今すぐできる犬の臭い対策!臭いの原因と犬の体臭を抑える方法

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☆目次☆
1、犬の臭いの原因とは?
2、犬の体臭の種類
3、犬の体臭を抑える方法
4、日頃から愛犬の臭いをチェックしよう!
犬の臭いの原因とは?

犬の臭いは、皮膚から発生するだけではありません。人間と同様に歯に食べかすが残ることで口臭がきつくなったり、犬の体表を覆う被毛から臭いが漂ったりすることもあります。また、排便がこびりつきやすい肛門の臭いや耳の中から臭うこともあります。一言で臭いと言っても、飼育環境や犬の体調によっても臭いの原因は異なります。まずは、愛犬の臭いが身体のどの部位から出ているのか把握し、対策を講じることが必要です。
犬の体臭の種類

●汗腺から発生する体臭
犬は汗をかかないと思っている方が多いと思いますが、体温調節の為にでる水状の「汗」は「エクリン汗腺」という汗腺から産生・分泌されますが、犬は身体のごく一部(あしの裏側や鼻の頭付近など)にしか存在しません。
犬は代わりに、「アポクリン汗腺」という汗腺が全身に発達しています。
犬の皮膚から発生する臭いは、アポクリン汗腺から出る脂肪分を多く含む汗が、皮脂と化合して酸化することが原因とされています。人の場合は脇の下にあるワキガと呼ばれる悪臭を発するアポクリン腺が、犬の場合は全身に散在しており、この汗腺から出る汗が酸化すると、身体全体から強い臭いを発生させます。
●口臭
犬も人間と同じように、こまめな歯磨きが必要です。歯磨きをしないと、口腔内の細菌が増殖し口臭が発生します。また、糖尿病や腎疾患などの病気の場合も口臭を引き起こすことがあります。普段から歯磨きをして口の中を清潔に保つことで、口臭から病気を早期発見するきっかけにもつながるでしょう。
●肛門周辺の臭い
肛門周辺に便が付着することにより、犬のお尻から悪臭が漂うことがあります。特に、穀類など消化しにくい食べ物を与えていると、便の臭いがきつくなるケースが見られます。また、便が付いていない綺麗な肛門でも、肛門腺から悪臭の素となる分泌液が出て臭うこともあります。
●耳の臭い
垂れ耳の犬は耳の中が蒸れやすく、湿った耳の中で雑菌が繁殖して臭いの原因となることがあります。また、垂れ耳でなくても、外耳炎などの病気により耳から臭うこともあるため、健康状態の確認のためにも耳の臭いに気をつけましょう。
犬の体臭を抑える方法

●シャンプーやブラッシングで体表を清潔に保つ
定期的にシャンプーをしたり、ブラッシングをしたりすることは体臭を防ぐのに効果的です。特に、ブラッシングは毎日丁寧にかけてあげると、ムダ毛や埃を除去できるだけでなく、愛犬にとっても気持ちが良いので喜んでくれるでしょう。ただし、臭いが気になるからと言って洗いすぎも良くありません。シャンプーは皮膚に負担がかかるため、毎日のシャンプーは控えましょう。
●歯磨きで口臭を予防する
歯垢を落とすためには、歯磨きが有効です。歯垢が歯磨きでは落としにくい歯石に変わる前に、こまめに歯磨きをしてケアをしましょう。愛犬が歯磨きを嫌がる場合は、齧ったり噛んだりするだけで歯磨きの効果がある犬用のデンタルケア製品を利用しましょう。
口からアンモニア臭や甘い香りがする場合や、歯磨きをしても口臭に効果がない場合は、糖尿病や腎疾患などの病気の可能性があります。早めに動物病院で相談してみましょう。
●丁寧な肛門ケアで臭いを予防する
肛門の周囲に便がこびりつかないよう、排便のたびに丁寧に拭き取ってあげることが重要です。また、肛門腺から出る分泌液が臭いの原因と考えられる場合は、ペットサロンや動物病院などで排出のケアをしてもらいましょう。
●耳垢の除去する
耳から臭いが発生している場合は、耳掃除をして耳垢を取り除く必要があります。ただし、素人が犬の耳の奥に綿棒などを差し入れると、愛犬の耳を傷つけるおそれがあります。不安であれば動物病院やペットサロンのスタッフなど専門家に任せましょう。
日頃から愛犬の臭いをチェックしよう!

一緒に生活をする上で、臭いは飼い主さんにとっても愛犬にとっても大きな問題です。まずは犬の臭いの原因を調べ、対処法を試してみましょう。毎日犬に接している飼い主さんは愛犬の臭いに鼻が慣れてしまい、他人から指摘されないと気付かないことも少なくありません。臭いから病気が発覚する可能性もあるので、愛犬の健康を保つためにも、時々犬の身体に鼻を近づけて臭いをチェックしてみましょう。
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