2021-05-07 12:17:00 +0900
犬の肛門腺は絞ったほうが良い?その理由と肛門絞りの注意点 愛犬がお尻を舐めていたり、座った体勢で床にお尻をこすりつけていたりすることはありませんか?このような行動をしている場合は、肛門腺の分泌液が溜まっているのかもしれません。肛門腺絞りは動物病院やトリミングサロンなどでも行ってくれますが、定期的に絞ってあげるためには、自宅で行う必要があります。しかし、野生の犬が絞っているわけがないので、あえてする必要はないのではと思う人もいるでしょう。今回は、犬の肛門腺についての正しい知識や肛門絞りをするときの注意点を解説します。

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☆目次☆
1、そもそも肛門線とは?
2、肛門腺を絞らないと引き起こされるリスク
3、肛門腺を絞る頻度の目安
4、肛門腺を絞るときの注意点
5、愛犬の健康を保つために肛門腺を絞ってあげよう!

そもそも肛門線とは?

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肛門腺は犬の肛門の左右にあり、ここから分泌液が排出されています。

犬同士でお尻を嗅ぎ合うのは、この肛門腺の分泌液の匂いを嗅ぐことで相手を知ろうとしているサインです。

肛門腺から排出された分泌液は肛門の脇にある肛門嚢に溜まり、通常は便と一緒に体外に排出されるため、特にケアをする必要はありません。

しかし、病気や老化などの原因でうまく排出できずに溜まってしまうことがあります。
 

肛門腺を絞らないと引き起こされるリスク

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肛門腺を絞らずにいることで、2つのリスクが生じます。

1つ目は便の臭いがきつくなることです。肛門腺には犬がもともとマーキングに使う分泌物が含まれていて、便の強い臭いの原因になっています。

肛門腺を絞らずにいるとだんだんと分泌液が濃くなってきて、臭いがひどくなります。老化とともに自分で分泌物を外に出す力が衰えてきてしまうため、シニア犬は特に絞ってあげることが重要です。


もう1つのリスクは、肛門嚢炎や肛門腺破裂を引き起こす可能性があることです。

肛門腺は肛門嚢から分泌液を出す役割をしています。肛門嚢に蓄積した分泌液を自分で絞り出せなくなってしまうと、肛門嚢に古い分泌液が溜まったままになり肛門嚢の中で雑菌が繁殖します。

雑菌に感染すると赤く腫れあがって炎症を引き起こします。これを肛門嚢炎と言います。さらに重症化して化膿がひどくなると、肛門腺破裂といって肛門の皮膚が避けてしまうこともあります。


これらのリスクから愛犬を守るためにも、うまく分泌液を排出できない犬は定期的に肛門腺を絞ってあげることが必要です。
 

肛門腺を絞る頻度の目安

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肛門腺を絞る頻度は、犬の年齢によっても異なります。年齢を重ねるとだんだんと分泌液が溜まりやすくなってしまうので、ケアの頻度は上がるでしょう。

目安としては、子犬の頃から成年になったくらいの時期は1ヶ月に1回程度、シニア犬になったら2週間に1回程度です。愛犬の便の臭いを時々確認して、臭いがひどくなってきている印象を受けたら早めに肛門腺を絞ってあげましょう。


また、お尻の擦り歩きをするようになったら軽い炎症を起こしている可能性があります。その時点で肛門腺を絞るか、念のため動物病院で様子を見てもらいましょう。

愛犬のカットをトリミングサロンでお願いしている場合は、トリマーさんが毎回絞ってくれているところが多いです。

自宅でシャンプーやカットをし、飼い主さん自身で絞っている場合は、念のため時々獣医さんに肛門嚢が溜まっていないか確認してもらうと安心です。

肛門腺を自宅で絞る時には、シャンプー時に絞ってしまうのが良いかと思います。かなりニオイがきついので、洋服に付いてしまわないように気を付けましょう。
 

肛門腺を絞るときの注意点

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肛門腺を絞るときには、強く絞り過ぎないように注意しましょう。肛門は繊細な器官のため、無理やり絞り出そうとすると傷つけてしまう可能性があります。

さらに、無理やり行うことで愛犬も嫌がるようになり、次からの肛門腺絞りが難しくなってしまうこともあります。初めて肛門腺を絞るときには、動物病院やトリミングサロンで適切なやり方を指導してもらうと安心でしょう。


また、肛門腺の分泌液を全て押し出そうとしてはいけません。肛門嚢にはある程度の分泌液が溜まっているのが理想的で、全部出してしまうとかえって炎症が起こりやすくなってしまいます。

しかし、分泌液の色が緑色になっているときには感染を起こしている可能性が高いので、悪い分泌液をきちんと絞り出すことが必要です。普段と色が違うと思ったときにはすぐに動物病院に相談しましょう。
 

愛犬の健康を保つために肛門腺を絞ってあげよう!

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肛門腺は絞らないでいると炎症を起こし、ひどい場合には破裂してしまうこともあります。

愛犬がうまく分泌液を排出できない場合は、2週間から1ヶ月に1回を目安に肛門腺絞りをやってあげるようにしましょう。

ケアに不安があるときは、動物病院に相談して指示や指導を受け、愛犬の健康のために正しい知識と対処法を知ることが大切です。

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