愛犬と北海道旅行 八戸~苫小牧フェリー編

フェリーは新潟や、仙台などからも出航していますが、今回八戸まで車で移動する事にしたのは「乗船時間」が決め手でした。新潟~小樽は18時間、仙台~苫小牧で15時間かかります。出航時間の前に乗船しなくてはいけないので、プラス2時間はかかることになります。そして季節は冬、新潟からのフェリーは、お散歩できるドッグフィールドがありますが、冬季閉鎖されています。20時間近くケージに入れっぱなしにはでき無い為、八戸~苫小牧の乗船時間8時間のシルバーフェリーを使用する事にしました。
フェリー乗り場で受付、愛犬達のトイレタイムも済ませいよいよ乗船です。
乗船

車に乗りそのまま乗船、そして車からはケージに入れることが条件です。中型犬1頭と小型犬2頭ケージを重ねてしっかり固定!船内にはいたる所に段差もあり、そしてエレベーターも狭い、、、。犬達とギュウギュウになりやっと一緒に乗れました。
エレベーターで受付に行き、ペットルームの鍵を受け取ります。ペットルームは事前予約可能です。空いていれば受付時に上の段や下の段を選ぶ事も出来ました。上の段とその下の2ヶ所ペットルームの鍵を受け取り、またエレベーターに乗りペットルームの場所へ移動です。
ペットルーム①

ペットルームへ向かう通路、ここで問題が発生しました。なんと入口が幅70cmのカートが通らない狭さだったんです。予想外の出来事に驚きましたが、急遽カートから台車にケージを乗せ換えて通路を進みます。ケージ幅は約50cmなんとかペットルームの入口まで移動しました。
ペットルーム②

ペットルームは、廊下の突き当りから甲板に出たところにあります。もちろん温度は船内と同じ温度で保たれています。とっても綺麗に掃除もされていて臭いも全く気になりませんでした。写真以外に洗い場も完備されています。
ペットルーム③

実は、乗船し説明を受けるまでケージからペットルームに移動するものと思い込んでいた私、、。ペットルームはケージごと入れる決まりでした。奥行97cm × 幅70cm × 高さ80cmのペットルームにケージごとセット。Mダックスの茶太郎と鈴音は寂しくないように、同じケージで過ごすことにさせました。ペットルームの利用は無料、ペットルームから出さなければいつでも様子を見に来ることもできます。
大型犬や他の犬が苦手な愛犬は車でお留守番も可能です。ですが、航海中に車両甲板への立ち入りは禁止の為、ペットの様子を見に行くことができません。
ペット同伴室もあります。客室に用意された、奥行95cm × 幅63cm × 高さ55cmのケージに入れておくことが条件となります。3頭では難しい為ペットルームを利用しましたが、多頭飼いの方でなければペット同伴室が安心ですね。
北海道へ到着

出航時間22時~翌朝6時約8時間の航海を終え、無事に北海道苫小牧に到着しました。
初めて愛犬と一緒にフェリー旅行を経験し思ったことは、思った以上に船内は狭く段差も多い。車からペットルームの移動が思った以上に苦労しました。特に17kgのボーダーコリー、バーズの入ったケージを持ち移動する事が大変でした。
しっかり調べたつもりでしたが、まだまだ勉強不足でした。次回はもっと快適に愛犬とフェリーでの旅行を楽しめるよう計画したいと思います。
Author KUMI SASAKI
愛犬
茶太郎(13)Mダックス
鈴音(9)Mダックス
BA-ZU(8)ボーダーコリー
SUN (1) MIX犬 ボーダーコリーXビアデッドコリー