2021-02-08 11:00:00 +0900
犬の下痢の原因とは?危険な下痢の見分け方と普段からできる予防法 特に季節の変わり目、胃腸の調子を崩す子が多いかと思います。「冷えたかな?」「食べ過ぎ?」「ご飯を急に変えたから?」「いつもと違うものをあげたから?」など、思い当たる原因がある時もあれば、「急に何だろう?」と特に思い当たる原因もなく胃腸の調子を崩す時もあります。
どちらにしても、愛犬がお腹を壊したら心配ですよね。ひどいと血便になったり脱水症状を起こしたりするので「たかが下痢、されど下痢」です。

心配しすぎるのも良くないですが、ある程度わかるだけでも備えになります。もちろん、獣医師に相談するのが第一ですが、心構えとして、今回のお話が参考になれば幸いです。

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☆目次☆
1、犬の下痢の種類
2、犬が下痢を引き起こす原因
3、危険な下痢の見分け方
4、下痢の予防法

犬の下痢の種類

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☆下痢の種類
【軟便】
形はあって掴めるが、水分が多く柔らかい便
軟便の場合は大きな問題は無いことが多いですが、続くようであれば食事などに問題があるかもしれません。
フードを変えたら軟便になった、ある食材を追加したら軟便になったなどがあれば、一度それらを取り除いてみましょう。フードの場合は元に戻してみましょう。

【泥状便】
形が無く、泥のような状態の便
まさに見た目が「泥」みたいな形状です。

【水様便】
ほぼ水の様な状態の便

☆下痢を引き起こす異常の箇所
犬が下痢になる時は、小腸や大腸のどちらかに異常がある事が多いです。

【小腸性下痢】
軟便や水の様な便が出ます。
排便の回数は変わらない事が多いですが、一度に出る量が増える事が多いです。
下痢の症状が長く続くと、体重が減少、嘔吐などが伴うと重症化する恐れがあります。
便の色が黒い場合は、小腸で出血している可能性があります。

【大腸性下痢】
粘液が混じった軟便が多いです。
排便の回数が増える事が多いですが、便をしたくても出ない「しぶり」が起きることもあります。
大腸性下痢の場合、下痢をしても体重の変化はあまり無い事が多いです。
大腸で出血している場合は、明るい赤色の血便が出ます。
 
 
 

犬が下痢を引き起こす原因

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☆食事
下痢の中でも最も多い原因が食事です。
食べ過ぎや脂肪分の摂り過ぎ、食物アレルギーなどが原因の事が多く、また、いつもと違う食事をした場合なども起こりやすいです。

食事が原因の場合は、一過性の下痢である事が多く、アレルゲンと思われる食材を止め、食事量や脂肪分をいつもの通りに戻せば下痢をしなくなる事が多いです。

☆ストレス
人間と同じ様に、犬にもストレスによる神経性の下痢があります。
引っ越しなどで環境が変化した場合や、いつもよりお留守番が長いなどのストレスで下痢を引き起こします。

ストレスの場合は、ストレス源を取り除いてあげるだけで回復する事が多いでしょう。
※引越しの場合は環境に慣れてもらうしかないのですが・・・。

☆ウィルスや細菌、寄生虫などの感染
怖い感染症で下痢を起こすものとしては、犬パルボウィルス感染症、犬ジステンパーウィルス感染症、コロナウィルス感染症(今流行しているCOVID -19とは異なります。)などがあります。

また、大腸菌やサルモネラ菌などの細菌、回虫症や瓜実条虫症、便虫症といった寄生虫に感染することで下痢になります。

細菌感染やウィルス感染が原因の下痢は、数日間激しい下痢を繰り返すなど重篤な症状が出る事があるので注意が必要です。

【病気】
好酸球性腸炎、膵炎、胃や腸の腫瘍、悪性リンパ腫(消化器系)やIBD(炎症性腸疾患)などの病気が原因で下痢が起こります。
 

危険な下痢の見分け方

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☆下痢をしてしまったら
1、便の状態をよく観察する。
病院に行った時に説明できるようにしましょう。「便を持ってきてください」と言われる事が多いので取っておき、病院に行く前に連絡をして便を持っていったほうが良いか聞いてみてください。

