2016-01-25 12:00:00 +0900
冬のアウトドアで飲むコーヒーは格別。 みなさんは寒い冬のアウトドアではどんな飲み物を飲みますか?
私は飲む飲まないは問わず登山、スノーシュー、雪遊び等の遊びの際には必ず“コーヒーセッ
ト”を持参します。特に寒い冬に外で飲む暖かいコーヒーは格別。暖かい飲み物をポットに入れ
てすぐ飲めるようにしておくのも重要ですが、少し時間に余裕があれば、ちょっと手間をかけ
たコーヒーはおすすめです。

寒い冬はパーコレーターがオススメ。

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アウトドアでの格別なコーヒー作りは必要なマシンがあれば誰でも簡単に作れます。必要なものは、コーヒー豆、コーヒーミル、水、カップ、バーナー、パーコレーター。持っていく荷物に余裕があるのであれば、パーコレーターがおすすめです。ドリップ式の方が美味しくできるのですが、気温が低い冬はドリップしている最中に冷えてしまい、熱々のコーヒーが飲めない可能性があるのです。私が愛用しているパーコレーターはChinook(チヌーク)の3Cupサイズで、小さくて持ち運びに便利でお値段も手頃なものでした。

パーコレーターとは1827年にフランスで考案され、西部開拓時代のアメリカで普及した 「循環式のコーヒー抽出器具」です。パーコレーターは火にかけながらコーヒーを抽出するので芳ばしい熱々のコーヒーが飲めるのです。その特徴は透明なつまみ部分でコーヒーの濃度を確認できる点で、ポコポコと音を立てながらどんどん濃くなっていく様子を見るのも楽しいです。

火にかけながらコーヒーを抽出するので、ドリップ方式に比べると圧倒的に美味しくないです。しかし!荒々しく芳ばしい熱々のコーヒーは、冷えた体に染み渡り、とても美味しく感じます。

Chinook(チヌーク)パーコレーターはこちら>>

とっても簡単なパーコレーター

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1.まずは適量のコーヒー豆をミルで挽きます。この時粒度は粗めで。粗くしないと飲むときにコーヒー豆がどんどんと口に入ります。豆の量はおよそ一人前18gですが、私は結構適当です。
2.パーコレーターに豆を入れ沸かします。
3.沸いてくるとポコポコと音をたて透明のツマミ部分に湯が昇ってきます。
4.少しずつ昇ってくる湯の色がコーヒー色になってきますので、色を確認しながら適度な色になったら火を止めカップにコーヒーを注ぎます。

この手順を見てわかるとおり、かなり大胆なコーヒーが出来上がります。このアバウトさとアグレッシブさがある意味、パーコレーターの良い所でしょうか。寒い中、美味しい冷えたコーヒーより、熱々のコーヒーの方が感動を覚えます。

ホッと一息。

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効率を求めるならば、サーモスのような保温力がある水筒に予めコーヒーを準備しておくだけでもOK。サーモスなどはかなり保温力が高いので熱いコーヒーを飲めます。私もサーモスは必ず持って行きます。さらに、豆も予め挽いて準備していけば、手間がかかりません。しかし、やはりオススメは現地で全ての準備をするという事で、挽いたコーヒー豆の匂いを嗅げるだけでも至福の時間を過ごせます。

少し手間をかけて冬のアウトドアでコーヒー。
みなさんもぜひお試しください!

Author Keita Mizushima

氏名:Keita Mizushima
所属:ALPHAICON
愛犬:ジャック・ラッセル・テリア
生年月日2014年11月25日♀
趣味:登山
 
 

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