2020-10-15 11:00:00 +0900
犬の「分離不安症」とは?愛犬のストレスを見逃さずに改善する方法 愛犬がすり寄ってきたり、飼い主さんの後ろをちょこちょこついてきたりすると「甘えているのかな?」と可愛く思えますよね。
しかし、甘えてくれていると思っていた行動が、実は分離不安症の症状である可能性があります。
犬の分離不安症とは、飼い主さんと離れる寂しさに耐え切れず、精神的・肉体的に大きなストレスを抱えてしまう精神病の一つです。
今回は、愛犬のストレスに気付くために知っておくべき分離不安症の症状や原因、改善する方法について解説します。

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☆目次☆
1、分離不安症の原因
2、犬が分離不安症になっているときの行動
3、分離不安症の対応と改善方法
4、犬の分離不安症の改善には信頼関係が大切!


分離不安症の原因

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犬は長い歴史の中で、ずっと人と一緒に暮らしてきました。
他の犬や人間と一緒に過ごすことに慣れた社会的な動物
なのです。

しかし、捨てられた経験や生活環境の変化、都市部の騒音といったトラウマ経験により、飼い主さんの姿が見えないと「もう二度と会えないかもしれない」「次に飼い主さんが出かけたら、また同じような怖い目に合うかも」と極度な不安を抱える場合があります。

また、トラウマはなくても、飼い主さんが常に甘やかしすぎた結果、離れることを恐れて不安が強くなることもあります。

分離不安症の原因として、甲状腺機能低下症や神経疾患、脳腫瘍など病気がきっかけになるケースもあります。

その場合は、尿失禁や尿路感染症、腎不全などを併発する可能性もあるため、分離不安症の疑いがあればまずは病気が潜んでいないかを獣医さんに相談してみましょう。

 

犬が分離不安症になっているときの行動

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犬が分離不安症になると、飼い主さんと離れることで大きな不安や恐怖を感じ、強いストレスを感じてしまいます。
そのため、
分離不安症の典型的な行動として「くっついて離れない」「離れると吠えたり鳴いたりする」ことが挙げられます。

飼い主さんがいなくなってしまわないようにずっと後ろをついて回り、姿が見えなくなると吠えたり鳴いたりして飼い主さんを呼び戻そうとします。


さらに分離不安症が進行すると、問題行動を頻発することがあります。
飼い主さんが近くにいないことへの不安や恐怖を紛らわせようとして、例えば部屋の中を荒らす、物を壊す、トイレが正しい場所でできないなど、困った行動をわざと起こす犬もいます。


また、最悪の場合、愛犬が自傷行為をしてしまう場合があります。
犬にとっての自傷行為とは前足を舐めたり噛んだりすることです。短時間であれば毛繕いをしているだけですが、長時間舐め続けるのは寂しさを紛らわすために夢中になっているという可能性があります。

放っておくと毛が抜け落ちたり、皮膚炎を起こしたりするまで執拗に舐め続けるため、早めに病院に連れていきましょう。
 


分離不安症の対応と改善方法

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<分離不安症の症状が軽い場合>
飼い主さんが近くにいなくても「自宅が安心していられる居場所」であることを愛犬に理解させることから始めます。

まずは、短時間の留守番を繰り返し、大人しく過ごせたら褒めるようにしましょう。部屋の中に大好きなおもちゃを置いてひとりで過ごす時間を楽しめる工夫をしたり、ゲージの中に安心できる居場所を作り、その中におやつを置いておいたりするのもおすすめです。


注意点として、愛犬が分離不安症による問題行動をしても叱りつけてはいけません。犬にとって分離不安症による行動は、精神的な不安からくるもので止めようがないものです。部屋を荒らしたり、失禁したりしても叱らずに淡々と後処理をするよう心がけましょう。

また、外出する際に飼い主さんが名残惜しそうに「行ってくるね」と告げたり、帰宅後に留守番をさせた罪悪感からいつもより過度なスキンシップを取ったりするのは犬の不安をさらに煽ってしまうため逆効果です。

愛犬が興奮しているときは相手をせずに、落ち着いてから構うようにしましょう。こうした行動を繰り返し「離れていても絶対に帰ってくる」と犬に覚えさせることが改善させる第一歩です。


※「行ってくるね」と声をかける事で、諦める子もいます。愛犬の様子を見て、声かけをした事で不安になってしまうのか、逆に諦めて部屋で休む様になるのか観察しましょう。

ただし、名残惜しそうにしてしまうと愛犬も察してしまいます。
出かける時には明るく、平然を保って「行ってくるね」を心がけましょう。

<分離不安症が重症化している場合>
すでにさまざまな問題行動を起こしている場合や、しつけでも治らない場合は内服治療が必要なこともあります。早めに病院に相談しましょう。

精神を安定させる薬の内服としつけを一緒に行いながら、時間をかけて改善していきます。ただし、内服治療では分離不安症の根本的な解決には繋がりません。

完治を目指すには、愛犬と飼い主さんの信頼関係を構築する必要があり、内服治療はその手助けの一つであることを覚えておきましょう。
 

犬の分離不安症の改善には信頼関係が大切!

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分離不安症は精神的な病気の一つです。破壊行動や失禁、過剰に吠える、自傷行為といった問題行動は飼い主さんと離れてしまうことへの不安やトラウマから引き起こされることが多く、すぐに治せるわけではありません。

症状を見逃さず、「分離不安症かも…」と感じたら愛犬が依存しすぎないように適切な距離を保つ配慮をしてあげることが大切です。また、まずは飼い主さんが不安にならないことも大事です。

最初は1分から、隣のお部屋に移動して少し愛犬と離れてみることから始めてみてはいかがですか?
愛犬と心地よい関係を保ちつつ、お互いに無理なく過ごせる関係性を作っていきましょう。
 
 

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