2020-02-20 10:00:00 +0900
犬のフードも無添加を選ぼう!安心して食べられるドッグフードの選び方 今は、「ドッグフード」と言ってもたくさんの種類があり、「一体どれを選べば良いの?」と悩まれる飼い主さんも多いのではないでしょうか? 主原料だけでも様々なお肉の種類やお魚、中には愛犬のためにオーダーメイドができるフードもあります。 フードのタイプも、ドライフードからウェットフード、フリーズドライ、半生など、フードコーナーに並ぶ犬用フードは本当に様々な種類がありますよね。 そこで、今回は何を基準に選べば良いか?についてお話ししたいと思います。



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☆目次☆
1、添加物による犬への危険性
2、ドッグフードを見直すべきチェックポイント
3、犬の無添加ドッグフードの選び方
4、無添加ドッグフードを選ぶときの注意点

添加物による犬への危険性

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☆添加物とは?
みなさんは、「添加物」というとどんなイメージがありますか?
「体に悪い?」「ジャンク?」そんなイメージを抱く方も多いと思います。

一般的に、添加物とは、「人工添加物・酸化防止剤・香料・保存料・着色料・防湿剤」などを指します。
現在日本では、ペットフード安全法で、ドッグフードに使用した添加物は名称をきちんと表示するように定められています。

なんとなく、「添加物」というと「体に悪いもの」と思ってしまいますが、実は一概には言い切れません。

例えば必要な栄養素を加えたり、品質保持のために配合されているなど、様々な役割も担っています。
しかし、だからと言って安心かと言えば、添加物が原因で体調不良やアレルギーを発症する場合がある事も事実です。

☆多様化するドッグフードの種類
現在は味や価格だけではなく、品質にこだわった様々な種類のドッグフードが登場しています。
よく見かけるのは、「無添加」「グルテンフリー(麦類全版に含まれるタンパク質が含まれていない)」「グレインフリー(穀物不使用)」「アレルギー対策ドッグフード」などです。

また、お肉にアレルギーがある子に良い、サーモンなどの「フィッシュベース」のフードもあります。

☆食物アレルギーの発症リスク
生まれつきアレルギーを持つ犬もいれば、食事や生活環境でアレルギーを発症する犬もいます。
中でも食物アレルギーは、どんな食材でも反応を引き起こす可能性があります。

例えば皮膚炎やかゆみ、下痢などわかりやすい症状があれば気付きやすいですが、軽い体調不良では食べ物が原因だと気付かない事もあります。

また、粗悪な添加物によって、アレルギーを発症することもあります。
一度、アレルゲンを特定するために、病院で検査を受けておくと、フードやおやつも選びやすいですよ。
 

ドッグフードを見直すべきチェックポイント

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☆皮膚炎はないが、体が痒そう
☆毛の艶がない、パサついている
☆涙ヤケや目ヤニが多い
☆体臭が強い
☆ウンチが異常に臭い


アレルギーとは診断されていないが、気になる症状がある場合はドッグフードを見直してみると良いかもしれません。
また、ドッグフードだけではなく、おやつの原材料を今一度確認してみてはいかがでしょうか?
愛犬たちが大好きなおやつ類も添加物が入っているものが多いので、要注意です。

参考記事:【お役立ち情報】犬の目やにの原因とは?目のトラブルの正しい対処法(字の上でクリック
!)

犬の無添加ドッグフードの選び方

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☆ヒューマングレードを選ぶ
人間も食べられるレベルの食材を使用したものを「ヒューマングレード」と言います。
ヒューマングレードのフードはパッケージに「ヒューマングレード」と表記されているものも多いですね。

本来ならば、犬用のドッグフードも人間と同じレベルの安全基準で食品を選ぶべきだと思います。
そう言ってしまうと、「ならば、飼い主と同じものを食べれば良いのではないか?」と思ってしまいますが、それはまた違います。

原料をヒューマングレードに、という意味で、飼い主さんと同じ食事にしてしまうのは、必要な栄養素や塩分量が犬と人間とでは違うため、犬にとっては栄養価が高すぎたり、味付けが濃すぎてしまい、塩分量も多くなるので、NGです。

参考記事:チョコもブドウもNG!犬が食べてはいけないもの(字の上でクリック!)

