賢い犬ランキング!人間の良きパートナーとして進化した犬の能力

今回は、「賢い犬の犬種別ランキング」や「知能」や「能力」についてご紹介をしたいと思います。
犬の知能の高さや能力がわかると、ますます愛犬がかわいくなるかもしれません♪
また、ますます犬達との暮らしが楽しくなるかと思います♪
ALPHAICONではドッグウウェアはもちろんのこと、愛犬にぜひ使っていただきたいドッググッズも厳選してご紹介していますのでぜひご活用してください。
☆目次☆
1、犬種別!賢い犬ランキング
2、犬の知能の高さ
3、人と共存する中で進化した犬の能力
4、賢い犬のメリット・デメリット
犬種別!賢い犬ランキング

☆1位☆
ボーダーコリー
原産国:イギリス
ALPHAICONのスタッフも飼っているおなじみのボーダーコリー。
牧羊犬として活躍していた(現在も活躍している子もいます)犬です。
賢さだけではなく、優れた運動能力も持ち合わせているため、アジリティやディスクの大会でも大活躍!
さまざまな研究機関が出している賢い犬ランキングでも1位に輝く事が多い犬種です。
犬種名の由来:原産地がイングランドとスコットランド、イングランドとウェールズの国境
(ボーダー)地域であること。「コリー」はスコットランドの方言で「牧羊犬」全体を意味します。

☆2位☆
プードル
原産国:フランス
大きさによって4種類に分類されています。
・スタンダードプードル
・ミディアムプードル
・ミニチュアプードル
・トイプードル
特にトイプードルはとても人気で、しつけやすく育てやすいと言われています。(とはいえ、しっかりしつけは必要です!)
犬種名の由来:フランス原産ではありますが、ドイツ語の「Pudel(プデル)」(水中でバチャバチャと音を立てる)から。ドイツから移入された水辺の猟を得意とする犬が先祖といわれています。

☆3位☆
ジャーマン・シェパード・ドッグ
原産国:ドイツ
警察犬としても有名な犬種です。
忠誠心が強く、どんな状態でも慌てない精神力と人間に対する協調性を持ち合わせています。
とっても頭が良い分、人間と知恵比べになることも。あくまで警察犬はトレーニングをしっかりされているからこそですので、一緒に暮らすと決めたからにはしっかりトレーニングが必要です。
犬種名の由来:シェパードは「羊飼い・牧羊者」という意味。ジャーマンシェパードドッグはドイツ語を逐語訳したもので、ドイツ語ではDeutscher Schäferhundと呼ぶ。
警察犬としてのイメージが強いですが、従来ドイツのチューリンゲン地方、クローネ地方、ヴェルテンベルク地方で牧羊犬として活躍していました。

☆4位☆
ゴールデンレトリバー
原産国:イギリス
狩猟では獲物を回収する仕事(レトリーブ)をしていました。
ボールやおもちゃをくわえて持ってくるのが得意な子が多いのは、その名残かもしれませんね。
優れた学習能力があるのと同時にやさしい見た目が特に人気の秘密ではないでしょうか。
犬種名の由来:Retrieve(レトリーブ)=回収する。獲物を回収するのがお仕事だったことからレトリバーとなった。
今ではまったく違う姿ですが、もともとフラットコーデットレトリバーの一犬種として「フラットゴールデン」と呼ばれていました。
「ゴールデンレトリバー」という犬種名になったとは1911年の事だそうです。「ゴールデンレトリバー」と呼ばれる前には「イエローレトリバー」と呼ばれていた時期もあったそうです。ゴールデンもイエローも美しい毛色からきています。

☆5位☆
ドーベルマン
原産国:ドイツ
軍用犬や警察犬など、護衛をする犬として活躍しています。
訓練はしやすいですが、警戒心が強い子が多いです。
(訓練しやすいとはいえ、警察犬や軍用犬はしっかりトレーニングされているからこそです。シェパード同様、一緒に暮らすと決めたからには、しっかりトレーニングをしましょう。)
犬種名の由来:作出した「カール・フリードリッヒ・ルイス・ドーベルマン氏」から。本業は税務職員で、日頃から金銭を持ち歩く事が多かったため、優秀な護衛犬を作りたくて手掛けたのがこの「ドーベルマン」という犬種だったそうです。
その他にも、日本では盲導犬や麻薬探知犬、介助犬としても活躍しているラブラドールレトリバーも賢い犬として有名です。
参考:ブリティッシュ・コロンビア大学の心理学教授 スタンリー・コレン教授による世界的に有名なランキング
※ランキングの判断基準は「人の指示に従うかどうか」という理解力
犬の知能の高さ

