2021-06-24 15:44:00 +0900
犬の逆くしゃみってなに?原因と知っておきたい病気の可能性 犬が息を吸い込みながら、鼻をズーズーと鳴らしているところを見たことがありますか?この行動を「逆くしゃみ」といいます。くしゃみはクシュンと鼻から外に息を出しますが、逆くしゃみはその逆で、吸い込みながら鼻を鳴らします。愛犬が苦しそうに逆くしゃみをしていたら心配ですよね。今回は、犬が逆くしゃみをする原因や病気の可能性について詳しく解説します。愛犬が逆くしゃみを始めたら、焦らずに原因や対策について考えてみましょう。

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☆目次☆
1、犬が逆くしゃみをする原因
2、アレルギーが原因の逆くしゃみ
3、逆くしゃみを引き起こす病気
4、犬が逆くしゃみを始めたときの対処法
5、逆くしゃみを始めたら焦らずに見守ろう!


犬が逆くしゃみをする原因

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発作性呼吸と言われている犬の逆くしゃみの原因は、特定されているわけではありません。小型犬の中でも主に短頭種が逆くしゃみをすることが多いため、そもそもの体の構造が原因という説や、子犬の時期に特に目立つため、年齢的なことが関係しているという説もあります。
犬も年を重ねると鼻の奥の筋肉がたるんできます。そのため、鼻腔が狭くなってしまったことから起こる現象とも言われています。逆くしゃみをしていても数秒から数分程度でおさまる場合には、命を脅かすようなことはないので安心して大丈夫です。ただ、苦しそうにしている時間が長かったり、回数があまりにも多いというときには、一度動物病院で診てもらうようにしましょう。
 

アレルギーが原因の逆くしゃみ

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春や秋になると逆くしゃみが多くなるという場合は、花粉症の可能性があります。犬は人とは違い、鼻や目ではなく皮膚に花粉がつくことでアレルギー反応が出るようになります。逆くしゃみだけではなく、鼻水やかゆみの症状が同時に現れたときには花粉症を疑いましょう。動物病院で花粉症と診断されたら、花粉の飛散が多い時期には散歩を控えたり、帰宅したら丁寧なブラッシングをして花粉を落としてあげたりすることで、逆くしゃみの発症を抑えることできます。
また、花粉だけではなくハウスダスト等にもアレルギー反応を示すことがあります。犬が逆くしゃみを始めた時には、まず周囲にアレルギー源となるものがないかどうかを確認するようにしましょう。
 

逆くしゃみを引き起こす病気

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ほとんどの場合、逆くしゃみをしたからといって命に関わることはありませんが、なかには治療が必要な場合もあります。それは、乾燥により口腔内の軟口蓋に炎症が起きた場合です。炎症が起きると気道が塞がれてしまうため、逆くしゃみを引き起こします。冬の乾燥した時期だけではなく、夏の暑い季節も注意は必要です。特に室内で飼っている場合には、エアコンの影響によって部屋の中が乾燥する可能性があります。日頃から水分をこまめに与えるといった対策をしましょう。
また、口や鼻に腫瘍が発生した場合にも逆くしゃみの症状が出る可能性があります。普段の逆くしゃみとはどこか違うと感じる時には、動物病院で詳しい症状を伝えて、早めに治療を受けるようにしましょう。
 

犬が逆くしゃみを始めたときの対処法

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逆くしゃみは命に別状がないといっても、愛犬は苦しそうに見えるため飼い主さんとしては早く症状を和らげてあげたいと思いますよね。そんな時は、すぐにできる対処法を試してみましょう。逆くしゃみが起きた時に、犬の鼻先に息を吹き掛けたり、鼻先の部分に軽く手をあてることで、次第に逆くしゃみが治りやすくなります。このとき、背中や胸を優しく撫でてあげるのも効果的です。優しく声をかけながら行うことで犬も次第に落ち着き始め、早めに症状が治っていくでしょう。

逆くしゃみを始めたら焦らずに見守ろう!

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愛犬が急に逆くしゃみを始めたら、飼い主さんとしては慌ててしまうものですが、ほとんどの場合は数分程度で自然におさまるので慌てることはありません。しかし、なかには花粉やハウスダストなどのアレルギーによるものや、病気の可能性も考えられます。逆くしゃみがなかなか止まらないという時には、動物病院に一度相談してみましょう。

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