☆良質なタンパク質が含まれているものを選ぶ
犬は何でも食べるため、「雑食」と言われていますが元々は肉食動物です。
本来は新鮮なお肉やお魚に含まれる高タンパクが理想です。

☆買い続けやすいものを選ぶ
ドッグフードの種類を変えることが苦手な犬も多いです。例えば、お腹が弱い子は特に、フードを少しずつ切り替えてもなかなかお腹の調子が安定しない子もいます。

そのため、もし万が一新しいフードが愛犬に合わなかった場合、合っていたフードに戻せるように、ベースのフードは買い続けやすいドッグフードを選びたいですね。

もちろん、たまたま愛犬に合っているフードが「通販限定」など、すぐに買えない場合は仕方がありませんが、できるだけ、もし万が一いつも買っているところが閉店してしまったりしても代わりにどこかで買えるような状態だと、安心です。

近所のペットショップに良いフードを扱っていて、愛犬に合ったフードがあればなお良いですね。

無添加ドッグフードを選ぶ時の注意点

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☆購入前に必ず原材料名を確認する
お店だったらフードのパッケージの裏に、ネットショップだったら詳細欄に原材料が書かれているので、必ずその原材料を確認しましょう。

一つだけ注意したいのが、「無添加」の文字です。
実は、人口添加物や保存料、着色料のどれか一つでも使用せずに作られれば「無添加」と表記できてしまうのです。

「無添加」だから大丈夫、ではなく、しっかり原材料を確認しましょう。無添加表示=全ての添加物が不使用という意味ではない、という事に注意が必要です。

また、愛犬のアレルゲン(アレルギーの原因)が特定されている場合は、そのアレルゲンが含まれていないかどうかをチェックしましょう。

これも、フードだけではなくおやつにも言えることです。「ささみのおやつ」はささみだけかと思っていたら、実はささみ以外にも混ざっていて、その混ざっているものがアレルゲンだった、なんていうこともあります。

☆消費期限を確認する
一般的に良い無添加ドッグフードは、防腐剤や保存料が含まれていないか、自然のものを使っているため、保存可能期間が短いものが多いです。

購入前には消費期限をしっかり確認しましょう。
いくら良いフードでも、消費期限が切れてしまったフードをあげるのは良くありません。

まとめて大袋のものを購入すると安くなる場合も多いのですが、愛犬の大きさと相談し、期限内に使いきれる量を小分けで購入するのがオススメです。

「お友達から良いと言われた」「ネットで評判がいい」もちろん、これらの基準も間違ってはいませんが、必ずしも評判がいいフードが愛犬の体に合うとは限りません。

何より大切なのは、「愛犬に合っているかどうか」です。

うちの先代の愛犬はお腹が弱く、「このフードを食べるとお腹がゆるくなる」「皮膚が赤くなる」「体臭がきつくなる」が顕著に出る子でした。

フードを変えたタイミングで、愛犬の体調がいつもと違うなと感じたら、原因はフードにあるかもしれません。

もちろん、切り替えたばかりで安定しないのもありますが、しばらく安定しなかったり、あまり嬉しそうに食べなかったりしたら、フードが原因の場合もありますので、よく観察してみましょう。

もちろん、原因がフードだけではなく病気が隠れていたりする場合もあるので、明らかに元気がなかったり、いつもと違う様子でしたら、まずは動物病院に相談してみましょう。

愛犬の健康な体を作る上で、大切な主食。なるべく安全で、愛犬が喜んで食べてくれるフードを見つけられると良いですね。

written by misato ezura
 

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