☆犬は人間でいう2歳〜3歳程度の知能
犬は、人間でいうと2歳〜3歳程度の知能を持つと言われています。
165前後の単語やジェスチャーを理解でき、人間が出す命令の9割以上を理解しているとも言われています。
トレーニングを行う事で、それ以上の知能をつけ、自分で考えながら行動する事ができます。
☆犬と人間の脳の違い
脳のつくりにはそこまでの違いはありませんが、発達している部分が異なります。
人間は前頭葉(社会的な行動や理性を司る)が発達しています。
犬は、情報処理を行う部位が発達しています。(社会性よりも本能のままに行動)
犬は前頭葉の割合が少ない分、嗅覚や聴覚などが発達しています。
人と共存する中で進化した犬の能力

☆人間の感情を読み取る
犬は昔から人間と生活をしていたため、人間がどんな感情を持っているのかを読み取る事ができると言われています。
悲しんでいる人の側に行き舐めて慰めたり、喜んでいると犬もしっぽを勢いよく振り出したり・・・なんとなく心当たりがある飼い主さんも多いのでは?
犬は優れた五感と認知力で、人のわずかな呼吸や心拍音、声の調子などを聞き分けられ、人間の感情に反応する事ができます。
☆飼い主と同じ感情を持つ
犬が大好きな飼い主に危険が迫った時に、守ろうとするという話はよく聞きますよね。
それだけではなく、飼い主が苦手と感じる人には犬も警戒し、飼い主と仲が良い人とは犬もすぐ打ち解ける場合もあります。
犬が飼い主と他の人間との関係性をよく観察していることがわかります。
賢い犬のメリット・デメリット

犬の知能が高いことは、愛犬を見ているとわかるかと思います。反面、賢い分、育て方や悪い事を覚えてしまったり、わがままになってしまったりするので、注意が必要です。
☆覚えるのが早い
賢い犬は覚えるのが早いため、トイレの場所や芸を覚えやすいという素晴らしい才能がありますが、悪いこともすぐに学習してしまいます。
「あ、うちの子そうかも?」
「悪いことはすぐ覚えるんだから〜」
なんて、思いつくことはありませんか??
「吠えればおやつがもらえる」と思って吠え続けたり、「いつものご飯を残せば、もっとおいしいご飯がもらえる!」と、わざと食べなかったり。
また、ダメな事をした時はきちっとメリハリをつけて叱って「これはいけないこと」とわからせないと、どんどん愛犬の思うツボになってしまいます。
☆人間を見極める
賢い犬は、飼い主さんを見て「自分が従うべき存在なのか」を判断しています。(※諸説あります。)
犬は最初から人間に対して従順なわけでは無く、正しいトレーニングをすることで主従関係が築けます。
犬が飼い主さんを「自分が従うべき存在」と認めなければ、主従関係は逆転し、わがままな子になりかねません。
「お父さんの言うことしか聞かない」「お母さんの言うことしか聞かない」「トレーナーさんの言うことしか聞かない」という事が起こるのは、このためです。
最初に、賢い犬種のお話をしましたが、何もそれ以外の犬種は賢くないわけではありません。私たちの思っている以上に、犬達はとっても賢いのです。
また、同じ犬種でも、賢さや性格は様々。さらに、賢さはチワワやパピヨンの様に小さな犬種でも、セントバーナードの様な大きな犬種でも大きさに関係なく様々です。
人間でもまったく同じ人間はいない様に、犬達もまったく同じ性格の子はいません。覚えるのが遅くても、愛犬を責めないでください。案外、飼い主さんの教え方がうまく伝わっていない場合もあります。
また、「この子はこれが個性」。と、それぞれの子に合った接し方をしましょう。
多頭飼いの方は、愛犬たちを見てよくご存知の方が多いと思います。
「この子ではこのトレーニングで上手くいったのに、次の子では上手くいかない・・・」その場合は、別のトレーニング方法を試してみましょう。
愛犬によって個性がある。そう思うと、愛犬とのトレーニングがますます楽しくなりますよ♪
犬は育て方や飼い主との信頼関係でさらに賢くなる可能性があります。
犬種だけで賢さを判断せずに、それぞれの愛犬と良い関係を築いていきましょう♪
written by misato ezura