2019-12-06 11:00:00 +0900
犬のダイエット方法!肥満度チェックと痩せるコツ もう12月・・・。秋から冬にかけて、飼い主さんも「食べ物がおいしくてついつい食べちゃう!!」という方も多いのではないでしょうか?合わせて愛犬も・・・ついついお裾分けしちゃう!なんて思って気付いたら獣医さんに「ダイエットしましょう」宣言をされてしまった、と、身に覚えがある方もいらっしゃいますよね笑 太るのは大抵簡単なのに、痩せるのはなかなか難しいのが愛犬の体重コントロール。 そこで今回は、「ダイエット」についてお話ししたいと思います。



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☆目次☆
1、犬の肥満リスク
2、適正体重と肥満度チェック
3、犬のダイエットの方法
4、犬のダイエットを成功させるコツ

犬の肥満リスク

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☆足腰への負担
体重が増えれば当然、足腰に負担がかかってしまいます。
足腰に負担がかかるということは、捻挫(ねんざ)、関節炎、椎間板(ついかんばん)ヘルニアなどのリスクが増大します。

特に、胴が長く、足の短いダックスやコーギーなどは、太れば太るほど足や腰への負担は深刻です。

☆心臓への負担
太っていると、全身に血液を送り出す心臓への負担が増えます。
それは、体が大きくなればなる程、血液が多く必要となり、そのために心臓が無理をして頑張る必要があるためです。

☆呼吸器への負担
首まわりに脂肪がつくと、気道が圧迫されて呼吸がしにくくなります。呼吸がしにくくなると、ゼエゼエと苦しそうな呼吸や咳をする様になります。

呼吸の仕方がいつもと違っていたり咳をしている場合は、肥満だけではなく別の原因がある可能性もあるので、まずは動物病院で獣医師に診てもらいましょう。

☆糖尿病の発症
犬にも糖尿病があります。
肥満が脂肪の代謝障害を引き起こし、膵臓に負担をかけすぎてしまい、血糖値の上昇が抑えられなくなってしまうのが原因と考えられています。

適正体重と肥満度チェック

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☆まずは適正体重を知る。
犬種によって、標準的な体重や体型は異なります。また、同犬種でも太りやす子もいれば太りにくい子もいます。
一般的に、適正体重を15%以上超えてしまうと肥満(太り過ぎ)と言われています。

☆ボディ・コンディション・スコア(BCS)で評価する。
標準体型かどうかを確認するために、「ボディ・コンディション・スコア」という指針があります。
これは、5段階で肥満度を評価する方法です。

<BCSのチェック法>
1、愛犬を立たせた状態で上から見る。
犬を上から見た時に腰の部分がくびれている状態がベストです。
腰のくびれがない場合は肥満と考えましょう。

2、愛犬を立たせた状態で横から見る。
真横から見て、前足から後ろ足に向かってつり上がっている体型が理想的です。
(犬種によっては、違う場合もあります。)
つり上がっていない、お腹が垂れている状態の場合は肥満と思いましょう。

3、触ってみる。
お腹や腰のあたりを触った時に、皮下脂肪が薄く、肋骨にも指で触れるくらいが良いとされています。
触っても脂肪が厚く、触れても肋骨がわかりにくい場合は肥満です。

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参考:環境省 「飼い主のためのペットフード・ガイドライン〜犬・猫の健康を守るために〜」(字の上でクリック♪)
 

犬のダイエットの方法

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☆食事量を減らす
【太る理由は過剰なカロリー摂取】
食事で1日に必要なカロリーを摂取しつつ、おやつを食べさせてしまうとカロリーオーバーになってしまいます。

ダイエットをしたいならば、ぐっと我慢をして基本的にはおやつはなしにしましょう。
それでも我慢しきれず、おやつをあげたい場合にはおやつも含めた1日の摂取カロリーを把握しておくと良いかと思います。

愛犬のダイエットに食事制限は効果的です。

犬が1日に必要なカロリーとは?計算方法と必要なフードの目安(字の上でクリック♪)

【ダイエット用のフードに切り替える】
主食のフード自体をダイエットフードに変えてしまうのも良いかと思います。カロリーは減りますが、量はほとんど変わらず、愛犬もしっかりご飯を食べられます。

また、フードだけではなく、低カロリーの食材でカサ増しする方法もあります。
例えばゆでた野菜やささみなどがオススメです。

ただし、いきなりダイエットフードというのは辛いので、通常のフードを変える時と同じく、まずは現状のドッグフードに少しずつダイエットフードを混ぜて徐々に全てが低カロリーフードになるようにしましょう。


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【運動量を増やす】
家の中で歩き回るだけでは運動不足になります。
肥満の一つの原因として、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが合っていないこともあります。

人間も同じですが、愛犬にも適度な運動が必要です。時間が許す限り、お散歩の回数を増やしたり、歩く距離を増やすなどの工夫が必要です。

犬のダイエットを成功させるコツ

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☆急激なダイエットはNG
これも人間と同じですが、急激に食事を減らしたり、急に運動量を増やしたのでは、愛犬の体に大きな負担をかけることになります。

更に、ダイエットをすることでストレスがたまると問題行動を引き起こす場合もあります。
愛犬にも飼い主さんにもストレスにならないように、愛犬の様子を見ながら少しずつ減量を目指しましょう。

☆遊ぶ時間を増やす
急に食事量を少なくすると不満が募り、吠えたりわがままを言ったりする子がいます。
不満を解消させるためには、一緒に遊ぶ時間を増やしたり、トレーニングの時間を作ったりなど食べることを忘れられる様にしてあげましょう。

ドッグランなど外で遊ぶのはおすすめです。
ドッグランの正しいマナーとは?覚えておきたい最低限のルール(字の上でクリック♪)


☆食事の回数を増やす
どうしても、食事を催促してくる場合は、1日の食事の回数を増やすという方法を試してみてください。もちろん、1日の全体の量は変えずにです。

回数を増やしても1日の総カロリーが変わらなければ、食べすぎてしまう(カロリーオーバー)を防ぐ事ができます。

また、1回の食事量を減らし、3〜4回に分けて食べさせることで間食を減らし、胃が空っぽになる時間を短くするのも良いでしょう。

とにかく愛犬にとって、肥満は良いことではありません。大切な愛犬の病気のリスクを上げてしまうからです。

ですが、急にダイエットとなると、飼い主さんも愛犬もストレスになってしまいます。
飼い主さんの生活スタイルに合わせ、ゆっくり、お互いの負担にならない程度にダイエットに挑戦してみてください。

まずは、「食事のカロリー計算」から始めて理想体重に近づけてみてはいかがですか?

ちなみに、鹿肉はヘルシーなのでおすすめです♪
愛犬にもシカ肉のジビエを!シカ肉の特徴と犬におすすめの理由(字の上でクリック♪)

written by misato ezura

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