がきちんと生えそろうことは、犬の健康を守るためにも重要なことです。乳歯が残っていないか、永久歯はきちんと生えているかなど、口の中に異常がないか普段から確認をしましょう。

食べにくそうにしていないかなど、食事の様子を注意して見ることも必要です。乳歯がすべて永久歯になる生後7~12ヶ月頃まで、歯磨きをしながらこまめに愛犬の歯をチェックしましょう。
 


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