2、犬の様子を観察する
下痢はしているが、いつも通り元気はあり、食事も普通に食べるなど、下痢以外は変わった様子が無いなど、いつもと違う事が無いか良く観察します。

3、食べ物が合わなかったなど
食べ物が合わなかった、アレルゲンなどが原因だった場合は2〜3日で治る事が多いです。

☆すぐに病院に連れて行くべき危険な下痢
1、血便が出ている
2、頻繁に下痢をする
3、下痢以外に嘔吐などの症状がある
4、明らかに元気が無く、ぐったりしている
5、2〜3日経っても下痢が続く

これらの症状がある場合はすぐに病院に連絡、連れて行きましょう。

☆様子を見る場合の判断基準
下痢の症状が軽い場合は2〜3日様子を見ても良いですが、それは普段健康で持病が無い成犬場合のみです。

子犬やシニア犬の場合は、急変の可能性もあるのですぐに病院へ連絡、連れていきましょう。
子犬は成犬に比べて体力が無く、寄生虫やウィルスに感染しやすいため気を付けなければなりません。

また、シニア犬の場合も成犬に比べて体力が衰えていることに加え重篤な病気の可能性があるので子犬同様すぐに病院へ連絡、連れていきましょう。
 

下痢の予防法

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☆適切な食事管理
・犬のアレルギーや体質を理解する
 例えば、乳糖不耐性の犬には牛乳や乳製品で下痢を起こしてしまうので与えない様にする、確実に特定の物をあげるとお腹を壊すのならそのものを与えない様にする、確実に検査でアレルゲンがわかっている場合は、そのアレルゲンまたはアレルゲンが入ったおやつやフードを与えないなど、愛犬の体質をよく理解し、備えましょう。

また、主食のフードを変える時には今まであげていたご飯に少しずつ混ぜて移行していきましょう。
下痢をしてしまった時には、ドライフードをふやかすなど消化の良いものを与えながら様子を見ると良いですね。

☆定期的なワクチン接種
適切な時期にワクチン接種や駆虫などを行い、病気を予防しましょう。
犬には感染すると重篤な症状に陥る「犬パルボウィルス感染症」や「犬ジステンパーウィルス感染症」などがあります。1年に1回のワクチン接種で予防する事が可能なので、ワクチンは接種しておきましょう。

また、夏に蚊が媒介する「フィラリア」も、お薬がありますので夏前からしっかり予防しましょう。

☆拾い食いに注意
お散歩中に地面を舐めたり、拾い食いをうっかりしてしまったりすると、寄生虫感染の危険性がある他、草むらなどは除草剤が撒かれていたり、腐ったパンやカラスが運んだゴミなどが落ちている可能性もあり、危険です。

好奇心旺盛でニオイをクンクン嗅ぐ事が多い犬は、舐めたり口に入れたりしないように気を付けましょう。
 
一言で「下痢」と言っても、様々な原因があります。特に子犬の頃は消化機能がまだ発達していないので、下痢を起こしやすいです。ひどい場合は脱水症状を起こすこともあるので、注意が必要です。

「便は体調のバロメーター」です。いつもと形状が一緒か、ニオイは一緒かなど、まずは健康な時のものを頭に入れておきましょう。

また、食べ物が原因でお腹を壊す事が多い場合は、アレルゲンをなるべく特定するために検査をしておくと安心ですね。

おやつを購入する時も、お肉だけかと思ったら実は小麦粉が混ぜられていたり、甘いクッキーかと思ったらお肉が混ぜられていたり、思わぬところでアレルゲンが混ざっていることがあります。

アレルゲンが特定されている場合、フードやおやつは原材料をしっかり確認した上で購入するのがオススメです。
 
written by misato ezura


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